アセットは、レスポンシブ ディスプレイ広告を目立たせ、広告による高い効果やパフォーマンスを得られるようにします。ここでは、各種アセットに関する推奨事項やヒントをご紹介します。
販促テキストと見出し
販促テキストと見出しは複数追加することができ、広告を最適化するため自動的にさまざまな組み合わせがテストされます。販促テキストが指定してある場合、広告クリエイティブの先頭行は販促テキストになります。見出しは汎用的な文言やブランディング重視のメッセージで問題ありませんが、販促テキストはタイムリーな内容にして、頻繁に更新することが重要です。訴求力の強い特典や独自性のある提案を組み込み、特に季節に応じた変更点やイベントベースのマーケティング キャンペーンはリアルタイムに反映するようにしましょう。このタイプのテキストを作成する際は、次の点を意識するようにします。
- 特典の内容は具体的に伝えましょう。たとえば「30% オフ」よりも「学用品全品 30% オフ」のほうが効果的です。
- 特典を過度に強調することは避けましょう。欧文の全大文字表記や句読点の乱用は、かえってユーザーの興味を削ぐ可能性があります。
- 繰り返しは避けましょう。販促テキストではブランド名を繰り返さないようにしてください。
- 効果的なメッセージの例: 新発売の情報、抽選で当たる特典、来店特典、期間限定セール
- 多くのユーザーは、価格関連の記述に敏感です。会社のスローガンよりも、セールや価格に関するプロモーションを表示したほうが効果が出ることが一般的です。
短い広告見出し: 利用可能な販促テキストがない場合に使用されます。半角 30 文字(全角 15 文字)以内の見出しを、最大 5 種類追加できます。設定のヒント
- 短い広告見出しの末尾に句読点は付けないようにします。
- 見出しと説明文とで同一の表現を使用しないようにします。
- ビジネスの名前を短い広告見出しとして使用しないようにします。
画像
画像の指定は必須です。使用できる画像の種類が豊富なほうが、広告の自動最適化が効果的に行われます。最大 15 枚のマーケティング画像と 5 個のロゴをアップロードできます。1 枚の画像をトリミングして横長のフォーマットとスクエアのフォーマットに使用することも、アスペクト比ごとに異なる画像を使用することもできます。
お手持ちの画像をアップロードするか、ウェブサイトの画像をスキャンするか、または無料ストックフォトの画像を選択してください。最近使用した画像から選択することも可能です。
- 横長: [アップロード] を選択した場合、横縦比 1.91:1 で、600×314 より大きい横長画像を使用する必要があります。最大ファイルサイズは 5 MB です。
- スクエア: [アップロード] を選択した場合、横縦比 1:1 で、300×300 より大きいスクエア画像を使用する必要があります。最大ファイルサイズは 5 MB です。
文字の使用は避ける: 文字の部分が画像全体の 20% を超えないようにしてください。注: 配信先の広告スペースに収まるようにするため、画像の上下がトリミングされる場合があります(各辺最大 5%)。
ロゴ
ロゴは省略可能ですが、視覚的な訴求力に直結するため、指定することをおすすめします。ロゴを指定する際のヒントを以下にいくつか挙げます。
- ロゴ内には著作権マークを使用することができます。
- 余白やパディングは、ロゴのサイズの 16 分の 1 にします。
- 小さな文字は避け、シンプルなデザインを心がけましょう。
- 最適なレンダリングのため、ロゴはスクエアと横長の両方のサイズでアップロードしましょう。
- ロゴを中央に配置する場合は、背景を透明にすることをおすすめします。
- ファイルサイズの上限は 5 MB です。
スクエア型ロゴに関する推奨事項:
- ロゴのアスペクト比は 1:1 にします。
- ソーシャル メディア用の高品質なブランドロゴ(1:1 サイズ)を使用しましょう。大多数の広告枠では、ロゴの横に会社名が表示されます。
- スクエアロゴ画像の推奨サイズは 1,200×1,200 です。
- [アップロード] を選択した場合、横縦比 1:1 で、128×128 より大きいスクエア画像をロゴとして使用する必要があります。
横長ロゴに関する推奨事項:
- ロゴのアスペクト比は 4:1 にします。
- 寸法は 512×128 以上にします。
- 推奨サイズは 1,200×300 です。
Merchant Center フィードのアセットに関する追加の推奨事項
単一商品クリエイティブで、スペースに余裕がある場合は、広告内に説明文も表示されます。そのため、Merchant Center フィードのテキストに関する以下の追加の推奨事項を確認することをおすすめします。
- テキストが 4 行を超えると表示が省略されることが多いため、商品に関する重要な情報は先頭に置きましょう。
- ストーリーを伝えること、ブランド イメージに沿った表現を使うこと、タイトルには含まれない商品の重要な特長に言及することを意識しましょう。
- SEO 重視の語句、キーワードの列挙、つなぎの文言(「高品質」「欠かせない一品」「優れたサービス」など)で説明文を始めることは避けましょう。