Google 広告アカウントには変更履歴が残されており、過去に行った変更を確認できます。変更履歴は、どのようなイベントがキャンペーンの掲載結果の変化につながったかを把握するのに役立ちます。ご覧いただけるのは 2 年前までの変更履歴です。
この記事では、アカウントの変更履歴を確認し、使用する方法について説明します。変更を元に戻す方法についても説明します。
手順
変更履歴を表示する
- Google 広告の管理画面で、[キャンペーン] アイコン にカーソルを合わせ、サイドパネルの [変更履歴] をクリックします。
- [概要を変更] タブには 4 つのタブがあります。
- ユーザー別: アカウントに最近加えられた変更と、変更を行ったユーザーが表示されます。
- キャンペーン別: 特定の期間における変更の量、最新の変更の概要などキャンペーンに加えられた変更と、日付またはユーザーで表をフィルタする機能が表示されます。
- パフォーマンス: パフォーマンスの概要と、パフォーマンスの改善に役立つ分析情報の注釈が表示されます。
- 期間を限定して変更を表示するには、右上で期間を選択します。
- 表示する変更の範囲を指定するには、上部にある [表示] バーを使用します(画面が小さい場合は、矢印アイコン をクリックしてパネルを拡大してください)。
注: 左側のナビゲーション パネルを使用する場合は、Google 広告アカウントの左上にある [表示形式を変更] をクリックします。
- すべてのキャンペーンの変更を表示するには、上部にある [表示] バーで [すべてのキャンペーン] をクリックします。
- 特定のキャンペーン タイプの変更を表示するには、そのキャンペーン タイプをクリックします。
- 特定のキャンペーンの変更を表示するには、そのキャンペーンの名前をクリックします。
- 変更の詳細を表示するには、その変更の横にある矢印アイコンをクリックします。
- [変更の概要] タブの下に、さまざまな変更タイプのフィルタの数が表示されます。個々の変更タイプをクリックすると、そのタイプの変更のみが表示され、以下のリストをフィルタできます。
- 変更タイプのフィルタ: フィルタをクリックすると、一連のセカンダリ フィルタが表示されます。選択したフィルタが左側にスライドします。セカンダリ フィルタをクリックすると、適用するフィルタの種類を変更できます。たとえば、[日付] フィルタをクリックすると、期間、曜日、月でフィルタできるセカンダリ フィルタのセットを表示できます。
- 変更履歴をフィルタするには、掲載結果データの表示をフィルタする場合と同じ手順を行います。
フィルタには次のオプションを選択できます。
- キャンペーン – 変更が加えられたキャンペーン
- 広告グループ – 変更が加えられた広告グループ
- 変更タイプ – 加えられた変更のタイプによるフィルタ
- ユーザー – 変更を加えたユーザーによるフィルタ
- ツール – 変更に使用されたツールによるフィルタ
- 変更された項目 – 変更された項目によるフィルタ
- キャンペーンのテスト – 変更されたキャンペーンのテストによるフィルタ
変更の影響を受けたキャンペーンまたは広告グループだけを対象にパフォーマンス データを表示する
変更履歴から掲載結果データのフィルタ表示に切り替え、選択した変更の影響を受けたキャンペーンまたは広告グループだけを表示できます。
- Google 広告の管理画面で、[キャンペーン] アイコン にカーソルを合わせ、サイドパネルの [変更履歴] をクリックします。
- 期間を限定して変更を表示するには、右上で期間を選択します。
- 表示する変更の範囲を指定するには、上部にある [表示] バーを使用します(画面が小さい場合は、矢印アイコン をクリックしてパネルを拡大してください)。
注: 左側のナビゲーション パネルを使用する場合は、Google 広告アカウントの左上にある [表示形式を変更] をクリックします。
- 関心のある変更を選択して表示するには、各変更の横にあるチェックボックスをオンにします。
- [移動] をクリックすると、変更が加えられた広告グループまたはキャンペーンの数を表示するプルダウンが表示されます。
