ビジネス向けの Google Workspace の高度な機能をご希望ですか?
フォルダを共有すると共有相手は次のことを行えるようになります。
- 整理、追加、編集可: Google アカウントにログインすると、フォルダ内のファイルを開いたり、ファイルを編集、削除、移動したりできます。フォルダにファイルを追加することもできます。
- 閲覧のみ可: フォルダを表示して、フォルダ内のすべてのファイルを開けます。
フォルダの共有の詳細
- フォルダを共有、またはフォルダの権限を変更すると、新しい共有設定がフォルダ内のファイルやサブフォルダにも適用されます。後日フォルダに追加されたファイルには、ファイルに直接追加された権限だけでなく、フォルダからの権限も継承されます。
- 共有または共有を解除するフォルダに多数のファイルやサブフォルダがある場合は、すべての権限が変更されるまでに時間がかかることがあります。一度に多数の編集権限や閲覧権限を変更する場合も、変更が反映されるまでに時間がかかることがあります。
ヒント: その間に、新しい共同編集者にフォルダのアクセス権を付与するには、フォルダ内の深い階層にネストされたファイルの共有 URL を使用してください。
- 保存容量は、フォルダのオーナーではなく、ファイルをアップロードしたユーザーに対してカウントされます。
- 大規模なフォルダ構造を管理する場合は、子フォルダと親フォルダの権限が異なる場合があります。子フォルダに継承された権限は、親フォルダとは異なるようにオーバーライドできます。親フォルダから継承された権限を、子フォルダから削除することもできます。
共有相手を選択する
- Google ドライブに移動します。
- 共有するフォルダを選択します。
- 共有アイコン を選択します。
- 共有相手のメールアドレスまたは Google グループを入力します。仕事用や学校用のアカウントを使用している場合、受信者の候補から選択して共有できます。
- ヒント: 受信者の候補を表示しないようにするには、ドライブの設定 にアクセスし、[共有ダイアログに受信者の候補を表示する] チェックボックスをオフにします。
- フォルダに対する共有相手のロールを指定するには、[閲覧者]、[閲覧者(コメント可)]、[編集者] のいずれかを選択します。
- 利用条件を満たしている仕事用アカウントまたは学校用アカウントを使用している場合は、[有効期限を追加] をクリックして有効期限を追加します。
- ヒント: マイドライブで、閲覧者と閲覧者(コメント可)のロールに対してフォルダの有効期限を設定できます。
- 通知を送信するかどうかを選択します。
- アイテムを共有したことを共有相手に通知する場合は、[通知を送信する] の横にあるチェックボックスをオンにします。通知する場合、入力したすべてのメールアドレス宛てに通知メールが送信されます。共有相手に通知しない場合は、チェックボックスをオフにします。
- [送信] または [共有] を選択します。
ヒント: マイドライブから共有するアイテムの権限を更新するときに、共有相手がそのアイテムを含むフォルダに対する権限を持っていない場合は、次のいずれかを選択できます。
- そのアイテムを含むフォルダの権限を更新する
- アイテム自体の権限のみを更新する
ほとんどのユーザーは、共有やフォルダの管理を容易にするために、そのアイテムが含まれるフォルダの権限を更新しています。
Google グループと共有する
Google ドライブでは、特定のユーザーではなく、Google グループとフォルダを共有することができます。共有した場合は次のようになります。
- グループにメンバーを追加すると、追加されたメンバーは、グループに含まれるファイルとフォルダにアクセスできるようになります。
- グループからメンバーを削除すると、削除されたメンバーは、グループに含まれるファイルとフォルダにアクセスできなくなります。
Google グループとフォルダを共有するには:
- Google グループを作成します。
- グループにメンバーを追加します。
- フォルダをグループと共有します。
ヒント: フォルダが [共有アイテム] フォルダに表示されるようにするには、フォルダを招待状またはリンクから開く必要があります。
Chat スペースと共有する
Google ドライブでフォルダを Chat スペースと共有するには、共有するフォルダをその Chat スペースに直接追加するか、Google ドライブ フォルダへのリンクを共有します。
