購入確認を有効にすると、デバイスでの不正な購入を防ぐことができます。
確認を有効にしておくと、デバイスで Google Play から購入するたびに、生体認証データまたは Google アカウントのパスワードによる本人確認を求められます。必要に応じて、Google アカウントのパスワードを変更または再設定してください。
生体認証データとは、デバイスに保存されている指紋モデルや顔モデルのことを指します。デバイスに保存されている生体認証データは、すべて確認に使用できます。確認方法として生体認証データを使用する設定になっている場合、他のユーザーとデバイスを共有しているときに、デバイスに保存されているすべての生体認証データが確認に使用されても問題がないかご確認ください。
重要: 購入確認の設定は、Google Play の課金システムが使用された購入にのみ適用されます。
Google Play での購入の確認は、デバイスでの不正な購入を防ぐことを目的としています。デバイスを他のユーザーと共有する場合は特に重要となります。なお、韓国で Google Play をご利用の場合は、Google で購入を確認する方法が以下のように変わりますのでご注意ください。
- モバイル デバイスの場合
- モバイル デバイス上の Google Play ストアにアクセスする場合、購入の確認には、Google アカウントのパスワードではなく、デバイスのロック解除と同じ確認方法(PIN、パターン、パスワード、生体認証)が使用されます。
- Google Play での購入時の認証方法の設定は、1 つのデバイスと Google アカウントに適用されます。認証の頻度は Google Play でいつでも変更できます。
- 生体認証(顔認証、指紋認証など)でのロック解除に対応しているデバイスでその機能を有効にしている場合は、デバイスに保存されている生体認証で Google Play での購入も確認できます。この設定は、デバイスのロックを解除する目的で他のユーザーの生体認証を保存していて、購入の確認にはその生体認証を有効にしたくない場合に重要です。その場合は、購入の確認に使用したくない生体認証をデバイスから削除するか、別の形式のデバイスのロック解除セキュリティ(PIN、パターン、パスワードなど)を使用し、その手段を共有しないでください。
- 詳しくは、Android ヘルプセンターの Android デバイスで画面ロックを設定するをご覧ください。
- ウェブ(play.google.com)の場合
- ウェブ(play.google.com)での購入やアプリのインストールを確認するには、アカウントを保護するため、2 段階認証プロセスを使用する必要があります。詳しくは、Google アカウント ヘルプセンターの 2 段階認証プロセスを有効にするをご覧ください。なお、セキュリティ プロトコルにより、2 段階認証プロセスを設定してからウェブ(play.google.com)での取引に使用できるようになるまで時間がかかることがあります。購入の確認の設定は、play.google.com/settings でいつでも変更できます。
確認を有効 / 無効にする
すべてのデバイスに適用される play.google.com の設定と特定の Google アシスタントの設定を除き、確認の設定は、設定に使用したデバイスで、設定に使用したアカウントにのみ適用されます。Google アカウントを複数のデバイスで使用している場合は、デバイスごとに以下の手順を行います。また、お使いのデバイスで複数のアカウントを使用している場合は、デバイス上のアカウントごとに以下の手順を行います。
ヒント: 購入確認を有効にすることで、デバイスでファミリー向けセクション以外のアプリやゲームを誤って購入するのを防ぐことができます。12 歳以下のユーザー向けのアプリやゲームの場合、Google Play はアプリ内購入の前にユーザーの再確認を行います。これにより、お子様による購入について支払い責任を負う人物の承認を得ることができます。
- Google Play アプリ を開きます。
- 右上のプロフィール アイコンをタップします。
- [設定] [購入の確認] [確認の頻度] をタップします。
- 設定を選択します。
- 変更を確定します。
- Google Pixel で設定アプリ を開きます。
- [人気の設定] で [マイインフォ] [お支払い] をタップします。
- [アシスタントでのお支払い] のオンとオフを切り替えます。
- [指紋または顔で確認] と [Voice Match で確認] のオンとオフを切り替えます。
Chromebook で Play ストア アプリをお使いの場合は、以下の手順を行います。
