このリリースノートでは、Google Workspace Migration for Microsoft Outlook (GWMMO) の各バージョンの改善点や新機能をご紹介しています。
GWMMO のバージョンを 4.3.14.0 にアップグレードすることをおすすめします。旧バージョンの GWMMO は間もなく動作しなくなります。
リリースノート 4.3.23.0
2024 年 6 月 18 日
新機能- GWMMO は現在、最も安全な最新バージョンのインストーラーを使用しています。以前のバージョンのインストールで問題が発生した場合は、このバージョンをインストールしてみてください。
リリースノート 4.3.10.0
2020 年 12 月 9 日
新機能- G Suite Migration for Microsoft Outlook は Google Workspace Migration for Microsoft Outlook (GWMMO) となりました。
リリースノート 4.2.7.0
2020 年 1 月 7 日
新機能- サポートされていないバージョンの Microsoft Office を検出する機能を改良しました。サポートされていないバージョンの Office がインストーラによって検出された場合は、手順が記載されたわかりやすいメッセージが表示されます。
- 認証トークンとアクセス トークンの交換に使用される OAuth エンドポイントが新しくなりました。ファイアウォールを使用している場合は、新しいエンドポイントがホワイトリストに登録されていることをご確認ください。
- 古いエンドポイント: googleapis.com/oauth2/v4/token
- 新しいエンドポイント: oauth2.googleapis.com/token
- プロキシ自動検出エラーに関する警告ログがわかりやすくなるよう修正しました。プロキシを使用していない場合は、プロキシの自動検出エラーを無視できることが明記されたメッセージが表示されるようになりました。
リリースノート 4.1.6.0
2019 年 6 月 13 日
新機能- サポート対象ではないバージョンの Windows に GSMMO がインストールされた場合のエラー メッセージを改良しました。
- 定期的な予定の処理を改善しました。
- 新しく作成されたラベルの診断機能を強化しました。
- リッチテキスト形式の説明を含むカレンダーの予定を移行できます。
注: Outlook 2016 で作成された説明は書式なしテキストに変換されます。
- 古いタイムゾーンのマッピングに関する複数の問題を修正しました。
- ログに不必要な情報が生成される問題を修正しました。
- 予定の招待状に送信者の氏名が表示されない問題を修正しました。
- Outlook プロファイルが破損している場合に、有効なプロファイルが表示されない問題を修正しました。
- 移行中に、カレンダーの予定の説明の書式が崩れる問題を修正しました。
- 予定ステータスが [別の場所で勤務] に設定されていた場合に、カレンダーの予定を移行できない問題を修正しました。
- 親フォルダ名が特定の Gmail ラベルと競合する場合に、ネストされた Gmail ラベルの作成方法に影響が及ぶ問題を解決しました。
- 移行対象の予定をファンアウトする際の、Google カレンダーへの通知をなくしました。
- Exchange の隠しフォルダは移行されなくなりました。
- 孤立した予定(定期的な予定の中の 1 回)の移行に関する問題を修正しました。
4.0.117.0 以前のリリースノート
以前のバージョンのリリースノートリリース 4.0.117.0
2017 年 9 月 25 日
新機能
定期的な予定に対するカレンダーの例外が、過去の G Suite Sync プロファイルから正しく移行されない問題を解決しました。
Microsoft Edge がデフォルトのブラウザに設定されている場合に、GSMMO が Google アカウントへのアクセスを承認できない問題を解決しました。
Outlook 2016 のクイック実行版がインストールされている場合に、内部エラーにより GSMMO の開始時にエラーが発生する問題を解決しました。このエラーは、新しい G Suite Sync プロファイルの作成後にデータを移行しようとした場合にも発生することがありました。
トレースログに記載されたメール移行エラーにおいて、MIME ヘッダーが一部省略される問題を解決しました。
国際化メールアドレスが使用されているメールが移行されない場合に、その原因となっている MAPI から MIME への変換の問題を解決しました。
リリース 4.0.114.0
2017 年 5 月 31 日
新機能
Google Apps Migration for Microsoft Outlook の名称が G Suite Migration for Microsoft Outlook(GSMMO)に変更され、ロゴも新しくなりました。
企業向け MSI インストーラに関するログが改良され、より効果的に互換性の問題を診断できるようになりました。
Gmail のラベル作成エラーやラベルのキャッシュの更新に関するログが改良され、より効果的にメール移行の問題を診断できるようになりました。
Outlook 2016 のクイック実行版をご使用の場合に、一部でクラッシュが発生する問題を解決しました。
Gmail で作成したラベルの競合によりメールが移行されないいくつかの問題を解決しました(例: Outlook では「Customers」、Gmail では「customers」というように、大文字と小文字の使い方が違う場合)。
サーバーのタイムアウト エラーが(ローカル)ネットワークのタイムアウトとして報告される問題を解決しました。
定期的な予定に対するカレンダーの例外が、招待されたユーザーには移行されない問題を解決しました。
