YouTube 優先報告者プログラムは、政府機関と非政府組織(NGO)に強力なツールを提供するためのプログラムです。こうした機関および NGO には、コミュニティ ガイドラインに違反するコンテンツを高い精度で YouTube にご報告いただいています。
YouTube 優先報告者プログラムの内容:
- 政府機関と NGO が直接 YouTube に問い合わせることができるウェブフォーム
- 報告されたコンテンツの審査結果の表示
- より迅速に対処されるよう、公認報告者によって報告された動画を優先的に審査
- YouTube コンテンツ領域に関する継続的なディスカッションとフィードバック
- 不定期のオンライン トレーニング
プログラムの参加資格
政府機関と NGO は、YouTube 優先報告者プログラムへの参加資格があります。理想的な候補者:
- 少なくとも 1 つのポリシー分野で専門知識を持っている
- コンテンツの問題を頻繁かつ正確に報告する
- コンテンツ領域に関して YouTube との継続的なディスカッションやフィードバックを行う
人権侵害や言論弾圧の歴史のある国や地域の団体を含め、特定の団体はさらに詳細な審査の対象となることがあります。
YouTube 優先報告者プログラムへの参加方法
NGO や政府機関を代表している場合は、お住まいの地域の YouTube または Google の連絡窓口までお問い合わせください。
ヒント: YouTube 優先報告者になる前に、政府機関や NGO の参加者は YouTube のトレーニングに参加してコミュニティ ガイドラインと適用プロセスについて学んでいただく必要があります。
プログラム要件
YouTube 優先報告者プログラムは、YouTube コミュニティ ガイドラインの適用を支援するために設けられています。参加者は次の条件を満たす必要があります。
- ガイドラインに違反する可能性があるコンテンツについて定期的に報告する。YouTube は、本プログラムに積極的に参加していない参加者を削除する権限を有します。
- YouTube のさまざまなコンテンツ領域に関して継続的なディスカッションとフィードバックを行う。
- YouTube にログインして YouTube 優先報告者プログラムの一部としてコンテンツを報告する。
- 団体の場合は YouTube 優先報告者としての継続的な連絡窓口となる 1 人以上の担当者の連絡先メールアドレスを登録する。このメールアドレス宛に、YouTube 優先報告者プログラムに関する定期的なメールが届きます。
YouTube 優先報告者プログラムの参加者はすべて、秘密保持契約(NDA)の対象となります。
報告の審査プロセス
YouTube コンテンツ管理者は、YouTube のコミュニティ ガイドラインに基づいて、YouTube 優先報告者から報告された動画を確認します。優先報告者から報告されたコンテンツは、自動的に削除されたり、異なるポリシーによって対処されたりするわけではありません。他のユーザーから受け取った報告と同じ基準が適用されます。ただし、正確性が高いことから、YouTube チームは YouTube 優先報告者からの報告を優先的に審査します。
優先報告者プログラムは、コミュニティ ガイドラインに違反している可能性のあるコンテンツを報告することを目的としています。地域の法規制に違反する可能性のあるコンテンツを報告するためではありません。地域の法規制に基づくリクエストは、こちらの指示に従って提出してください。