動画キャンペーンを使用すると、YouTube、Google TV、および Google 動画パートナーを通してターゲット ユーザー層にリーチし、エンゲージメントを促進できます。動画キャンペーンの作成時には、キャンペーンの目標、サブタイプ、広告フォーマットを自由に選択でき、さまざまなアプローチで自社の商品やサービスをユーザーにアピールし、行動へと促すことが可能です。 |
学習する内容
動画キャンペーンを成功させるためには、目標に合った適切なターゲティング、入札方法、予算、そして広告が必要です。この記事では、動画キャンペーンの作成プロセスをご案内します。
キャンペーンを作成しながら最適化
キャンペーンを作成しているときに、設定内容に応じて通知が表示されることがあります。これらの通知では、パフォーマンスの低下につながる問題や、キャンペーンの公開を妨げる重大な問題などについての警告が表示されます。
キャンペーンの作成中に表示されるキャンペーン作成ナビゲーション メニューでは、作成に関する全体的な進捗状況を把握したり、対応が必要な項目について確認したりすることができます。ナビゲーション メニューでステップ間を移動しながら、容易にターゲティング、入札単価、予算などのキャンペーン設定を確認し、問題を解決できます。詳しくは、効果的なキャンペーンを設定する方法をご覧ください。
手順
この動画は、Google 広告の第三者ビデオ コントリビューターによって送信されています。この動画で宣伝されている商品やサービスは、Google が推奨するものではありません。このプログラムの詳細については、こちらをクリックしてください。
ご希望の言語の字幕を表示するには、YouTube の字幕をオンにしてください。動画プレーヤーの下部にある [設定] アイコン で [字幕] を選択し、言語を選択します。
ステップ 1/5: 目標を選択する
Google 広告アカウントで動画キャンペーンを作成する際は、キャンペーンの目標として「販売促進」、「見込み顧客の獲得」、「ウェブサイトのトラフィック」、「ブランド認知度と比較検討」のいずれかを選びます。
目標は、キャンペーンを通して達成したい成果に合わせて選びましょう。たとえば自社ウェブサイトへのアクセスを増やしたい場合は「ウェブサイトのトラフィック」を選択します。詳しくは、動画キャンペーンの目標についてをご覧ください。
指定した目標に応じて、選択できるキャンペーン サブタイプも変化します。目標達成に向けたキャンペーンの最適化で使用できる広告フォーマットは、キャンペーンのサブタイプによって決まります。たとえば、ユーザーをウェブサイトに誘導し、商品を購入するよう促すことが総合的な目標であれば、キャンペーン サブタイプには「コンバージョンの促進」を選択します。
注: 「商品やブランドの比較検討」キャンペーン目標は、「ブランド認知度とリーチ」と統合されました。両方の目標に含まれていたキャンペーン サブタイプは、同じものをすべて「ブランド認知度と比較検討」で確認できます。この統合により、広告主様の目標選択のプロセスがシンプルになり、すべてのブランド キャンペーンのサブタイプを一元管理できるようになります。
この記事では、YouTube CPM マストヘッド キャンペーンについては取り上げません。YouTube CPM マストヘッド キャンペーンは、Google 担当者のサポートを受けて Google 広告で直接開始できます。詳しくは、YouTube CPM マストヘッド キャンペーンを作成する方法をご覧ください。
キャンペーン目標 | アカウントのコンバージョン設定が必要か? | キャンペーンのサブタイプとサブのサブタイプ | 使用可能な広告フォーマット | 利用可能な入札戦略 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
スキップ可能なインストリーム | インフィード |
スキップ不可のインストリーム |
バンパー | アウトストリーム | ||||
販売促進、見込み顧客の獲得、ウェブサイトのトラフィック | ○ | コンバージョンの促進 |
コンバージョン数の最大化または目標アクション単価 *「目標広告費用対効果」と「コンバージョン値の最大化」は、十分なコンバージョンを獲得すると利用できるようになります |
|||||
ブランド認知度と比較検討 | × | 視聴回数を増やす | 上限広告視聴単価 | |||||
広告シーケンス | 上限広告視聴単価または目標インプレッション単価 | |||||||
アウトストリーム(許可リストあり) | 視認範囲のインプレッション単価 | |||||||
動画のリーチ - 効率的なリーチ | 目標インプレッション単価 | |||||||
