データの読み込み

GWSMO を使用すると、Outlook ユーザー プロファイルの初期設定時または設定後に、既存の Outlook データを Google Workspace に読み込むことができます。読み込みは Exchange アカウントから直接行うことも、PST ファイルを使用することもできます。

GWSMO では、これを行うために個別の移行サービスである Google Workspace Migration for Microsoft Outlook (GWMMO) を使用します。GWMMO 移行サービスは GWSMO で起動されるので、別のサービスを使用していることをユーザーが意識することは通常ありません。

読み込まれる内容

ユーザーは、メール、連絡先、カレンダーの予定、Outlook のメモを同期し、Outlook と Google Workspace ウェブ インターフェースの両方で利用できます。

Outlook のタスクも Google Workspace と同期できますが、GWSMO の起動後にのみ可能です（メール、連絡先、カレンダーの予定は読み込み中に同期されます）。

Outlook の履歴項目は Google Workspace と同期されませんが、初回同期時に Outlook プロファイルから読み込むことができます。

詳しくは、同期されるアイテムをご確認ください。

GWSMO が GWMMO を起動するケース

ユーザーが次の操作を行ったときに、GWSMO が GWMMO を起動します。

• ユーザー プロファイルの再作成時または別のユーザー プロファイルの作成時にデータを読み込んだ場合。

  詳しくは、プロファイルを再作成または変更するをご覧ください。

• プロファイルの作成後にデータを読み込んだ場合。

  詳しくは、Outlook のデータを後で読み込むをご覧ください。

ユーザーが GWMMO を起動できるケース

既存のデータを Outlook から移行するために、ユーザーは GWMMO をスタンドアロン アプリケーションとして起動できます。[スタート] メニューから [Google Workspace Migration] [Google Workspace Migration for Microsoft Outlook] をクリックします。

GWMMO のインストール方法

GWMMO 移行サービスは、各ユーザーのパソコンにインストールする必要があります。

• ユーザーが GWSMO を自分でインストールすると、GWMMO もインストールされます。
• MSI ファイルを使用して管理者がユーザーに GWSMO をプッシュする場合は、GWMMO 移行サービスもユーザーにプッシュする必要があります。または、ユーザーに自分で GWMMO をインストールしてもらうこともできます。

  詳しくは、GWMMO をインストールするをご覧ください。