「季節性の調整」は、予定しているプロモーションやセールによって見込まれるコンバージョン率の変化を事前に登録しておくことにより、スマート自動入札機能の動作を調整できる高度な機能です。
季節性の調整は現在、目標広告費用対効果と目標アクション単価の入札戦略を使用している検索キャンペーン、通常のショッピング キャンペーン、ディスプレイ キャンペーン、およびすべての入札戦略を使用している P-MAX キャンペーンとアプリ(ベータ版)キャンペーンでご利用いただけます。
注: 季節性の調整は、コンバージョン率に大きな変化が見込まれる場合にのみ使用してください。一般的な年中行事による影響は、スマート自動入札機能の動作にあらかじめ組み込まれています。季節性の調整は、1~7 日間の短いイベントに適しています。14 日間を超えるような長い期間に適用すると、思うような成果を得られない場合があります。
手順
1 つのクライアント アカウントに対する季節性の調整
- Google 広告の管理画面でツールアイコン をクリックします。
- セクション メニューで [予算と入札単価] プルダウンをクリックします。
- [調整額] をクリックします。
- 上部にある [季節限定] オプションを選択します。
- 青色のプラスボタン をクリックして、新しい季節性の調整を作成します。
- [調整タイプ] で [コンバージョン率] を選択します。
- 調整に名前を付け、必要に応じて説明を入力します。イベントの開始日と終了日を入力します。
- [範囲] でキャンペーン タイプを選択するか、特定のキャンペーンを選択します。
- 注: デバイスの選択はアプリ キャンペーンには適用されません。
- [コンバージョン率の調整] で、コンバージョン率の変動見込みに合わせて、コンバージョン率を調整します。
- 例: 3 日間のセールの間にコンバージョン率が 50% 増加すると見込まれる場合、最大 +50% のコンバージョン率の調整を加えます。このように調整することで、入札単価を最適化できます。
- [保存] をクリックします。
- [季節性の調整を作成] をクリックします。
なお、季節性の調整が入札戦略の掲載結果に影響する場合があります。調整を作成する前に、情報が正しいことを確認してください。
特定のキャンペーンを季節限定イベントに含める場合、1 つのイベントに最大 2,000 個のキャンペーンを保存できます。それより多くのキャンペーンを含めるには、別のイベントを作成するか、キャンペーン タイプ(検索キャンペーンなど)の選択機能を使用してください。
クライアント センター(MCC)アカウントの複数のクライアント アカウントに対する季節性の調整
- Google 広告の管理画面でツールアイコン をクリックします。
- セクション メニューで [予算と入札単価] プルダウンをクリックします。
- [調整額] をクリックします。
- 上部にある [季節限定] オプションを選択します。
- 青色のプラスボタン をクリックして、新しい季節性の調整を作成します。
- [調整タイプ] で [コンバージョン率] を選択します。
- 調整に名前を付け、必要に応じて説明を入力します。イベントの開始日と終了日を入力します。
- [範囲] で、次のいずれかを選択します。
- この MCC に現在リンクされているすべてのアカウント内のキャンペーン タイプ
- 特定のキャンペーン(「キャンペーンの選択」で、アカウント名が選択ツールに表示されます)
レポートの表の [対象] 列には、影響を受けるキャンペーンの数とそれらのキャンペーンへのリンクが表示されます。
- 注: デバイスの選択はアプリ キャンペーンには適用されません。
- コンバージョン率の変動見込みに合わせて、コンバージョン率を調整します。
- 例: 3 日間のセールの間にコンバージョン率が 50% 増加すると見込まれる場合、最大 +50% のコンバージョン率の調整を加えます。このように調整することで、入札単価を最適化できます。
- [保存] をクリックします。
- [季節性の調整を作成] をクリックします。
注: 「この MCC アカウントに現在リンクされているすべてのアカウント」の場合、季節性の調整は、現在リンクされているクライアント アカウントに適用されます。季節性の調整が適用された後に追加された新しいクライアント アカウントに、その調整が自動的に引き継がれることはありません。MCC アカウントから移動した既存のクライアント アカウントには、引き続きイベントが表示されます。