動画のリーチ - スキップ不可のインストリーム | 目標インプレッション単価 | |||||||
動画のリーチ - フリークエンシー目標設定 | 目標インプレッション単価 | |||||||
YouTube のエンゲージメント | コンバージョン数の最大化または目標アクション単価 |
スキップ可能なインストリーム | インフィード | スキップ不可のインストリーム | バンパー | アウトストリーム |
---|---|---|---|---|
3 分未満の動画 | 動画の長さの上限なし | 最大 15~20 秒 | 最大 6 秒 | 動画の長さの上限なし |
視聴回数のレポートあり | 視聴回数のレポートあり | 有償動画広告の視聴回数のレポートなし | 有償動画広告の視聴回数のレポートなし | 視聴回数のレポートあり |
新しいキャンペーンを作成し、目標を設定する
- Google 広告の管理画面で、[キャンペーン] アイコン をクリックします。
- セクション メニューで [キャンペーン] プルダウンをクリックします。
- [キャンペーン] をクリックします。
- プラスアイコン をクリックし、[新しいキャンペーンを作成] を選択します。
- キャンペーン目標([販売促進]、[見込み顧客の獲得]、[ウェブサイトのトラフィック]、または [認知度と比較検討])を選択します。
- 指定した目標に応じて、選択できるキャンペーン サブタイプも変化します。
- キャンペーンの目標を決めていない場合は、[目標を指定せずにキャンペーンを作成する] を選択します。
- [キャンペーン タイプを選択してください] で [動画] を選択します。
- [キャンペーンのサブタイプの選択] でキャンペーンのサブタイプを選択します。各サブタイプの特性は次のとおりです。広告掲載の目標に合ったものを選びましょう。
- コンバージョンの促進: 行動の促進を重視した広告とターゲティングで、商品の販売や見込み顧客の獲得を促進します。
- 動画リーチ キャンペーン: ご指定の予算で最大限のリーチを実現します。このキャンペーンのサブタイプでは、バンパー広告、スキップ可能なインストリーム広告、または「効率的なリーチ」と呼ばれる両方のフォーマットの任意の組み合わせを使用してより多くのユニーク ユーザーにリーチすること、またはスキップ不可のインストリームを使用してリーチしたユーザーにメッセージを最後まで伝えることを目標として選択できます。
- 効率的なリーチ、スキップ不可のインストリーム、マストヘッドのキャンペーンでは、広告の購入方法として [オークション] または [純広告] を選択できます。
- 視聴回数を増やす: 商品を検討してもらえるよう、広告で働きかけます。
- アウトストリーム: スマートフォンやタブレットに特化した広告を表示します。
- 広告シーケンス: 複数の広告を決まった順序で表示して、ストーリーを伝えます。
- ショッピング: 商品を宣伝し、サイトでの買い物を促進します。
- YouTube のエンゲージメント: 価値の高いユーザー行動を促進する動画広告を使って、YouTube の登録者数とユーザー行動を増やしましょう。
- [続行] をクリックします。
ステップ 2/5: 予算を効率的に利用する
広告の表示頻度や表示形態(どれくらい目立つ場所に表示できるか)は、予算によって左右されます。
そして、予算の使い方は入札戦略によって決まります。入札の対象、つまり何を主目的として費用を投入するかは、「広告を見てもらうこと」「広告をクリックしてもらうこと」「サイトでコンバージョンを達成してもらうこと」から選択できます。詳しくは、キャンペーンの予算および入札関連の設定に関する記事をご確認ください。
入札戦略と予算を設定する
CPV(広告視聴単価) | CPM(1,000 インプレッションあたりの費用) | vCPM(視認範囲のインプレッション単価) | 目標コンバージョン単価 | 目標広告費用対効果 | コンバージョン数の最大化 | コンバージョン値の最大化 | クリック単価制での個別単価設定 | 拡張クリック単価(eCPC) | クリック数の最大化 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
動画で利用可能か | はい | はい | はい | はい | はい | はい | はい | いいえ | いいえ | いいえ |
コンバージョンが必要か? | いいえ | いいえ | いいえ | はい | はい | はい | はい | いいえ | いいえ | いいえ |
手動か自動か? | 手動 | 手動 | 手動 | 自動 | 自動 | 自動 | 自動 | 手動 | 自動 | 自動 |
