現在表示している地図内で実際に災害が発生している場合、発生中の災害に関する最新情報や安全情報を含むアラートが表示される場合があります。発生中の災害には、山火事、洪水、地震などがあります。
災害アラートは、次の場合にマップに表示されます。
- 山火事が発生している領域を検索しており、ズームレベルが適切な場合
- 災害の影響を受けている地域を通る移動経路を選択した場合
災害情報シートを使用する
災害関連のアラートで、災害アイコンまたはアラートカードをタップして、災害シートを開きます。
このシートには、災害に関連する詳細情報、最新情報、ニュース記事も掲載される場合があります。
災害についての情報を把握し、共有する
- 災害の概要とその他の災害に関する情報を確認します。
- 災害を共有するには、共有アイコン を選択します。
- 災害の場所を共有するには、[場所を共有] を選択します。
他のユーザーの移動をサポートするため通行止めを報告する
- Google マップ アプリ を開きます。
- 災害情報シートを開きます。[交通への影響] で [通行止めを報告] を選択します。
- 画面の指示に沿って操作します。
災害情報シートに関するフィードバックを送信する
- Google マップ アプリ を開きます。
- 災害情報シートを開きます。[ご意見をお聞かせください] から [フィードバックを送信] を選択します。
- 画面の指示に沿って操作します。
災害関連のアラートを理解する
アラートを使用すると、災害発生中に地方自治体や国の当局、国際機関による緊急時情報を簡単に入手できます。その情報は、Google マップでハイライト表示されます。含まれる情報の例としては、緊急通報用の電話番号やウェブサイト、細かい内容を表示した地図などがあります。
Google マップには、以下の自然災害に関するアラートが表示されます。
- 地震
- 洪水
- ハリケーンまたは台風
- 熱帯低気圧
- 山火事
発生中の山火事に関する情報を入手する
地図上で実際の山火事に関する情報を見つけるには、次の方法があります。
- 山火事レイヤをオンにする: レイヤアイコン [山火事] ボタンをタップします。
- 火災を検索する: Google マップの検索ボックスに、「山火事」または個々の火災の名前などの火災に関する検索語句を入力します。検索結果をタップしてレイヤを表示します。
- 火災警報バナーをタップ: 火災発生地域が地図の表示領域と重なっている場合、マップのホーム画面にあるスポットシートに火災警報バナーが表示されます。バナーをタップしてレイヤをオンにします。
詳細情報を取得する
可能な場合は、特定の災害に関する詳細情報が提供されます。この情報は、火災に関連する災害情報シートに記載されており、次の情報が含まれる可能性があります。
- 地方自治体からの支援と情報
- ニュースの見出し
- 封じ込め情報
災害情報シートを開くには、地図上の火災アイコンをタップします。
Google マップの山火事レイヤは、複数の情報源から得られたデータをまとめたものです。
- Google SOS 緊急情報: SOS 緊急情報は、災害が発生したときに緊急時情報を入手しやすくすることを目的としています。Google は、関連する情報や信頼できる情報をウェブやソーシャル メディア、Google のサービスから集めたうえで、Google 検索や Google マップなどのサービスでその情報を目立つように表示します。SOS 緊急情報の詳細
- Google 災害情報: Google 災害情報は、安全に関する信頼性の高い情報を、世界中の関係機関から手軽に入手できるサービスです。Google 災害情報の情報提供元について
- 全米省庁合同火災センター(NIFC): このレイヤに含まれる火災の多くに関する情報は、NIFC から Wildland Fire Interagency Geospatial Services(WFIGS)を通じて提供されています。火災は、地図上の、火災発生地点として報告された場所に点で表示されます。このような火災には、森林の管理や山火事の防止を目的として行われる「火入れ」(「計画焼却」「野焼き」とも呼ばれる)が含まれます。焼損面積が 5 エーカー未満の火災は表示されません。
一部の火災は赤い枠線付きで表示されます。この枠線は、火災の影響を受けているおおよその地域を示したものです。地図上の境界表示について
Google は以下の情報源からも情報を収集しています。
- National Oceanic and Atmospheric Administration(NOAA)
- National Meteorological Satellite Center(NMSC)
- 気象庁(JMA)
Google マップの山火事情報は大まかな情報です。実際の火災の範囲は、マップ上の表示と数マイル異なる場合があります。実際の状況は公式の情報提供元をご確認ください。
火災警報の生成に使用されるデータ
Google では、ディープ ラーニング モデルを適用してリアルタイムの衛星画像から火災の程度をトラッキングし、火災警報を生成しています。このモデルは、次のようなサードパーティの衛星からのハイパースペクトル画像の超解像技術による融合に基づいています。