以前の Google サイトの移行に関する詳細

この記事は Google Workspace をご利用のお客様を対象としています。個人のアカウントで Google サイトを使用している場合は、以前の Google サイトを新しい Google サイトに変換する方法をご確認ください。


このページの以降のセクションに記載のとおり、2023 年 1 月 30 日以降に自動移行プロセスが開始されるまで、従来の Google サイトに引き続きアクセスできます。

組織の移行の進行状況を追跡するには、旧 Google サイト管理ツールを開きます。移行ステータスに応じて、ドメイン内のサイトを絞り込むことができます。

2023 年 1 月 29 日まで

管理者とサイト所有者は、以前の Google サイトを新しい Google サイトに手動で変換、Google データ エクスポートを使用して以前の Google サイトをエクスポート、以前の Google サイトを削除することができます。

2023 年 1 月 30 日以降

Google は、ドメインのすべての以前の Google サイトについて、編集を無効にしました。詳しくは、以前の Google サイトから新しい Google サイトへの移行をご確認ください。組織の移行の進行状況を追跡するには、旧 Google サイト管理ツールを開きます。移行ステータスに応じて、ドメイン内のサイトを絞り込むことができます。 管理者とサイトのオーナーは引き続き、前もって以前の Google サイトの新しい Google サイトへの手動での変換、Google データ エクスポートを使用した以前の Google サイトのエクスポート、ドメインの自動移行が行われる前での以前の Google サイトの削除を行うことができます。

2023 年 1 月 30 日より、Google は以前の Google サイトで作成された未移行のすべてのサイトの変換と削除を開始しました。Google は以下の作業を行います。

  • Google データ エクスポートを使用して、以前の Google サイトのアーカイブ エクスポートを作成します。
  • 以前の Google サイトを新しい Google サイトの下書きに変換します。Google が新しい Google サイトの変換された下書きを作成した後で、ユーザーはそれを公開できるようになります。
  • 以前の Google サイトを削除します。

注: 自動移行では、まだ移行されていない以前の Google サイトの最新版が新しい Google サイトに変換されます。すでに以前の Google サイトを変換したことがある場合も同じ処理が行われます。自動移行中、以前の Google サイトを変換または削除したり、処理中の変換をキャンセルしたりすることはできなくなります。2023 年 1 月 30 日以降に以前の Google サイトの共有権限に変更を加えた場合、その変更内容は自動移行されない可能性があります。

推奨される移行設定

ドメインでのサイト移行をできる限り円滑に進めるため、管理コンソールで以下の設定を確認してください。

  1. すべてのユーザーに対して Google サイト サービスを有効にします。詳しくは、ユーザーに対して Google サイトを有効または無効にするをご覧ください。
  2. 管理コンソールのホームページから、[アプリ] 次に [Google Workspace] 次に [Google サイト] に移動します。[新しい Google サイト] 次に [サイトの作成と編集] に移動し、[ユーザーはサイトを編集できる] と [ユーザーによる新しいサイトの作成を許可する] をオンにします。
  3. 管理コンソールのホームページから、[アプリ] 次に [Google Workspace] 次に [ドライブとドキュメント] 次に [機能とアプリケーション] 次に [ドライブでのファイルの新規作成] に移動します。[ユーザーがどのファイルも作成、アップロードできるようにする] チェックボックスと [ユーザーがドキュメント、スプレッドシート、スライド、図形描画、フォームのファイルを新規作成できるようにする] チェックボックスをオンにして、[保存] をクリックします。
  4. すべてのユーザーに対して Google ドライブ サービスを有効にします。詳しくは、ユーザーに対してドライブを有効または無効にするをご覧ください。
  5. すべてのユーザーに対して Google データ エクスポート サービスを有効にします。詳しくは、ユーザーに対して Google データ エクスポートを有効または無効にするをご覧ください。