請求方法 | ビューあたり | インプレッション 1,000 回あたり | 視認範囲のインプレッション 1,000 回あたり | インプレッション 1,000 回あたり | インプレッション 1,000 回あたり | インプレッション 1,000 回あたり | インプレッション 1,000 回あたり | 1 クリックあたり | 1 クリックあたり | 1 クリックあたり |
最適化の対象 | 該当なし - 手動 | 該当なし - 手動 | 該当なし - 手動 | 目標とするコンバージョン数 | 広告費用対効果 | コンバージョン数 | コンバージョン値 | 該当なし - 手動 | クリック数 | クリック数 |
- 入札戦略を選びます。入札戦略とは、入札単価を自動最適化する際の方針を指定するもので、広告掲載の目的に応じて選択します。
視聴回数を獲得する(CPV)、インプレッションを獲得する(CPM)、設定した目標コンバージョン単価でできるだけ多くコンバージョンを獲得する(CPA)、予算内でできるだけ多くコンバージョンを獲得するなど、それぞれの目標に応じた入札戦略があります。
- 予算を入力します。[キャンペーンの合計予算額](キャンペーン期間全体の総額予算を指定する設定)または、[1 日の予算](平均日額予算を指定する設定)のいずれかを選択できます。
キャンペーンの合計予算額
Google 広告 は、トラフィックが増加または減少する曜日を考慮しながら、合計予算をキャンペーンの期間全体でなるべく均等に配分することで、掲載結果を最適化します。ご指定の予算が請求額の上限となるため、結果として予算を上回る量の広告配信(視聴回数、表示回数)が発生しても、予算以上の金額は請求されません。
1 日の予算
クリックやコンバージョンが期待できる日には掲載ペースが上がって費用が増えることもありますが、1 か月のお支払い金額は、Google 広告で設定した予算内に収まるよう自動的に調整されます。
- キャンペーンの開始日と終了日を設定します。これは、キャンペーンの合計予算額を使用する場合は必須の設定です。
キャンペーンの予算が完全に使い切られている(1 日の予算であれば 1 日ごとの上限額、キャンペーンの合計予算であれば 1 日あたりの平均予算額まで掲載が行われている)場合は、予算を引き上げて成果を拡大することも検討しましょう。予算が使い切られていない場合は、ターゲティングや入札の設定、広告の内容を調整して、パフォーマンスの向上を図ります。
ステップ 3/5: ブランドやビジネスを検索しているユーザーにリーチする
キャンペーンのターゲット設定を調整することにより、特定の条件(所在地域、使用言語、関心内容)に合致するユーザーに絞って広告を表示できます。また、デリケートなコンテンツとともに広告が表示されるのを避けるため、コンテンツの除外を指定することも可能です。詳しくは、動画キャンペーンのターゲティングについてをご覧ください。
キャンペーンのターゲティングを設定する
- 広告を掲載するネットワークを選択します。ネットワークとは広告の掲載先のことで、下記はその一例です。
ディスプレイ ネットワークの動画パートナー
「Google 動画パートナー」とも呼ばれます。ディスプレイ ネットワークに参加しているサイトやアプリに広告が表示されます。YouTube 以外にもリーチを拡大できるため、この設定はオンにしておくことをおすすめします。
YouTube
YouTube では、検索結果、YouTube 動画、チャンネル ページ、YouTube トップページなど、複数のプロパティで広告が表示されます。
Google TV
Google TV は、Google TV チャンネル、および Google TV プラットフォーム上の人気の動画ストリーミング アプリに広告を表示できます。現在、Google TV ネットワークは米国でのみご利用いただけます
- 広告の言語を選択します。ここで指定した言語で Google TV を視聴またはサイトとアプリを利用しているユーザーが、広告の表示対象となります。対象言語について
- 広告の表示対象にする地域(ユーザーの所在地)を指定します。詳しくは、広告の対象地域を設定する方法についての記事をご確認ください。
- コンテンツの除外設定を指定し、広告がブランドや商品にそぐわないコンテンツとともに表示されないようにします。
広告枠のタイプ
広告枠のタイプを使用すると、ブランドやキャンペーンのメッセージに合わないデリケートなコンテンツを除外することができます。動画キャンペーンのコンテンツの除外について
除外済みのタイプとラベル