- Google Play ストア アプリ を開きます。
- メニュー アイコン [設定] をクリックします。
- [確認の設定] をクリックします。
- 設定を選択します。
- 画面上の指示に沿って操作します。
ヒント:
- この手順は、Chromebook で Google Play ストア アプリを使用している場合のみ行えます。詳しくは、Chromebook で Google Play ストアを利用する方法についての説明をご覧ください。
- 確認の設定を変更するには、Google のパスワードが必要です。パスワードがわからない場合は、アカウント復元ページにアクセスしてください。
生体認証をオンにすると、購入のたびに指紋認証または顔認証による本人確認を求められます。
重要: デバイスに保存されている生体認証情報はすべて、Google アカウントを通じた購入の確認に使用できます。デバイスを他の人と共有する場合は、この点に注意してください。- Google Play アプリ を開きます。
- 右上のプロフィール アイコンをタップします。
- [設定] [購入の確認] をタップします。
- 画面上の指示に沿って [生体認証] をオンまたはオフにします。
- play.google.com にアクセス
- 右上のプロフィール アイコンをクリックします。
- [設定] をクリックします。
- [確認の設定] で設定を選択します。
- [更新] をクリックします。
- パソコンで Google Play Games を開きます。
- 上部にあるゲーマー名をクリックします。
- 設定アイコン をクリックします。
- [購入の確認] の横にある [リセット] をクリックします。
確認の設定内容
購入確認を一時的に無効にすると、不正な購入が発生する可能性があります。意図しない購入や不正な購入などを含め、アカウントに対する請求はすべてご自身の責任においてご対応ください。
ヒント:
- アカウント保護のため、購入確認を有効にしてすべての購入で購入確認が行われるようにしてください。
- 確認の設定は、設定が選択されているデバイスでの、Google Play の課金システムが使用された購入にのみ適用されます。
- 12 歳以下のユーザー向けのアプリやゲームを Google Play の課金システムを介して購入する際は、設定にかかわらず常に確認が必要となります。
- Google Play でファミリー グループを作成すると、ファミリー メンバーがファミリー用お支払い方法を使って Google Play の課金システムを介してアイテムを購入できるようになります。詳しくは、ファミリー グループを設定して管理する方法についての説明をご覧ください。
確認の頻度を指定するオプションは次のとおりです。
- すべての購入を確認: アプリ内アイテムを含め、Google Play の課金システムを介してデジタル コンテンツを購入するたびに確認が必要となります。
- 30 分毎に購入を確認する(モバイル デバイスのみ): 購入を確認する際、その後 30 分間は確認し直すことなく、Google Play の課金システムを介してすべてのデジタル コンテンツ(アプリ内アイテムを含む)を購入できます。
- 購入を確認しない: Google Play の課金システムを介する購入に確認は必要ありません。
これらの設定は、デバイスを問わず、play.google.com にログインしている場合に、Google Play の課金システムを介して行われた購入にのみ適用されます。play.google.com 以外の確認の設定(たとえば、モバイル デバイスで Google Play アプリを使用している場合など)には影響しません。
play.google.com を通じたすべての購入とアプリのインストール(デフォルト設定): play.google.com で Google アカウントを使ってデジタル コンテンツを購入する際は毎回確認が必要になります。
play.google.com を通じたアプリのインストールのみ: play.google.com にログインしている場合、デジタル コンテンツの購入(有料コンテンツやアプリ内購入など)の際に確認は求められません。play.google.com での Google アカウントを使ったリモート アプリ インストールには確認が必要となります。
ヒント:
- デバイスを他のユーザーと共有する場合や、play.google.com で子ども向けのコンテンツを購入できないようにしたい場合、購入確認を有効にしてください。
- 確認の設定は、Google Play の課金システムを介して行われた購入にのみ適用されます。