P-MAX キャンペーンのアセット グループ内で、P-MAX キャンペーン広告で配信する商品を指定できます。リスティング グループは、キャンペーンのアセット グループの一部です。商品セットのリスティングで構成されます。
リスティング グループの仕組み
リスティング グループでは、Merchant Center で割り当てられている属性に基づいてリスティングが整理され、どのリスティングをキャンペーンに含めるかを管理できます。リスティング グループは、キャンペーンのアセット グループの一部です。
リスティング グループを単価設定とレポートに使用する
- 単価設定: P-MAX キャンペーンの単価設定は Google AI によって行われます。入札単価は、キャンペーンに選択した広告掲載の目標に基づいて設定されます。
- レポート: P-MAX キャンペーンの場合、「リスティング グループ」タブと「キャンペーン」タブでは、レポート指標が異なることがあります。これは、[リスティング グループ] タブで作成できるのが、商品単位のデータのレポートのみであるためです。
- たとえば、個別の広告スロットで広告に多数の商品が表示される場合は、商品ごとにインプレッションが収集されます。しかし、キャンペーン、アセット グループ、広告では、1 つの広告のみが表示されていたと認識され、1 回のインプレッションとしてカウントされます。
リスティング グループで最終ページ URL の拡張機能を使用する
Merchant Center フィードが追加されている P-MAX キャンペーンでは、キャンペーンで指定された URL（最終ページ URL）か、追加されている Google Merchant Center のキャンペーンのリスティング グループに含まれる商品ページに対して広告が配信される場合があります。
- 最終ページ URL の拡張機能が有効になっている場合: 広告は、P-MAX キャンペーンのリスティング グループに含まれている Google Merchant Center の商品 URL に加えて、指定された最終ページ URL ドメインの追加 URL に配信される場合があります。
- 最終ページ URL の拡張機能が無効になっている場合: 広告は、P-MAX キャンペーンのリスティング グループに含まれている Google Merchant Center の商品 URL と、最終ページ URL にのみ配信されます。
注: 最終ページ URL の拡張機能は、キャンペーン単位でのみ有効または無効にできます。
リスティング グループの区分に使用できる属性
リスティング グループは、Merchant Center の商品データに指定した次の属性で定義されます。
- Google 商品カテゴリ: Google の商品分類に基づく属性（カテゴリ文字列の例: ファッション、アクセサリー > ファッション > ドレス）。商品データの「>」の文字は商品カテゴリの階層を定義しますが、これはリスティング グループの区分に使用できます。カテゴリを送信しない場合は、Google で割り当てることがあります。送信されたカテゴリを Google がさらに絞り込むこともあります（商品によっては分類が不適切になってしまう場合もあります）。米国、英国、オーストラリア、ドイツ、フランス、日本、イタリア、オランダ、ブラジル、ノルウェー、スウェーデン、トルコを対象国としている場合のみ、カテゴリによる分類が可能です。Google 商品カテゴリの詳細
- ブランド: 商品のメーカーの名前（例: Google）。ブランドは、商品パッケージの前面またはラベルの中で明確に表示されている必要があります。商品のブランド名の詳細
- 商品アイテム ID: 各商品の識別子（ID）。商品 ID の詳細
- 状態: 商品の状態（新品、中古品、再生品）。状態の詳細
- 商品カテゴリ: カテゴリに基づいて割り当てられる属性（商品カテゴリの例: 住まい、園芸 > キッチン、ダイニング > 台所用電化製品 > 冷蔵庫）。商品データの「>」の文字は、商品カテゴリの階層を定義しますが、これは商品グループの区分に使用できます。商品カテゴリは 5 回まで分割可能です。商品カテゴリの詳細
- チャネル: 商品の販売場所。実店舗の場合は「ローカル」、e コマース ショップの場合は「オンライン」とします。ローカル在庫の詳細
- カスタムラベル: 商品データにカスタムラベル（例: 季節限定、ベストセラー）を最大 5 つ作成できます。カスタムラベルの詳細
P-MAX キャンペーンの各アセット グループには、最大 1,000 個のリスティング グループを含めることができます。
手順
