Google マップを使うと、周辺地域や道路など、特定のエリアが通常よりも混雑しているかどうかを確認できます。この情報を使用して、混雑するエリアを回避したり探索したりできます。
混雑エリアが表示されるタイミング
Google マップ アプリを開くと、ピーク時に近い混雑度のエリアがハイライト表示されます。[混雑エリア] ラベルをタップすると、時間帯ごとの混雑度を示すグラフと、そのエリア内のレストランやショップ、レクリエーション施設(博物館など)のディレクトリが表示されます。混雑度を確認する際に、エリアを拡大しなければならない場合があります。
エリアの混雑度はどのようにして算出されるか
Google マップでは、エリア内のお店やスポット(店舗、レストラン、公園、カフェなど)の実際の混雑度が総合的に把握されることで、エリア全体の混雑度が算出されます。このようにして算出されるのは、そのエリアの普段の混雑度です。エリアの混雑度がピークに近づくか、ピークに達すると、Google マップ上で「混雑エリア」としてハイライト表示されます。ユーザーのプライバシーを保護するため、Google のシステムでは、一軒家やマンションのような住宅の混雑状況に関するデータは算出されません。
混雑する時間帯、待ち時間、滞在時間は、Google ロケーション履歴を有効にしているユーザーから集計された匿名データをもとに算出されます(デフォルトでは無効になっています)。ロケーション履歴を有効にしているユーザーによる訪問が一定の数に達すると、混雑する時間帯、待ち時間、滞在時間が表示されます。これらの情報はビジネス情報に手動で追加することはできず、お店やスポットの訪問データが十分にある場合にのみ表示されます。
Google マップでは差分プライバシーを使用しているため、混雑度に関するデータから個人が特定できないようになっています。また、混雑度に関する正確かつ匿名の情報が十分に集まらない場合は、その情報は公開されません。そのため、エリアの混雑度がまったく表示されない場合があります。
エリアはどのように定義されるか
Google マップでは、アクティビティやおすすめスポットが集中している商業エリアは「関心のある地域」として表示されています。エリア全体の混雑度は、お店やスポット(店舗、レストラン、公園、カフェなど)の実際の混雑度を総合的に把握したうえで、割り出されます。エリアがピーク時の混雑度に近づくと、Google マップに「混雑エリア」としてハイライト表示されます。
重要:
コミュニティを安全に保つため、次のような保護対策が講じられています。
- エリアの混雑度によって、個人の正確な位置情報が開示されることはありません。Google マップでは差分プライバシーと呼ばれる高度な手法を使用しているため、すべてのデータが匿名で安全かつ非公開に保たれます。
- エリアにいるユーザーの合計数は表示されず、エリアが最近と比べて混雑している場合にのみ、エリアがハイライト表示されます。
- 事前に指定された「関心のある地域」については、全体の混雑度は表示されますが、エリア内のどこが混雑しているかは表示されません。
- さらに、一軒家やマンションのような住宅の混雑度は算出されません。