Google Chat でフォルダを Chat スペースと共有するには:
- パソコンで Google Chat にアクセスします。
- フォルダを共有する Chat スペースを選択します。
- 左下の統合メニュー アイコン ドライブ アイコン をクリックします。
- Chat スペースと共有するフォルダを選択します。
- [挿入] をクリックします。
Google ドライブのリンクからフォルダを共有するには:
- パソコンで Google ドライブにアクセスします。
- Chat スペースと共有するフォルダを右クリックします。
- [リンクを取得] [リンクをコピー] [完了] をクリックします。
- Google Chat に移動します。
- フォルダを共有する Chat スペースを選択します。
- コピーしたリンクをメッセージ欄に貼り付けます。
ヒント:
- フォルダを Chat スペースに送信すると、アクセス権を付与するように求められます。
- その Chat スペースにアクセス権を付与すると、そのスペースに後から参加したユーザーも共有フォルダにアクセスできるようになります。
- Chat スペースから退出したユーザーは、次の共有アクセス権がない場合、その Chat スペース内のフォルダにアクセスできなくなります。
- 個人としての共有アクセス権
- 別のグループのメンバーとしての共有アクセス権
- フォルダへのアクセス権を付与するには、共有するフォルダに対する編集権限が必要です。
ファイルに誰でもアクセスできるようにするか、アクセス権のあるユーザーのみに制限するかを決定できます。リンクを知っている全員にアクセスを許可した場合、フォルダにアクセスできるユーザーは制限されません。
- パソコンで Google ドライブにアクセスします。
- 共有するフォルダをクリックします。
- 共有アイコン をクリックします。
- [一般的なアクセス] で下矢印アイコン をクリックします。
- フォルダへのアクセスを許可するユーザーを選択します。
- ヒント: 仕事用または学校用の Google アカウントを使用している場合は、ファイルやフォルダをご自分の部署などの特定の対象に限定して共有できます。グループ名にカーソルを合わせると、それぞれの説明が表示されます。
- フォルダに対する共有相手のロールを指定するには、[閲覧者]、[閲覧者(コメント可)]、[編集者] のいずれかを選択します。
共有フォルダの共有権限を変更する
フォルダを共有すると、新しい共有設定がフォルダ内のファイルやサブフォルダにも適用されます。フォルダを共有する方法によっては、共有相手が内部のファイルにアクセスできるようになります。
- 編集者: 共有相手はフォルダ内のすべてのファイルを開くことができ、編集、削除、移動できます。フォルダにファイルを追加することもできます。
- 閲覧者(コメント可): 共有相手はフォルダ内のファイルへのコメントや提案はできますが、フォルダ内のアイテムの変更や他のユーザーとの共有はできません。
- 閲覧者: 共有相手はフォルダを表示して、フォルダ内のすべてのファイルを開けます。
フォルダを共有した後で、内部のファイルの共有方法を変更することもできます。
フォルダのオーナー権限を譲渡しても、内部のファイルは元のオーナーが所有したままになります。複数のフォルダのオーナーを変更する手順は次のとおりです。
- パソコンで drive.google.com を開きます。
- オーナーを変更するフォルダを選択します。
- 複数のフォルダを選択するには、Shift キーを押したまま複数のフォルダをクリックします。
- 右上の共有アイコン をクリックします。
- ユーザー名の右にある下矢印アイコン をクリックします。
- [オーナー権限を譲渡] をクリックします。
- [はい] をクリックします。
フォルダのオーナーを別のユーザーに変更した後でも、その新しいオーナーによってアクセス権限が変更されない限り、フォルダを編集できます。
誰かが共有フォルダからファイルを削除すると、そのファイルにアクセスできるのはオーナーのみになります。
共有フォルダから削除されたファイルを復元する手順は次のとおりです。
- パソコンで drive.google.com を開きます。
- 上部にある [ドライブを検索] をクリックします。
- ファイルの名前を入力します。
- 該当するファイルを右クリックします。
- マイドライブに追加するアイコン をクリックします。