- [広告グループ] または [キャンペーン] をクリックすると、変更が加えられたすべてのキャンペーンまたは広告グループのフィルタ済みのリストが表示されます。
表示できる変更タイプ
アカウントの変更履歴には、次のタイプの変更が表示されます。
- 広告: 広告の作成、編集、一時停止、再開、削除
- アセット: アセットの変更
- オーディエンス: オーディエンス ターゲティングの変更
- 予算: キャンペーンの予算と予算配分の変更
- 入札単価設定: 広告グループ、上限入札単価、戦略目標入札単価、戦略タイプ入札単価、キーワード入札単価に対する調整
- コンバージョン: コンバージョン アクションの作成、編集、削除
- フィード: フィードの作成、削除、更新
- 言語: 特定の言語への広告のターゲット設定
- 地域: ターゲット地域の詳細設定の変更
- ネットワーク: キャンペーンのターゲットに設定する広告ネットワークの変更
- その他の変更: お支払い情報、お支払い方法、通知などのアカウント設定に対する変更など
- キーワード: キーワードの追加、一時停止、再開、削除 / キーワード単位の上限クリック単価(CPC)またはランディング ページの調整
- ステータス: キャンペーン、広告グループ、キーワード、広告の一時停止、再開、削除
- ターゲティング: 言語と地域のターゲティングの調整
変更履歴には、Google 広告の管理画面で直接行った変更に加えて、自動化ルール、Google Ads API(AdWords API)、Google 広告エディタで行った変更も表示されます。
変更履歴では、セキュリティ上の理由により、パスワードの変更はトラッキングされません。
変更を元に戻す
過去 30 日間に行われたものであれば、ほとんどのタイプの変更を元に戻すことができます。元に戻すとは、変更前の状態にすることです。同じ行に複数の変更がある場合は、1 回の操作でまとめて元に戻すことができます。
元に戻すことができる変更の [ユーザー / 日時] 列には、元に戻すオプションが表示されます。元に戻すことができない変更の [ユーザー / 日時] 列には、「変更は元に戻せません」と表示されます。
アカウント履歴の変更を元に戻す方法は次のとおりです。
- 変更履歴ページで、元に戻したい変更がある行を特定します。
- [ユーザー / 日時] 列の [元に戻す] をクリックすると、変更を元に戻したいかを確認するメッセージが表示されます。
- [元に戻す] をクリックします。
- [ユーザー / 日時] 列に「変更を元に戻しました」と表示されます。
掲載結果データの表に変更履歴の表示項目を追加する
変更履歴の表示項目を [キャンペーン] と [広告グループ] のページに追加すると、アカウントで行われた変更を集計できます。そのためには、統計データの表の表示項目を追加または削除する手順を行います。
変更履歴の表示項目を見つけるには:
- Google 広告の管理画面で、[キャンペーン] アイコン にカーソルを合わせます。
- [キャンペーン] プルダウン メニューをクリックします。[キャンペーン]、[広告グループ]、または [広告] をクリックします。
- 掲載結果の表の上にある表示項目アイコン をクリックします。
- [表示項目の変更] をクリックします。一覧をスクロールすると、[変更履歴] という表示項目が見つかります。
- [すべての変更] に表示される合計値は、変更履歴に関する表内の他の表示項目の合計ではなく、ご自身で行った変更の合計数です。たとえば、広告を一時停止するとします。広告の一時停止は広告とステータスの両方に対する変更なので、[広告の変更] と [ステータスの変更] にそれぞれ 1 回の変更が表示されます。ただし行った変更は 1 回だけなので、[すべての変更] には 2 回ではなく 1 回の変更が表示されます。
- 広告グループの名前の変更のような一部の変更は、[すべての変更] だけに表示されます。これは、このような変更が他のどの種類の変更にも該当しないためです。これは、[すべての変更] の合計が、変更履歴に関する表内の他の表示項目の合計ではないもう 1 つの理由です。
- 前日に行われた変更は、翌日の午前 10 時(太平洋標準時)以降に表示されます。2014 年 5 月 19 日より前に行われた変更は表示されません。