Google は位置情報サービスの改善を図り、デバイスの位置を予測するため、ワイヤレス アクセス ポイントからのパブリック Wi-Fi 情報のほか、GPS、携帯電話の基地局、センサーからのデータを使用しています。このデータはワイヤレス アクセス ポイント自体の情報(位置情報など)に限定されます。
Google マップなどのアプリの精度を高めるには、ご利用の Wi-Fi アクセス ポイントを Google の位置情報サービスで使えるようにする方法があります。
アクセス ポイントを Google の位置情報サービスからオプトアウトさせるにはどうすればよいですか?オプトアウトするには、ご利用の Wi-Fi アクセス ポイント(ご利用のワイヤレス ネットワーク名)の SSID(名前)を変更し、末尾に「_nomap
」を追加します。たとえば、SSID が「12345
」の場合は「12345_nomap
」に変更します。
ご利用のアクセス ポイント用の手順を確認する
ISP からアクセス ポイントを取得している場合は、ご利用の ISP に手順をご確認ください。それ以外の場合は、ご利用のアクセス ポイントのメーカーのウェブサイトをご確認ください。以下に一部のメーカーを示します。
多くのアクセス ポイントに対応する一般的な手順を実施する
- イーサネット ケーブルで、ご利用のアクセス ポイントとパソコンを物理的に接続します。
- 接続に使われているデフォルトのゲートウェイを次の手順で確認します。
- Windows の場合: コマンド プロンプト([スタート] メニューにあります)に「
ipconfig
」と入力します。 - Mac OS の場合: コマンド プロンプトに「
ifconfig
」と入力します。 - Linux の場合: コマンド プロンプトに「
ifconfig
」と入力します。
- Windows の場合: コマンド プロンプト([スタート] メニューにあります)に「
- デフォルトのゲートウェイ(例:
192.168.0.1
)が表示されたら、ご利用のウェブブラウザ(Chrome や Firefox など)のアドレスバーにそれを入力します。すると、ご利用のアクセス ポイントのコントロール パネルが表示されます。 - アクセス ポイントのコントロール パネルにログインするよう求められた場合は、適切なユーザー名とパスワードを入力します。この手順については、ご利用のアクセス ポイントに付属の説明書をご覧ください。
SSID を変更したら、変更後の名前を使ってネットワークへの接続を再確立します。この手順は Wi-Fi を使う端末であれば、ノートパソコンでもスマートフォンでも実施できます。ネットワークがパスワードで保護されている場合は、従来と同じパスワードを使ってください。
変更した SSID を Google にすぐ送信するには、Wi-Fi がオンになっている Android 端末で Google マップを開いて現在地機能 をタップし、ご利用の Wi-Fi アクセス ポイントの近くを現在地に設定します。
位置情報サービス プロバイダはそれぞれ独立して運営されていますが、SSID を使ったオプトアウトの方法は他のプロバイダも確認できます。Google では「_nomap
」タグの付いた SSID を位置情報サーバーからオプトアウトするよう他のプロバイダにも推奨しています。
アクセス ポイントを Google の位置情報サービスから削除する方法とは別に、安全なパスワード暗号化でワイヤレス ネットワークを保護する方法については、Google セーフティ センターをご覧ください。