2023 年 1 月 30 日以降、まだ移行されていない以前の Google サイトが自動で変換される際には、これらの設定が適用されます。上述の設定に応じて、所有するそれぞれの以前の Google サイトについて、データ エクスポート アーカイブ、新しい Google サイトの下書き、またはその両方がサイトのオーナーに用意される場合と、そのいずれも用意されない場合があります。たとえば、適格なサイトのオーナー(次のセクションで詳しく説明します)が、上記のサイトのいずれかが有効になっていないために新しい Google サイトを作成できない場合は、変換済みのサイトの下書きは作成されません。

管理者への通知

設定にかかわらず、組織内の以前の Google サイトの移行がすべて完了すると、メイン管理者に次の内容を含む通知が必ず送信されます。

  • まだ移行されていない以前の Google サイトすべての完全なデータ エクスポートへのリンク。このエクスポートは、通知が送信されてから 12 か月間は利用できます。
  • Google が作成した、変換された新しいサイトの下書きへのショートカットをリストした CSV ファイル。

以前の Google サイトの所有者に新しい Google サイトの下書きを作成する資格がない場合、メインの特権管理者が追加のサイト所有者と見なされます。特権管理者が新しい Google サイトの下書きを自分で作成する権限を持っている場合、まだ変換されていない以前の Google サイトはすべて、特権管理者を所有者として変換され、以前の所有者はすべて編集者となります。

特記事項

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以前の Google サイトから新しい Google サイトに移行するための利用条件
以前の Google サイトの少なくとも 1 人のオーナーが以下の要件をすべて満たす場合は、以前の Google サイトは新しい Google サイトへの自動移行の対象となります。
  • Google サイト サービスが有効になっている。新しい Google サイトのトップレベルのサービス ステータスが無効になっている場合、新しい Google サイトの作成と編集を有効にすることはできません。詳しくは、ユーザーに対して新しい Google サイトをオンにするをご覧ください。
  • 新しい Google サイトの作成と編集が有効になっている。新しい Google サイトの作成、編集が可能なユーザーのみが、新しい Google サイトのオーナーになることができます。詳しくは、ユーザーに対して新しい Google サイトをオンにするをご覧ください。
  • ドライブが有効になっている。新しい Google サイトのオーナーになることができるのは、ドライブを有効にしているユーザーのみです。詳しくは、ユーザーのドライブを有効または無効にするをご覧ください。
  • 新しい Google サイトのオーナーは無効なアカウントを利用できません。
  • オーナーがグループではない。グループを新しい Google サイトのオーナーにすることはできません。グループに参加しているという理由だけで以前の Google サイトのオーナーになったユーザーは、新しい Google サイトのオーナーになることはできません。
  • オーナーは、以前の Google サイトと同じドメインである必要があります。以前の Google サイトのドメイン外のユーザーは、新しい Google サイトのオーナーになることはできません。

変換後の新しい Google サイトで 1 人のオーナーを選択する方法について詳しくは、複数オーナーのサイトをご覧ください。

以前の Google サイトからデータ エクスポートのデータを受け取るオーナーの資格要件

Google データ エクスポートを使用すると、ユーザーは Google Workspace アカウントに保存されているデータのコピーをダウンロードできます。対象となるのは、データ エクスポートに統合されたコアサービスとその他のサービス(ドライブや YouTube など)のデータです。たとえば、ユーザーは Google Workspace アカウントからドライブのファイルをダウンロードして、別の Google アカウントにアップロードできます。

次のすべての条件を満たしている場合、以前の Google サイトのオーナーは、以前の Google サイトからデータ エクスポートのデータを受け取ることができます。

  • データ エクスポートが有効になっている。データ エクスポートが有効になっている以前の Google サイトのオーナーのみが、以前の Google サイトのデータ エクスポートのデータを受け取ることができます。詳しくは、Google データ エクスポートを許可またはブロックするをご覧ください。
  • ドライブが有効になっている。ドライブが有効になっているユーザーのみが、以前の Google サイトのデータ エクスポートのデータを受け取ることができます。詳しくは、ユーザーのドライブを有効または無効にするをご覧ください。
  • 以前の Google サイトが有効になっている。詳しくは、ユーザーの Google サイトを有効または無効にするをご覧ください。
  • オーナーは無効なアカウントを利用できません。アカウントが無効になっているオーナーは、以前の Google サイトからデータ エクスポートのデータを受け取ることはできません。
  • オーナーがグループではない。オーナーがグループになっている場合は、以前の Google サイトからデータ エクスポートのデータを受け取ることができません。
  • オーナーは Jotspot サイトと同じドメインに属している必要があります。以前の Google サイトのドメイン外のオーナーは、以前の Google サイトからデータ エクスポートのデータを受け取ることはできません。