注: 以下の手順は、Google 広告のユーザー エクスペリエンスの新しいデザインのものです。以前のデザインを使用するには、[デザイン] アイコンをクリックして [以前のデザインを使用する] を選択してください。Google 広告の以前のバージョンを現在もご使用の場合は、機能早見表を確認するか、Google 広告の上部にあるナビゲーション パネルの検索バーを使って、お探しのページを検索してください。
- Google 広告の管理画面で、キャンペーン アイコン
をクリックします。
- セクション メニューで [キャンペーン] プルダウンをクリックします。
- 編集する P-MAX キャンペーンを選択します。
- [アセット グループ] をクリックします。
- ページメニューの [リスティング グループ] をクリックして、リスティング グループのページを開きます。
- 区分するリスティング グループを見つけて、[すべての商品] の横にある鉛筆アイコン
をクリックします。
- [「<リスティング グループ名>」をさらに分割] の横にあるプルダウン メニューから商品属性を選択し、新しいリスティング グループを定義します。
- リスティング グループを区分するための属性を選択すると、使用可能な区分がリスト表示されます。リスティング グループに追加する区分のチェックボックスをオンにします。右側のリストに、選択したカテゴリと、選択したカテゴリのリスティングの総数が表示されます。
- たとえば、プランターを販売している場合「カテゴリ」を選択すると、「室内」、「室外」、「装飾用」の区分が表示される可能性があります。
- リスティング グループの区分を確定するには [保存] をクリックします。
をクリックします。
をクリックします。ヒント: 複数の属性を使用してリスティング グループを定義する場合は、まず現在の区分を作成してから、上記の手順を繰り返します。
- Google 広告の管理画面で、キャンペーン アイコン
- セクション メニューで [キャンペーン] プルダウンをクリックします。
- 編集する P-MAX キャンペーンを選択します。
- [アセット グループ] をクリックします。
- ページメニューの [リスティング グループ] をクリックして、リスティング グループのページを開きます。
- 変更を加えるリスティング グループを見つけます。
- 編集するには: 鉛筆アイコン
- 削除するには: 鉛筆アイコン
- 除外するには: リスティング グループまたは区分の名前の横にある緑色の丸をクリックし、[除外] を選択します。
- 編集するには: 鉛筆アイコン
広告グループのリスティング グループ ページでは、上部に表示される切り替えボタンを使用して、リスティング グループの表示方法を切り替えることができます。
を選択すると、リスティング グループが階層表示されます。広告グループ内で新しい区分を追加したり、既存の区分を削除したりするときは、この表示方法を使用します。
を選択すると、すべてのリスティング グループがリスト表示されます。リスティング グループを列で並べ替える場合や、各リスティング グループの掲載結果の概要を把握したい場合に便利な表示方法です。この画面では、区分を作成することはできません。リスティング グループを選択してから表示方法を切り替えても、選択されたリスティング グループはそのまま維持されます。
リスティング グループにフィルタを適用すると、クリック数、コンバージョン数、平均クリック単価など、最も知りたいデータを絞り込むことができます。作成したフィルタは、手軽に再利用できるよう保存しておくことも可能です。
- Google 広告の管理画面で、キャンペーン アイコン
- セクション メニューで [キャンペーン] プルダウンをクリックします。
- 編集する P-MAX キャンペーンを選択します。
- [アセット グループ] をクリックします。
- ページメニューの [リスティング グループ] をクリックして、リスティング グループのページを開きます。
- リスティング グループの表の上部にあるフィルタ アイコン
をクリックします。
- フィルタの条件を選択します。表が自動的に更新され、フィルタ条件に一致するデータが表示されます。
- 1 つのフィルタに複数の条件を設定できます。その場合、条件を追加した後でフィルタ セクション内をクリックし、新しい条件を追加します。条件を削除するには、条件の横にある [×] をクリックします。
- 作成したフィルタを保存し、後で使用できるようにするには、保存ボタン
をクリックして、フィルタの名前を入力します。この後、フィルタ条件を選択するとき、保存したフィルタが選択肢として表示されます。
- リスティング グループの表に適用したフィルタを解除するには、フィルタ セクションにある [×] をクリックします。
をクリックします。
をクリックして、フィルタの名前を入力します。この後、フィルタ条件を選択するとき、保存したフィルタが選択肢として表示されます。