ディープリンク バリデータについて

ディープリンク バリデータは、Android アプリ全体、あるいはアプリ内の特定のアプリリンクまたはカスタム スキームについて、ディープリンクを検証できるツールです。検証結果や設定ミスの修正方法が詳しいレポートに表示され、レポートは送信したりダウンロードしたりすることも可能です。ディープリンクの詳細

注: 以下の手順は、Google 広告のユーザー エクスペリエンスの新しいデザインのものです。以前のデザインを使用するには、[デザイン] アイコンをクリックして [以前のデザインを使用する] を選択してください。Google 広告の以前のバージョンを現在もご使用の場合は、機能早見表を確認するか、Google 広告の上部にあるナビゲーション パネルの検索バーを使って、お探しのページを検索してください。

ディープリンク バリデータにアクセスする

ディープリンク バリデータにアクセスする方法を示すアニメーション。

  1. Google 広告の管理画面でツールアイコン ツールアイコン をクリックします。
  2. セクション メニューで [プランニング] プルダウンをクリックします。
  3. [アプリ広告ハブ] をクリックします。
  4. メニューで [ディープリンク バリデータ] を選択します。

ディープリンク バリデータの使用方法

ディープリンクには、ユーザー エクスペリエンスの改善、ユーザー維持率の向上、エンゲージメント促進、アプリへのトラフィック増進などの効果があり、広告主様にもユーザーにも大きな価値をもたらします。

ディープリンク バリデータの用途:

  • モバイルアプリ全体または特定のリンクを検証する
  • リンクを正しく機能させるために必要な修正を把握する
  • 資料化や組織内の関係者との共有に便利なレポートをダウンロードまたは送信する
  • アプリやウェブサイトに必要な変更を加える

アプリ全体または特定のリンクを検証する

ツールでアプリ全体を検証すると、マニフェスト ファイルに含まれるすべてのリンクについてのレポートと、各リンクが正しく設定されているかどうかの診断結果が得られます。また、個別のリンクが正しく機能しているかどうか検証することも可能です。


アプリの検証 - Android

アプリのすべてのディープリンクを検証する手順は次のとおりです。

  1. プルダウン メニューから [Android] を選択します。
  2. アプリ選択ツールで目的のアプリを選びます。
  3. プルダウン メニューから、[すべてのディープリンクを検証する] を選択します。
  4. [検証] をクリックします。

アプリのすべてのディープリンクが取得され、それぞれ必要な検証を受けます。

総合レポートとダウンロード機能

機能していないリンクの数と、検証されたアプリのバージョンが表示されます。また、ダウンロード ボタンからレポートをダウンロードしたり、組織内の関係者に送付したりすることも可能です。

詳細なアプリ検証結果の表

: リンクがすべて有効な場合、有効だったリンクの一覧が表示されます。

検証が完了すると、検証結果の表にタブが最大 3 つ表示されます。

[ウェブサイトの検証で不合格だったドメイン] タブ:

ウェブサイトの検証で不合格だったドメインを示すアニメーション。

  • ドメインについての情報が表示されるタブです(1 つのドメインが複数のアプリと関連付けられている場合や、その逆の場合があります)。
  • 表には、ウェブサイトの検証で不合格だったドメインの一覧と、各ドメインで基準を満たさなかったウェブサイトの検証項目の数が表示されます。
  • [詳細を表示] をクリックすると、そのドメインに対して実行された検証の一覧とその成否、不合格だった検証項目の解決方法を確認できます。
  • [詳細を表示] ページで [ドメインに該当するアプリリンク] をクリックすると、そのドメインに関連付けられているリンクをすべて確認できます。

注: アプリの中にウェブサイトの検証が不合格だったドメインが 1 つでも含まれていると、そのアプリのアプリリンクはすべて正しく動作しません。該当リンクをユーザーがクリックした場合もアプリの起動は可能ですが、ユーザーに表示されるのは、そのリンクを開くためのアプリを選べるダイアログになります。

[アプリの検証で不合格だったリンク] タブ:

アプリの検証で不合格だったリンクを示すアニメーション。

  • 表には、リンクごとのアプリの検証が不合格だったリンクの一覧と、実施された検証の種類(アプリリンクとしての検証またはカスタム URL スキームとしての検証)、不合格だった項目の数が表示されます。
  • [詳細を表示] をクリックすると、実行された検証の一覧とその成否、不合格だった項目の解決方法を確認できます。
カスタム URL スキームの検証以外のリンク検証では、異なる構成が必要となります。

[有効なリンク] タブ:

有効なリンクを示すアニメーション。

  • 表には、リンクごとのアプリの検証で不合格だったリンクの一覧と、実施された検証の種類(アプリリンクとしての検証またはカスタム URL スキームとしての検証)が表示されます。
  • [リンクレポートを表示] をクリックすると、そのディープリンクからアクセスできるアプリ内のランディング ページのプレビュー(可能な場合)および QR コードと、そのリンクに対して実行された他の関連する検証の一覧を確認できます。

フィルタ処理

データの優先度を判断しやすいよう、表のドメインやリンクは、不合格だった検証項目の数や種類でフィルタできる仕組みになっています。


アプリの検証 - iOS

アプリのすべてのディープリンクを検証する手順は次のとおりです。

  1. プルダウン メニューから [iOS] を選択します。
  2. アプリ選択ツールで目的のアプリを選びます。
  3. プルダウン メニューから、[すべてのディープリンクを検証する] を選択します。
  4. [アプリのドメインを追加] をクリックします。

