アセットを作成する

アセットとは

YouTube の著作権管理システムにおいて、アセットとは知的財産に関する情報の集まりです。著作権者は YouTube の Studio コンテンツ マネージャでアセットを作成することで、著作権で保護されたコンテンツを YouTube 上で管理できます。

アセットは YouTube 動画ではありません。アセットは、申し立ての際に YouTube 動画にリンクされます。著作権者のアセットに一致するコンテンツが動画に含まれる場合は、著作権者がアップロードした動画、または他のユーザーの動画に対して申し立てを行うことができます。

アセットを構成するもの

アセットの構成要素は次のとおりです。

• 参照ファイル: 著作権で保護された実際のコンテンツ（ミュージック ビデオなど）。
• メタデータ: 著作権で保護されたコンテンツに関する情報（タイトルなど）。
• 所有権情報: コンテンツのどの部分の権利を所有しているか、コンテンツをどの割合で所有しているかを示す情報。
• ポリシー: 一致するコンテンツが見つかった場合にどう対処すべきかを YouTube に指示する情報。

アセットを作成する

YouTube の権利管理ツールが一致するコンテンツを見つけて対処できるようにするには、アセットを作成する必要があります。アセットを作成する方法はいくつかあります。

• 動画のアップロード時に作成する、またはアップロード ポリシーを適用する。
• 手動申し立てツールを使用する。
• YouTube のパッケージ アップローダーを使用する。
• DDEX や SFTP などの大量アップロード方式を使用する。
• YouTube の API を使用する。

アセットタイプ

アセットを作成する際にはアセットタイプの選択が必要になります。アセットにはいくつかの異なるタイプがあります。

アセットタイプが重要である理由

正しいアセットタイプを選択することが重要な理由はいくつかあります。

• アセットタイプが異なると、メタデータのオプションも異なります
• アセットタイプは後から簡単に変更できません
• YouTube との契約によっては、申し立てを行った動画を収益化できるかどうかがアセットタイプによって決まります

どのアセットタイプを選択すればよいかわからない場合は、パートナー マネージャーまたは YouTube サポートにお問い合わせください。また、アセットに関するベスト プラクティスもご確認ください。

含まれるアセット

曲やミュージック ビデオの作成には、しばしば多くの作曲家、作詞家、アーティスト、企業が関わっています。関係者の所有権保有率を正しく表すために、一部の音楽アセットを他のアセットに埋め込むことができます。

 

楽曲権利保有率アセット		サウンド レコーディング アセット		ミュージック ビデオ アセット
楽曲権利保有率アセットは作曲者または作詞家の楽曲に対する権利を表します。 1 つのサウンド レコーディング アセットに複数の楽曲権利保有率アセットを埋め込むことができます。		サウンド レコーディング アセットは楽曲に対するプロデューサーと演奏者の権利を表します。 1 つのミュージック ビデオ アセットに 1 つのサウンド レコーディング アセットを埋め込むことができます。		ミュージック ビデオ アセットは楽曲に対するミュージック ビデオ プロデューサーの権利を表します。

 

多数の所有者がいるサウンド レコーディングは、サウンド レコーディング権利保有率を使用して完全な所有権情報を表すことができます。