以前の Google サイトのデータ エクスポート データは、オーナーがデータ エクスポート データの受け取り対象であったかどうかにかかわらず、常に管理者と共有されます。

サイズの大きなサイト

5,000 ページを超える、または新しい Google サイトに関する制限を超える以前の Google サイトは、新しい Google サイトの下書きとして置き換えることができません。

旧 Google サイト管理ツールを使用して、以前の Google サイトが変換の際のページ制限値を超えているかどうかを確認できます。1 つ以上のコピーを作成し、その各コピーの一部を削除してから新しい Google サイトでリンクすれば、サイズの大きなサイトを変換できます。

グループがオーナーになっているサイト

以前の Google サイトでは Google グループをオーナーに設定できますが、新しい Google サイトは 1 人のユーザー(または共有ドライブ)をオーナーに設定する必要があります。グループは変換された新しい Google サイトの下書きの編集者として追加されます(ただし、1 人以上のオーナーが以前の Google サイトから新しい Google サイトへの移行資格に記載されている資格要件を満たしている必要があります)。グループがデータ エクスポート アーカイブを受け取ることはできません。

複数オーナーのサイト

旧式のサイトには複数のオーナーを設定できますが、新しい Google サイトの下書きでは、1 人のオーナー(または 1 つの共有ドライブ)を設定する必要があります。Google によって以前の Google サイトが自動変換される際は、オーナーの候補リストから 1 人が選ばれます。

  • 以前の Google サイトのオーナーのなかで最も直近に編集したユーザーが、新しい Google サイトの下書きのオーナーになります。
    • オーナーである、最も直近に編集したユーザーがなんらかの理由で新しい Google サイトの下書きのオーナーになることができない場合は、以前の Google サイトオーナーの現行リストから新しいオーナーが選ばれます(アルファベット順で)。
    • 新しい Google サイトの下書きのオーナー候補が現在のオーナーにいない場合は、特権管理者が新しいオーナーとして選ばれます(候補資格があることを前提とします)。新しいオーナー候補となる特権管理者がいない場合、サイトは変換されません。
  • 以前の Google サイトの他の共同オーナーは全員、新しい Google サイトの下書きの編集者になります。
  • 以前の Google サイトの編集者だった人はすべて、新しい Google サイトの下書きの編集者になります(通常のサイト変換の場合と同様)。
  • 以前の Google サイトの閲覧者だった人はすべて、変換された新しい Google サイトの下書きの公開済みアイテムの閲覧者になります。ただし、サイトの閲覧者が新しい Google サイトの下書きを閲覧するには、その下書きが公開されている必要があります(通常のサイト変換の場合と同様)。
一括変換
  • 一括変換を開始したユーザーは、変換後のすべてのサイトのオーナーになります。
  • 一括操作で変換できないサイトがある場合(変換元と別のドメインにあるサイトなど)はスキップされ、ユーザーにメールで通知されます。
  • サイズ違反が原因で変換に失敗した場合でも、確認メールが送信されるだけです。
ドメインの外部で共有されているサイト

以前のサイトが外部共有されている場合、新しいサイトの下書きに外部ユーザーがオーナー、編集者、閲覧者のいずれかとして追加されるかは、新しい下書きのオーナーの外部共有設定([ドライブとドキュメント] の共有設定で制御)によって決まります。新しい Google サイトの下書きのオーナーが外部共有できる場合、外部ユーザーは以前の Google サイトで使用していた権限と同じ権限を持つことになります。新しい Google サイトの下書きのオーナーが外部共有できない場合、外部ユーザーは新しいサイトにアクセスできなくなります。

