特定の日付と時間帯に合わせて入札単価を調整できます。入札単価調整を設定すると、クリック 1 回あたりの単価は変化しますが、1 日の平均予算は変わりません。
始める前に
- モバイル デバイスまたは地域に対して入札単価調整を設定すると、最終的な入札単価調整は、設定されているすべての調整値を掛け合わせたうえで決定されます。詳しくは、入札単価調整についてをご覧ください。
- 入札単価調整は、キャンペーン内のすべての入札単価に影響します。入札単価調整の設定期間が終了すると、他の入札単価調整(デバイスや地域など)が設定されていなければ、キャンペーンの基準の入札単価に戻ります。
- 広告のスケジュールに基づく入札単価調整は、「クリック数の最大化」自動入札戦略を使用するキャンペーンでご利用いただけます。詳しくは、「クリック数の最大化」入札戦略についてをご覧ください。
手順
注: 以下の手順は、Google 広告のユーザー エクスペリエンスの新しいデザインのものです。以前のデザインを使用するには、[デザイン] アイコンをクリックして [以前のデザインを使用する] を選択してください。Google 広告の以前のバージョンを現在もご使用の場合は、機能早見表を確認するか、Google 広告の上部にあるナビゲーション パネルの検索バーを使って、お探しのページを検索してください。
- Google 広告の管理画面で、[キャンペーン] アイコン をクリックします。
- セクション メニューの [オーディエンス、キーワード、コンテンツ] プルダウンをクリックします。
- [広告のスケジュール] をクリックします。
- 入札単価調整を編集するには、次の 2 つの方法があります。
- 1 つのキャンペーンの入札単価調整を編集するには、[入札単価調整比] 列の入札単価調整の値にカーソルを合わせます。鉛筆アイコン をクリックします。
- 複数のキャンペーンの入札単価調整を編集するには、編集するキャンペーンのチェックボックスをオンにします。次に、[編集] をクリックし、[入札単価調整比を変更] を選択します。
- プルダウン メニューで [引き上げ] または [引き下げ] を選択します。入札単価調整の値をパーセントで入力します。
- 1 つのキャンペーンの入札単価調整を編集した場合は、[保存] をクリックします。複数のキャンペーンの入札単価調整を編集した場合は、[適用] をクリックします。
たとえば、北海道で犬ぞりツアーの会社を経営しており、上限クリック単価を 100 円に設定しているとします。火曜日の午前 8 時~11 時に広告が掲載されるようにスケジュールを設定し、火曜日の午前 8 時~10 時に +10% の入札単価調整を設定すると、この時間帯の上限入札単価は、100 円 ×(+10%)= 110 円となります。
また、犬ぞり愛好家が多く集まる稚内市に対して +20% の入札単価調整比を設定すると、火曜日の午前 9 時 30 分に稚内市のユーザーが検索を行った場合の最終入札単価の上限は、132 円になります。仕組みは次のとおりです。
- 基準の入札単価: 100 円
- 火曜日午前 8 時~10 時の調整値: 100 円 ×(+10%)= 110 円
- 稚内市の調整値: 110 円 ×(+20%)= 132 円
- 火曜日午前 8 時~10 時、稚内市の入札単価の上限: 132 円
入札単価調整の設定期間が終了すると、他の入札単価調整が設定されていなければ、キャンペーンの基準の入札単価に戻ります。上の例では、火曜日午前 10 時 01 分の時点で入札単価の上限は 100 円 ×(+20%)= 120 円になり、午前 11 時になると広告は表示されなくなります。