拡張コンバージョンは、より正確なコンバージョン測定を可能にする機能です。この機能は既存のコンバージョン タグを補完するもので、自社のウェブサイトで取得したファースト パーティのコンバージョン データをハッシュ化し、プライバシーに配慮した方法で送信します。
Google では、拡張コンバージョンによるレポートへの影響について理解を深めていただけるよう一連の更新を行いました。拡張コンバージョンを設定することで Google 広告の [コンバージョンの概要] ページに与える新しい影響を確認できるようになりました。
この記事では、拡張コンバージョンを使用するメリットの一部をご紹介します。まだ拡張コンバージョン(ウェブ向け)を設定されていない場合は、Google タグ マネージャーを使って手動で設定するか、Google タグを使って手動で設定できます。
拡張コンバージョンの設定後に表示される内容
新しいステータス(コンバージョンの [ステータス] 列に表示)
拡張コンバージョンを設定してから数日後、[ステータス] 列に「記録しています(拡張コンバージョンの処理中)」と表示されます。これは、拡張コンバージョン データは現在処理中で、データがコンバージョン アクションに統合されると通知されることを示しています。
現在、拡張コンバージョンが学習を完了して効果をレポートで確認できるようになるまでに、最長で 30 日かかります。その間、コンバージョン トラッキングは通常どおり動作し、学習が完了すると拡張コンバージョン データがレポートに含まれるようになります。
拡張コンバージョンの影響を記載したカード
拡張コンバージョンに関する学習期間が終わると、レポートに追加され、そのコンバージョン アクションのコンバージョンの [ステータス] 列に [記録しています(拡張コンバージョンの処理中)] と表示されます。これで、コンバージョン アクションのレポートで拡張コンバージョン データが使用されるようになります。ステータスにカーソルを合わせると、拡張コンバージョンがレポートに追加され始めた日付と、このコンバージョン アクションで報告されたコンバージョンに与える影響(キャンペーンの種類と、レポートされたコンバージョンの割合)が表示されます。
このカードは、レポートでコンバージョンの影響を確認できるようになってから 30 日間のみ表示されます。その後、ステータスは [コンバージョンを記録中] に戻ります。ステータスにカーソルを合わせると、拡張コンバージョンが記録されていることを示すカードが表示されますが、その影響は表示されなくなります。