以前はサイトにアクセスしていた外部ユーザーが、ドメインの以前の Google サイトの共有オプションによってサイトを閲覧できないようにブロックされていた場合、そのドメインのドライブの共有オプションに基づいて、新たに変換されたサイトへのアクセス権が復元される可能性があります。この状況が発生するのは、以前の Google サイトの共有オプションで外部共有が許可されていないのに対して、ドライブの共有オプションで許可されている場合です。

以前の Google サイトの共有設定について詳しくは、以前の Google サイトの共有オプションを設定するをご覧ください。

新しい Google サイトの共有設定について詳しくは、Google サイトの共有オプションを設定するをご覧ください。

個人アカウントがオーナーになっている Google Workspace のサイト

Google Workspace の旧式サイトのオーナーが個人アカウントの場合、そのオーナーは旧式のサイトの編集者だったものと見なされます。個人アカウントのオーナーは、変換された新しいサイトの編集者になります(特権管理者を含め、変換された新しい Google サイトの下書きのオーナー候補となるユーザーが 1 人以上いることが前提です)。Google Workspace のサイトのオーナーが個人アカウント ユーザーしかいない場合は、特権管理者がデータ エクスポート アーカイブを受け取る唯一のユーザーとなります。個人アカウント ユーザーが Google Workspace のサイトのデータ エクスポートを受け取ることはありません。

サイトのオーナー権限の判別: サイトが Google Workspace アカウントで管理されているかどうかは、サイトの URL で確認できます。URL の「sites.google.com」の後にドメイン名が含まれている場合、そのサイトは Google Workspace のものです。たとえば、Google Workspace サイトの URL は sites.google.com/my-domain.com/my-site や sites.google.com/a/my-domain.com/my-site となります。この場合、サイトは my-domain.com で管理されています。

複数の Google Workspace ドメインのユーザーがオーナーになっているサイト

別のドメインに属する Google Workspace サイトオーナーは、変換されたサイトの編集者になります(変換が可能だった場合)。データ エクスポート アーカイブを受け取る資格はありません。

サイトのオーナー権限の判別: サイトが Google Workspace アカウントで管理されているかどうかは、サイトの URL で確認できます。URL の「sites.google.com」の後にドメイン名が含まれている場合、そのサイトは Google Workspace のものです。たとえば、Google Workspace サイトの URL は sites.google.com/my-domain.com/my-site や sites.google.com/a/my-domain.com/my-site となります。この場合、サイトは my-domain.com で管理されています。

停止中のドメイン

(不正使用や請求関連の問題などの理由により)ドメインが停止されている場合、以前の Google サイトは上述の標準的な手続きを経たうえで、データ エクスポートで書き出されます。新しい Google サイトの下書きは作成されません。

: 停止中のドメインからそうしたファイルにアクセスできるのは、ドメインが復元された後になります。詳しくは、停止中の Google Workspace アカウントを復元するをご覧ください。

Google アカウントの無効化

Google アカウントを無効にして、オーナーが Google サービスにログインすることを防ぐことができます。無効になってから 90 日が経過しているアカウントは、データ エクスポートのデータを受け取ることも、以前の Google サイトから変換された新しい Google サイトの下書きデータを受け取ることもありません。

共有の制限

新しいサイトの下書きは、最大 600 件のメールアドレスと直接共有できます。この上限は Google ドライブに保存されたすべてのファイルに適用されます。詳しくは、Google ドライブのファイルを共有するをご覧ください。

以前の Google サイトを新しい Google サイトに変換した場合、共有できるメールアドレスの数は 600 件までです。以前の Google サイトが 600 を超えるメールアドレスと共有されている場合: 

  • サイト所有者のメールアドレスが優先して保持され、次に編集者、閲覧者の順に続きます。
  • 各カテゴリ(所有者、編集者、閲覧者)内では、個人よりも先にグループが選択されます。
  • 各カテゴリにメールアドレスが複数ある場合は、制限に達するまでランダムにエントリが選択されます。
  • 上限に達すると、残りのメールアドレスは削除されます。

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