ユーザー名が Windows の予約済みの名前とピリオドで始まる場合に移行できないという問題を解決しました(例: 「[email protected]」)。
サービス アカウントを使用しているときに、OAuth トークンが期限切れになるまで GSMMO で更新されず、そのため不必要に再試行が繰り返され、認証エラー メッセージがログに書き込まれる問題を解決しました。
OAuth2 のエンドポイントを更新しましたネットワーク トラフィックに関する問題をご覧のうえ、ファイアウォールやプロキシを変更する必要があるかどうかをご確認ください。
承認の問題が発生した場合に、ユーザーにエラーを報告するのではなく、移行が何度も再試行される問題を解決しました。
リリース 4.0.30.10
2017 年 2 月 21 日
解決済みの問題
定期的な予定に対するカレンダーの例外が、招待されたユーザーには移行されない問題を解決しました。
メールを移行するとメール本文の末尾に予期しない文字が追加される問題を解決しました。
リリース 4.0.29.9
2016 年 3 月 20 日
解決済みの問題
メールの X500 送信者アドレスを有効な SMTP アドレスに解決できない場合に、メールの From ヘッダーが「unknown@domain」の状態で移行される問題を解決しました。
メールが先頭または末尾にスペースが含まれるフォルダにある場合や、フォルダ名に連続する 2 つ以上のスペースが含まれている場合に、Gmail にメールが移行されないという問題を解決しました。
リリース 4.0.27.0
2016 年 1 月 12 日
解決済みの問題
メールの PST ファイルの MAPI プロパティに無効な値が含まれている場合に、メールが無効な From ヘッダーを含む MIME メールに変換され、Gmail API によって拒否されるという問題を解決しました。
OAuth トークンが有効期限切れとなる前に更新されるようになりました。これにより、大規模な移行の際に 401 エラーが発生することが少なくなりました。
サーバーからの応答として HTTP ステータス コード 429(リクエストが多すぎます)が返された場合のバックオフ動作を改善しました。
メールのアップロードが失敗した場合に、メールの本文がトレースログに書き込まれなくなりました。
リリース 4.0.25.0
2015 年 11 月 10 日
新機能
API 割り当てが IP 別ではなくユーザー別にカウントされるように、すべての API リクエストに quotaUser 引数を追加しました。
From ヘッダーに有効な SMTP アドレスが含まれていなかった場合に、Gmail API によってメールが拒否されるという問題を解決しました。
失敗した API リクエストが、指数バックオフを使用して間隔を増加させながら正しく再試行されるようになりました。
リリース 4.0.24.0
2015 年 10 月 25 日
解決済みの問題
5 MB よりも大きなメールの移行に失敗していた問題を解決しました。
リリース 4.0.22.0
2015 年 10 月 1 日
Outlook 2013 と Outlook 2016 のクイック実行版がサポートされるようになりました。
Windows 10 がサポートされるようになりました。
メールの移行に Gmail API が使用されるようになりました。
サポートが終了した 2-legged OAuth コマンドラインのオプション --google_consumer_key と --google_consumer_secret は削除されました。
ユーザーに代わって移行を行うため、コマンドラインで --service_account_json_path オプションを使用したサービス アカウント認証がサポートされるようになりました。詳しくは、コマンドラインから移行を実行するをご覧ください。
必要に応じてクラッシュ データを収集、報告できるようになりました。
指数バックオフの使用により再試行が改善され、スロットリング、ネットワークやサーバー障害からのメール移行の回復力が高くなりました。
移行元の空のメールフォルダは、ラベルとして Gmail に移行されます。
Outlook の [削除済みアイテム] のメッセージが [ゴミ箱] に正しく移行されるようになりました。
GAMMO で実行中の移行を適切にキャンセルできるようになりました。
その他の軽微な UI の問題が解決されました。
リリース 3.4.27.52
2015 年 4 月 28 日
解決済みの問題
2 つ目のカレンダーの移行が正しく機能していませんでしたが、この問題は修正されました。
サポートが終了した clientlogin コマンドライン オプションの --google_password
は削除されました。
Calendar v3 API より、コマンド オプション --noenable_calendar_fanout
の動作はデフォルトになったため、この設定は削除されました。
リリース 3.3.25.50
2015 年 4 月 1 日
解決済みの問題
問題: 3 回連続して 503 バックオフ応答を受信した場合、クライアントの移行に失敗していました。クライアントは「スロットルが調整された」状態になり、再試行リクエストはすぐに上限に達し、「ネットワーク エラーにより移行できませんでした」というメッセージで移行に失敗していました。
この問題は修正されました。クライアントは、503 リクエストを受信した場合に、指数バックオフを適切に実行できるようになりました。クライアントはリクエストを最大 10 回再試行します。このとき、リクエストを再試行する前に、指数関数的に休止時間を増やします。イベントが成功すると、再試行回数と休止時間はリセットされます。
リリース 3.2.23.48
2015 年 3 月 24 日
新機能
