重要: Google は、2024 年 11 月 20 日をもって GWMHN の提供を終了し、サービスのサポートとメンテナンスも終了することを発表しました。この日以降は、サービスが想定どおりに動作しなくなる可能性があり、サポート サービスはご利用いただけなくなります。
Google Workspace Migration for HCL Notes (GWMHN)を使用して、メール、カレンダー、連絡先、グループ情報を HCL Notes アカウントから Google Workspace に移行することができます。
GWMHN の特長
- 手動操作を行わず移行できる。
- 通知、レポート、ログを簡単に確認できる。
- HCL Notes から Google Workspace へのメール、カレンダー、連絡先情報の移行で高いデータ整合性が維持される。
最初にメールを移行してから、カレンダー、連絡先、グループのデータを移行できます。
GWMHN の対象ユーザー
GWMHN は Google Workspace 管理者を対象としています。HCL Notes の管理に関する十分な知識が必要です。
重要: Google では、メールサーバー、データベース、その他のサードパーティ製品の設定に関する技術サポートは提供していません。
システム要件
Google Workspace
次の操作を行う必要があります。
- G Suite または Google Workspace エディション
- Google Workspace の特権管理者アカウント
- Google Workspace のサービス アカウント(HCL Domino サーバーを認証するため)
GWMHN
GWMHN をインストールして実行するには、Microsoft Windows Server 2012 R2 以降が必要です。以前のバージョンの Windows Server も動作する可能性がありますが、XML サービスを Core XML Services 6 レベルに更新する必要があるかどうかを確認してください。更新する必要がある場合は、Microsoft のドキュメントをご覧ください。
HCL Notes と Domino
次の操作を行う必要があります。
- データを移行する HCL Domino サーバー 6.5 以降(メールファイルは HCL Notes に対応している任意のオペレーティング システムに配置可能)
- Domino Administrator を使用する 1 つの HCL Notes クライアント
- 信頼できるユーザー ID またはサーバー ID 経由の、移行するメールファイルへの管理者アクセス
GWMHN を準備してインストールする
- Google Workspace で、以下を手動で追加します。
- ユーザー - ユーザーの追加方法をご確認ください。
- グループ - 組織でグループを作成するをご覧ください。
- カレンダー リソース - ビルディング、設備や機能、カレンダー リソースを作成するをご覧ください。
- ボタンをクリックして、GWMHN の zip ファイルをダウンロードします。
- ファイルを開いて GWMHN をインストールします。
GWMHN アプリは、サードパーティ製アプリとして Google 管理コンソールの許可リストに追加されます。
トラブルシューティングを行うには、セットアップ中に「このアプリはブロックされています」という警告メッセージが表示されるのはなぜですか?を参照してください。
スマート機能とパーソナライズについて
データを移行する前に、Gmail、Google Chat、Meet のスマート機能および他の Google サービスのパーソナライズ機能が、Gmail、Chat、Meet のデータを使用できるようにするかどうかを決める必要があります。Gmail の自動並べ替えなど、一部の機能を利用するには、データを移行する前に移行先のアカウントでスマート機能とパーソナライズをオンにする必要があります。
詳細についてはスマート機能とパーソナライズをオンにする方法についての記事をご覧ください。
関連トピック
- GWMHN リリースノート
- GWMHN 管理者向けガイド(英語のみ)
- HCL Notes と空き情報を共有する(Google カレンダーと Notes で空き情報を共有できるようにする)
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