アプリ内のすべてのディープリンクを検証すると、ダイアログが開きます。ダイアログで以下を選択します。

  1. 一致する Android アプリ: iOS アプリに対応する Android アプリを選択します。
  2. 独自のドメインを追加: 検証するドメインを選択します。
  3. [適用] をクリックして検証します。

バリデータは、Android アプリで検出されたすべてのドメインと入力したドメインを取得し、関連するチェックを実行します。

詳細なアプリ検証結果の表

[アプリの検証] 画面を示す画像。

検証が完了すると、検証表に最大 3 つのタブが表示されます。

  1. [ウェブサイトの検証で不合格だったドメイン] タブ:
    1. この表には、ウェブサイトの 1 つ以上の検証で不合格だったドメインのリストと、各ドメインで不合格だったウェブサイト検証の数が表示されます。
    2. [詳細を表示] を選択すると、ドメインで実行されたすべての検証、合格した検証、失敗した検証、失敗した各検証の修正候補が表示されます。
  2. [ウェブサイトの検証に合格したドメイン] タブ:
    1. 表には、ウェブサイトの検証に合格したリンクのリストが表示され、各ドメインの [詳細を表示] を選択できます。[詳細を表示] で [アプリの検証] をクリックし、QR コードをスキャンして、ディープリンクがアプリで正しくセットアップされていることを確認します。
  3. [更新が推奨されるドメイン] タブ:
    1. 表には、更新が推奨されるリンクの一覧が表示されます。これらの更新は、Apple のデベロッパー ガイドラインに基づいて推奨されています。ドメインごとに [詳細を表示] を選択できます。[詳細を表示] で [アプリの検証] をクリックし、QR コードをスキャンして、ディープリンクがアプリで正しくセットアップされていることを確認します。

特定のリンクの検証

[特定のリンクの検証] 画面を示す画像。

特定のリンクを検証する手順は次のとおりです。

  1. プルダウン メニューから [Android] または [iOS] を選択します。
  2. アプリ選択ツールで目的のアプリを選びます。
  3. プルダウン メニューから、[任意のディープリンクを検証する] を選択します。
  4. 検証するリンクを入力します。
  5. [検証] をクリックします。

[検証] をクリックすると、リンクの関連検証が実行されます。

検証結果 - Android

[検証結果] 画面を示す画像。

検証が完了すると、リンクに対して実行された検証の種類、検証の合格と不合格の件数、実施された検証の種類(アプリリンクとしての検証またはカスタム URL スキームとしての検証)、検証されたアプリのバージョンが表示されます。なお、カスタム URL スキームの検証以外のリンク検証では、異なる構成が必要となる点にご注意ください。

また、ダウンロード ボタンからレポートをダウンロードしたり、組織内の関係者に送付したりすることも可能です。

ディープリンクの構成が正しくない場合、実行されたアプリおよびウェブサイトの検証の一覧および成否、不合格だった項目の解決方法が表示されます。

検証したリンクが有効だった場合、そのディープリンクからアクセスできるアプリ内のランディング ページのプレビュー(可能な場合)および QR コードと、そのリンクに対して実行された他の関連する検証の一覧を確認できます。ただし、アプリへのアクセスが制限されている場合(ログインが必要な場合や、特定の地域からアクセスする必要がある場合など)は特に、ディープリンクのプレビューにアプリのコンテンツが正確に反映されない場合があります。そのため、ご自身のデバイスでディープリンクをテストする際には、QR コードを使用してください。

検証結果 - iOS

検証後、次のいずれかのメッセージが届きます。

  • 「このディープリンクはすべてのウェブサイト チェックに合格しましたが、さらにアプリチェックが必要です。」
  • 「このディープリンクは機能しません。」

最初のメッセージを受信したら、アプリのインストールに進み、QR コードをスキャンして、アプリで正しいページが開くことを確認します。この手順により、ディープリンクがアプリで正しくセットアップされていることを確認できます。

2 番目のメッセージが表示された場合は、見つかったエラーと修正方法を確認します。

注: iOS の場合、カスタム スキームは検証できません。検証が必要なディープリンクは「http」または「https」で始まります。

Google で検証できるのは、iOS アプリのウェブサイト検証のみです。検証済みのディープリンクが機能するためには、アプリが正しく構成されていることが不可欠です。


Web to App Connect

Google 広告の Web to App Connect インターフェースを使用して、ディープリンクとアプリ コンバージョン トラッキングをセットアップできます。両方のセットアップが完了すると、ウェブからアプリにシームレスに移動するユーザー エクスペリエンスを提供することができ、アプリ内のページに誘導する広告クリックのコンバージョン率は、モバイルサイトに誘導する場合のコンバージョン率と比較して平均で 2 倍高くなります。

この優れたエクスペリエンスにより、ユーザーは商品の購入、配信登録、カートへの商品の追加など、目的の操作をより簡単に完了することができます。さらに、Web to App Connect インターフェースでは、こうしたアプリ内コンバージョン アクションをトラッキングし、キャンペーンのパフォーマンスを高める方法についての最適化案を取得できます。

Web to App Connect を利用するには、以下の 3 つの手順を行います。

  1. Google 広告の管理画面ツールアイコン ツールアイコン をクリックします。
  2. セクション メニューで [プランニング] プルダウンをクリックします。
  3. [アプリ広告ハブ] をクリックします。Web to App Connect インターフェースが表示されます。

Web to App Connect インターフェースを使ってコンバージョンを増やす方法の詳細


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