動画キャンペーンの対象から除外するコンテンツ タイプとデジタル コンテンツ ラベルを選択します。たとえば、ライブ ストリーミング動画や、成人向けのラベルが付いたコンテンツとともに広告を表示しないようにすることが可能です。動画キャンペーンのコンテンツの除外について
- (任意)[その他の設定] をクリックすると、デバイス別ターゲティング、フリークエンシー キャップ、広告スケジュールの設定が可能です。
モバイル デバイス ターゲティング
モバイル デバイス ターゲティングを使用すると、特定のデバイスにリーチを絞り込むことができます。ターゲットに設定できるデバイスには、パソコン、モバイル、タブレット、テレビ画面があります。詳しくは、モバイル デバイス ターゲティングについてをご覧ください。
キャンペーンのターゲティングを設定したら、次に広告グループのターゲティングを設定します。
ステップ 4/5: 広告グループを使って広告を整理する
広告グループを作成すると、広告をテーマごとにまとめて管理できます。たとえば、ウェブサイトでデザート、飲み物、スナックを販売している場合は、商品カテゴリごとに 1 つの広告グループを作成します(広告グループは合計で 3 つになります)。広告グループを使うと、目的のユーザー層にターゲットを絞り込んで効果的にリーチできます。
- 広告を届けたいユーザー層を指定します。選択肢は次のとおりです。
- ユーザー属性: 年齢、性別、子供の有無、世帯収入といった属性を指定し、そのグループに含まれると推定されるユーザーに絞って広告を表示します。年齢や性別によるターゲティングの詳細
- オーディエンス: オーディエンスとは、特定の興味や関心、意図、ユーザー属性を持つと Google が推定したユーザーのグループです。オーディエンス ターゲティングについて
- 目的に応じたキーワード、トピック、プレースメントを指定して、ターゲットを絞ります。キーワード、トピック、プレースメントを追加しすぎると、オーディエンスへのリーチが妨げられる可能性があります。
ターゲティングを設定したら、次に広告を作成します。
ステップ 5/5: 関連性の高い広告を作成する
広告を作成する際は、的確な見出しと行動を促すフレーズを使用するのに加え、ユーザーを行動に導くクリエイティブな要素を取り入れましょう。キャンペーンを作成する際、複数の広告(最大 30 個)を作成できます。事前に定義されたテンプレートを使用してアセット ライブラリで動画を作成することも、YouTube にアップロードした動画を選択することも可能です。
アセット ライブラリを使用して動画を作成する
Google Ads Tutorials: Video creation in Google Ads
ご希望の言語の字幕を表示するには、YouTube の字幕をオンにしてください。動画プレーヤーの下部にある [設定] アイコン で [字幕] を選択し、言語を選択します。
キャンペーンの動画は、アセット ライブラリで作成できます。新しい動画キャンペーンの作成中に動画を作成することもできます。
- Google 広告の管理画面でツールアイコン をクリックします。
- 項目メニューで [共有ライブラリ] プルダウンをクリックします。
- [アセット ライブラリ] をクリックします。
- プラスボタン 、[動画を作成] の順にクリックします。
- 動画のテンプレートを選択します。選択する前にテンプレートをクリックしてプレビューできます。
- テンプレートにアセットを追加します。必要なアセットの例としては、ブランドのロゴ、色、画像、テキストの 16 進数コードが考えられます。
- Google 広告ライブラリから、事前定義されたフォントと音楽を選択できます。
- 必要に応じて、画像をテンプレートに合わせてトリミングできます。
- アセットの種類とサイズについては、ツールで推奨されるものを使用できます(ライフスタイルや商品の画像など)。
- すべてのアセットを選択したら、画面下部のストーリーボードで更新されたシーンを使用して、動画がどのように表示されるかをプレビューできます。
- すべてのアセットを追加したら、[動画を作成] をクリックします。
- 動画が生成されるのを待ちます。これには数分かかる場合があります。
- 動画が完成したら、プレビューできます。
- デフォルトでは、動画はミュートされていますが、ミュートを解除してサウンドトラック付きで視聴できます。さらに変更を加える必要がある場合は、[動画を編集] を選択してさらに編集します。
- 動画の編集が完了したら、アップロードする YouTube チャンネルを選択します。
- YouTube チャンネルを選択する前に、次の点を確認してください。
