この記事では、レスポンシブ検索広告のスプレッドシート テンプレートを使って、既存のビジネスデータのテキスト広告カスタマイザをレスポンシブ検索広告カスタマイザに変換する方法について説明します。
手順
1. 属性を作成する
テキスト広告とは異なり、テキスト広告向けのカスタマイザがすでに存在する場合でも、まずカスタマイザを作成する(広告属性を定義する)必要があります。属性は、個別に追加することも、スプレッドシートを利用して一括でアップロードすることもできます。
属性を個別に作成する
- Google 広告の管理画面でツールアイコン をクリックします。
- [ビジネスデータ] をクリックします。
- [広告カスタマイザ属性] をクリックします。
- プラスボタン をクリックします。
- 広告属性を定義します。
スプレッドシートから属性を作成する
- サンプル テンプレート をダウンロードして、使用する形式を確認します。
- 属性名、データの種類、アカウントの値を列 A~C に追加します。
- 属性を作成します。
- [属性] 列に属性名を入力します。
- 属性で使用される文字形式を [データの種類] 列に入力します。
- [アカウントの値] 列に、属性で表示される値を入力します。
- 注: 属性の行はカスタマイザの値の行より前に配置し、テンプレートの A~C 列の 8~12 行目を空白のままにします。作成できる広告カスタマイザの属性の数は最大 40 個です。
- 属性を作成します。
2. サポートされていないテキスト広告のターゲティング属性と値を削除する
テキスト広告カスタマイザの既存のスプレッドシートには、レスポンシブ検索広告で使用できない属性が含まれている可能性があります。レスポンシブ検索広告カスタマイザのビジネスデータで現在サポートされていないテキスト広告の属性:
- Target location
- Target location restriction
- Device preferences
- Scheduling
- StartTime
- EndTime
- Daypart
- MobilePreferred
- Countdown within the business data
3. ターゲティング属性の列見出しから「Target」を削除する
テキスト広告カスタマイザの既存のスプレッドシートには、ターゲティング属性の列見出しに「Target」が含まれています。レスポンシブ検索広告でもスプレッドシートを利用できるようにするには、列見出しから「Target」という単語を削除します。
- Target campaign -> Campaign
- Target ad group -> Ad Group
- Target keyword -> Keyword
4. カスタム属性のカスタマイザ列の名前を変更する
テキスト広告カスタマイザの既存のスプレッドシートには、カスタム属性の列見出しが含まれています。これらの見出しは、Customizer:_____ という形式にする必要があります。
- 「Customizer:」を追加します。
- 「(data type)」を削除します。
5. 更新したファイルをアップロードする
更新したファイルを Google 広告アカウントにアップロードします。
- Google 広告の管理画面で [ツール] アイコン をクリックします。
- セクション メニューの [一括操作] プルダウンをクリックします。
- [アップロード] をクリックします。
- プラスボタン をクリックします。
- ファイルのアップロード元を選択します。
- 保存する前に広告の変更内容を表示するには、[プレビュー] を選択します。
- [適用] をクリックします。