新しいコマンドライン オプション --emapi_sleep_time を追加しました。この設定を使用すると、メール移行 API の各リクエスト間で GSMMO が一時停止する時間(ミリ秒)を増やすことができます。
これまで、削除済みのアイテムが、ゴミ箱ではなく Gmail 受信トレイに移行されていました。このリリースでは削除済みアイテムが正しくゴミ箱に移行されるようになりました。
Email Migration API リクエストの間隔について、必須の最小待機時間を 700 ミリ秒から 1,000 ミリ秒に変更しました。
リリース 3.1.21.46
2014 年 12 月 15 日
新機能
GAMMO で最新の Email Migration API(バージョン 2)が使用されるようになりました。
リリース 3.0.19.44
2014 年 8 月 5 日
解決済みの問題
このリリースでは Google Apps Sync for Microsoft Outlook との統合機能が修正されました。以前は、新しい G Suite Sync プロファイルの作成時に、既存の Outlook プロファイルまたは PST ファイルの読み込みの妨げとなる問題がありました。
リリース 3.0.17.42
2014 年 7 月 21 日
新機能
GAMMO によるカレンダーの移行で、最新の Google Calendar API(バージョン 3)が使用されるようになりました。
カレンダーを移行する際に、より多くのタイムゾーンが認識されるようになりました。
Outlook の送信者欄に送信者のメールアドレスがない場合でも、GAMMO でメールのインターネット ヘッダーから送信者のメールアドレスを取得できるようになりました。
このリリースでは次の問題が解決されました。
- ClientLogin API が非推奨になったため、この API のサポートが削除されました。これにより、ユーザーはブラウザを使用して、OAuth によってのみ認証できるようになりました。
- 承認フロー中に承認コードをコピーする誤ったリクエストが削除されました。ユーザーはアクセスが承認された後にのみ、アプリケーションへの切り替えを求められるようになりました。
- G Suite で予備のカレンダーが削除されている場合に、そのカレンダーの再移行が失敗する問題が修正されました。
- GUI を使用した場合に、-noenable_label_prefixes コマンドライン オプションが認識されなかった問題が修正されました。
- コマンドライン オプション -noenable_label_prefixes は、Google Apps Migration for Microsoft Exchange(GAMME)と一致するように -noenable_label_prefix に名前が変更されました。
- PST の移行時にパスワード ダイアログをキャンセルした場合に発生するクラッシュが修正されました。
リリース 2.3.14.36
2013 年 5 月 22 日
新機能
GAMMO が Outlook 2013(32 ビット版と 64 ビット版)に対応するようになり、これまでサポートされていたオペレーティング システムに加えて、Windows 8 上でも機能するようになりました。
リリース 2.3
2011 年 9 月 15 日
新機能
GAMMO が 26 の新しい言語で利用できるようになりました
GAMMO が英語に加えて 26 言語で利用できるようになりました。関連のドキュメントも、この中の多くの言語に翻訳されています。
サポートされる言語中国語(簡体) 中国語(繁体) チェコ語 デンマーク語 オランダ語 フランス語 ドイツ語 フィリピン語 フィンランド語 ヒンディー語 ハンガリー語 インドネシア語 イタリア語 |
日本語 韓国語 ノルウェー語 ポーランド語 ポルトガル語(ブラジル) ポルトガル語(ポルトガル) ロシア語 スペイン語 スウェーデン語 タイ語 トルコ語 ウクライナ語 ベトナム語 |
Microsoft Outlook で設定した言語が GAMMO でサポートされていれば、GAMMO でもその言語が使用されます。サポートされていない場合、Windows のデフォルトの言語がサポートされていれば、その言語が使用されます。そのどちらもサポートされていない場合は、英語で開きます。
GAMMO のドキュメントもこれらの言語で読むことができます。ご使用の言語でドキュメントを表示するには、次のリンクにアクセスし、ページ下部のポップアップ リストから言語を選択してください。
リリース 2.1.1.234
2011 年 4 月 29 日
新機能
GAMMO で 3-legged OAuth による SSO がサポートされるようになりました
GAMMO では、ユーザーのメール、連絡先、カレンダー データを G Suite に移行する場合に、3-Legged OAuth の使用がサポートされるようになりました。移行ユーティリティの実行時、ユーザーはシングル サインオン(SSO)システムを介すことで、G Suite のログイン認証情報ではなく現在のサービスの認証情報を使用して G Suite アカウントにログインできるようになりました。
3-Legged OAuth では、アカウントへのアクセス権を明示的に付与し、付与したアクセス権をいつでも取り消すことができるため、より安全です。
また、新しいバージョンでは、カレンダーのファンアウトを無効にする新しいコマンドライン フラグがサポートされていて、データ移行対象のユーザーだけに予定が作成され、他の参加者のカレンダーには予定が追加されません。この新しいフラグは、テスト移行を実行するときに便利です。
Google、Google Workspace、および関連するマークとロゴは、Google LLC の商標です。その他すべての企業名および商品名は、関連各社の商標または登録商標です。