- YouTube チャンネルへのアクセス権を追加または削除するの手順を確認して、YouTube チャンネルをブランド アカウントにリンクします。YouTube にブランド アカウント チャンネルがない場合:
- YouTube チャンネルを別のアカウントに移行する場合のガイダンスに沿って、チャンネルをブランド アカウントに移行できます。
- YouTube Studio で、チャンネルの権限を使用できます。
- そのためには、YouTube Studio で [権限] を選択し、[YouTube Studio に権限を移動する] をクリックします。
- チャンネルの権限について詳しくは、YouTube Studio でのブランド アカウントの使用に関する記事をご覧ください。
- こちらの手順に沿って、YouTube チャンネルの「編集者」、「編集者(制限付き)」、「マネージャー」、または「所有者」の権限がメールに付与されていることを確認します。
- いずれの権限もない場合は、リンクする YouTube チャンネルの所有者を特定し、権限の付与を依頼してください。
- YouTube チャンネルへのアクセス権を追加または削除するの手順を確認して、YouTube チャンネルをブランド アカウントにリンクします。YouTube にブランド アカウント チャンネルがない場合:
- 所有者を特定できない、またはブランド アカウントを管理する方法がわからない場合は、動画制作ツールを使用してください。
- Google 広告によって内部の「ハウス」チャンネルが作成されます。この方法にはいくつかの制限があります。
- 「ハウス チャンネル」内の動画は限定公開になります。
- 動画広告シーケンスなど、Google 広告の一部の機能は使用できません。
- 名前、説明文、タグなど、動画の詳細を編集することはできません。
- 動画を削除するには、アセット ライブラリに移動して動画にカーソルを合わせ、画面右上のその他アイコン 、[YouTube から削除] の順にクリックします。
- 所有する新しいチャンネルを作成できます。
- Google 広告によって内部の「ハウス」チャンネルが作成されます。この方法にはいくつかの制限があります。
- [アセット ライブラリに戻る] をクリックします。新しい動画はここに保存されます。
- 生成された動画は、保存後は編集できません。さらに変更が必要な場合は、新しい動画を作成する必要があります。
- 新しい動画キャンペーンの作成中に動画を作成することも可能です。
- 動画を選択する際、[新しい動画が必要な場合] の下にある [シンプルな手順に沿って動画を作成しましょう] をクリックします。ブラウザで新しいタブが開きます。
広告を作成する
- YouTube にアップロード済みの動画を検索して選択するか、URL を入力します。
- 作成した動画をアセット ライブラリから選択したり、キャンペーンの作成中に動画を作成したりすることも可能です。
- 広告フォーマットを選択します。該当キャンペーンで使用できない広告フォーマットがある場合は、その旨のメッセージが表示されます。以下のフォーマットが存在します(使用できるフォーマットは、選択した目標に応じて異なります)。
- エディタを使用して、広告を作成します。利用できるクリエイティブ オプションは、広告フォーマットによって異なります。
あらゆる広告フォーマットで利用可能なクリエイティブ オプション
- お客様の YouTube 動画: アップロードした動画を検索するか、YouTube の動画の URL を貼り付けます。
- 最終ページ URL: 最終ページ URL(広告を操作したユーザーがアクセスするランディング ページ)を指定します。最終ページ URL は、表示 URL と同じでも異なっていてもよく、広告をクリックしたユーザーの実際の誘導先には影響しません。
- 行動を促すフレーズ: ユーザーに広告のクリックを促すフレーズを入力します。行動を促すフレーズはボタンとして広告に表示され、最終ページ URL として使用した URL にユーザーを誘導します。
特定の広告フォーマットで利用可能なクリエイティブ オプション
- 広告見出し: 商品やサービスを宣伝する広告見出しを入力します。スキップ可能なインストリーム広告、スキップ不可のインストリーム広告、バンパー広告でご利用いただけます。
- 表示 URL: 表示 URL(広告に表示するウェブサイトのアドレス(255 文字まで))を指定します。表示 URL は、最終ページ URL と同じでも異なっていてもかまいません。スキップ可能なインストリーム広告、スキップ不可のインストリーム広告、バンパー広告でご利用いただけます。
- 長い広告見出し: 商品やサービスを宣伝する広告見出しの長いバージョンを入力します。インフィード動画広告で使用できます。
- 説明文: 商品やサービスの説明を入力します。インフィード動画広告で使用できます。
- (省略可)[広告の URL オプション(詳細設定)] をクリックして、トラッキング テンプレート、最終ページ URL サフィックス、またはカスタム パラメータを最終ページ URL に追加します。トラッキング パラメータを追加すると、サイト側で流入トラフィックの性質(たとえばモバイル デバイスからのアクセスなど)を把握しやすくなります。
- コンパニオン バナー(動画の隣に表示する画像または画像群)を追加します。コンパニオン バナーはパソコンのみに表示されます。YouTube チャンネルの動画から自動生成される画像を選択するか(推奨)、コンパニオン バナーとして手動でアップロードした画像を選択します。
- 広告の名前を入力します。
- 同じキャンペーンで別の広告を作成するには、[新しい動画広告] をクリックします。
- 広告が仕上がったら、[キャンペーンの作成] をクリックします。
動画にナレーションを追加する
- Google 広告の管理画面でツールアイコン をクリックします。
- 項目メニューで [共有ライブラリ] プルダウンをクリックします。
- [アセット ライブラリ] をクリックします。
- プラスボタン 、[動画] の順にクリックします。
- [ナレーションの追加] をクリックします。
- アセット ライブラリ内の既存の動画にナレーションを追加することもできます。動画を選択し、右上の ボタンをクリックして [ナレーションの追加] をクリックします。
- ナレーションを追加する動画(ソース動画)を選択します。
- ソース動画は、YouTube から、または Google 広告で作成したものから選択できます。
- 動画の長さは最大 140 秒です。
- [動画を加工] をクリックします。
- [ボイスオーバー メッセージ] テキスト ボックスにナレーションを入力します。ナレーションは 5 つまで追加でき、各ナレーション メッセージには半角 150 文字(全角 75 文字)まで入力できます。新しいナレーションを追加するには、[+ メッセージを追加] をクリックします。
- 動画内のメッセージの開始時間を設定できます。複数のナレーション メッセージを重ねて流すことはできないため、次のナレーションが始まるのは現在のナレーションが終了した後になります。
- 動画の音量を編集するには、動画の音量バーを右から左にスクロールします。デフォルトでは、動画の音量は 80% に設定されています。
- [選択した動画] で動画の画像をクリックして、動画をプレビューします。
- プルダウン ボタンで [音声タイプを選択] をクリックして音声タイプを選択します。選択肢は、英語(米国)で 7 つ、それ以外の言語では 2 つあります。
- 現在サポートされている言語は、英語(米国)、英語(英国)、英語(インド)、英語(オーストラリア)、ヒンディー語、フランス語、スペイン語、インドネシア語、マレーシア語、標準中国語、フィリピン語、韓国語、スウェーデン語で、この中から音声の言語を 1 つ選択できます。
- ナレーションの音量を編集するには、動画の音量バーを右から左にスクロールします。
- ナレーションを追加して生成された動画をプレビューするには、[プレビューの読み込み] をクリックします。プレビューの読み込みには数分かかります。
- ナレーションとメッセージに問題がなければ、[動画を作成] をクリックします。
- ナレーションを追加した動画のタイトルを入力します。動画の名前も自動生成されます。
- [動画をアップロード] をクリックして、YouTube チャンネルに動画をアップロードします。
- 動画の設定を完了するには、アセット ライブラリを使用して動画を作成する(手順 11~13)をご覧ください。
次のステップ
キャンペーンの初期設定が終わってから広告の掲載が始まるまでには、数日程度かかることがあります。広告の審査と承認は、通常 1 日以内に完了します。入札戦略によるパフォーマンスの最適化が完了するまでには、もう少し時間がかかる可能性があります。
動画キャンペーンを最適化する
動画キャンペーンをさらに改善するには、最適化ガイドで運用の指針やヒントを確認しましょう。
- 動画広告に対応する Google の AI
- 動画アクション キャンペーンで販売促進、見込み顧客の獲得、ウェブ トラフィックの増加を実現する
- スクエア動画や縦長の動画を使ってモバイル ユーザーにアプローチする
動画キャンペーンのサブタイプについて理解を深める
キャンペーン サブタイプについて詳しくは、以下をご確認ください。