GWMME に関するよくある質問

いいえ。Microsoft は、Exchange サーバーへの Microsoft Outlook のインストールをサポートしていません。GWMME は別のクライアント マシンで実行することを強くおすすめします。

はい。ただし管理者のアクセス権が必要で、プロファイルの作成方法が異なります。

GWMME は管理者プロファイルを使って Exchange のメールボックスにアクセスします。通常の Exchange オプションを使用して GWMME を構成すると、サーバーのホスト名またはユーザーのオプションを使用してプロファイルが作成されます。

ホスト型の Exchange 環境下では、Outlook から Exchange に直接 MAPI アクセスを行うことができません。管理者プロファイルを設定する必要があります。詳しくは、Outlook プロファイルをご覧ください。

設定によって異なります。

• 複数のクライアント マシンで複数のインスタンスを実行できます - 複数のクライアント マシンを使用する場合、インスタンスごとに個別の管理者アカウントやサービス アカウントは必要ありません。ただし、各インスタンスが一意のユーザーリストを参照していることの確認は重要です。詳しくは、GWMME Admin Guide の Chapter 4 の「Deployment scenarios」をご覧ください。
• 1 台のクライアント マシンで複数のインスタンスを実行することはできません - 構成ファイルは 1 つの場所に保存されます。1 台のクライアントで GWMME の複数のインスタンスを実行すると、それらのインスタンスが互いに構成ファイルを上書きしてしまいます。
• （非推奨）1 台のクライアント マシン上で、複数のインスタンスを個別の仮想マシンに分けて実行できます - この方法では、システム リソースの負荷が高くなる可能性があります。その代わりに、クライアントのインスタンスを 1 つ実行し、同時に処理されるユーザー数を増やすことをおすすめします。詳しくは、GWMME Admin Guide の Chapter 6 の「Step 3: Select the data to migrate」をご覧ください。

GWMME は、Microsoft Internet Explorer で定義されているプロキシ設定に従い、その設定が Google へのすべてのネットワーク接続に使用されます。認証済みプロキシはサポート対象外です。

GWMME はプロキシ接続には対応していますが、プロキシ サーバーによって問題が起きないようにするために、直接接続の有効化が必要になることがあります。プロキシ設定はローカルの設定に依存するため、Google サポートではこの設定をサポートすることができません。プロキシの問題が発生した場合は、ネットワーク管理者にお問い合わせください。

できません。インスタンスはそれぞれ一意のユーザーリストを参照する必要があります。同じユーザーリストが参照された場合は、移行または API に問題がある可能性があります。

いいえ。MX（Mail Exchange）レコードを変更する必要はありません。メール配信にはサードパーティ製ゲートウェイも使用できます。詳しくは、MX レコードを管理するをご覧ください。

はい。詳しくは、移行用の CSV ファイルを作成するをご覧ください。

はい。コマンドライン版の GWMME を使用して、Windows のスケジュールされたタスクとして実行できます。詳しくは、コマンドラインを使用してデータを移行するをご覧ください。

移行中、ユーザーは引き続き移行元アカウントを使用できます。移行後、ユーザーは移行元アカウントではなく、Google Workspace でメール、カレンダー、連絡先のデータにアクセスできます。

はい。GWMME は、管理者によって複数のユーザーのデータを Exchange サーバー、IMAP 対応サーバー、または PST ファイルから Google Workspace に移行するためのもので、サーバー側で使用します。Google Workspace Migration for Microsoft Outlook (GWMMO) は、1 人のユーザーの Outlook プロファイルや PST ファイルからデータを移行するもので、クライアント側から実装されるものです。ただし、サーバー側とクライアント側の両方でデータを移行すると、ユーザーのデータが重複する可能性があります。

いいえ。GWMME は 1 人のユーザーに対して一度に 1 つの移行のみを実行できるよう設計されているため、一括での移行はできません。

複数の同時 API リクエストで 1 つのアカウントにデータを移行することはおすすめしません。

最適なユーザー エクスペリエンスを実現するには、Gmail の使用をおすすめします。ただし、引き続き Outlook を使用するユーザーは、Google Workspace Sync for Microsoft Outlook（GWSMO） を使用できます。GWSMO を使用するには、いくつかの設定が必要です。詳しくは、Google Workspace と Outlook を同期するをご覧ください。

はい。データの移行と Google Workspace へのメールフローの設定が完了したら、Exchange サーバーの使用を停止できます。

できません。GWMME は Exchange から Google Workspace にデータを移行するためのもので、データの同期用には設計されていません。

ユーザーには通知されませんが、管理者が確認することはできます。詳しくは、GWMME Admin Guide の Chapter 8 の Viewing migration reports をご覧ください。

はい。ただし、移行後は Gmail での表示が少し変わります。Gmail では、システムラベル（[受信トレイ]、[送信済み]、[ゴミ箱] など）の下にラベルをネストすることはできません。システム フォルダの下にネストされたフォルダを移行すると、GWMME ではシステム フォルダに一致する Gmail ラベルが作成されますが、先頭にアンダースコアが付きます。

たとえば、移行元メールサーバーの [Sent] フォルダの下に [Projects] フォルダがある場合、GWMME は Gmail で [_Sent] ラベルを作成し、[Projects] ラベルをその下にネストします。

カレンダー リソースは Exchange から移行できますが、まず Google Workspace でカレンダー リソースを作成しておく必要があります。その後、GWMME を使用してカレンダー　リソースに予定を移行します。

共有カレンダーを移行することもできます。ただし、移行後もカレンダーにアクセスできるのはオーナーだけです。パブリック フォルダ内のカレンダーは移行されません。

[すべてのデータを移行] をオンにした場合は移行されます。2 回目の移行では、新しい Exchange フォルダと一致する新しい Gmail のラベルが適用されます。

Google Workspace Migration for Microsoft Outlook (GWMMO) を使用すると、ユーザーがExchange アカウントまたはローカルの PST ファイルにあるメール、カレンダー、連絡先のデータを Google Workspace アカウントに移行できるようになります。

引き続き Outlook を使用できるよう、Google Workspace Sync for Microsoft Outlook（GWSMO）を使用することで、ユーザーは Outlook と Google Workspace アカウントの間でメール、カレンダーの予定、連絡先、メモ、タスクを同期できます。

その他の移行オプションについては、Google Workspace 移行サービスの一覧をご覧ください。

はい。ただし、アーカイブされたメールを Exchange または PST ファイルに移動してから移行する必要があります。

はい。すべてのメール（または選択した期間）を Google Vault に移行できます。Vault への移行は、PST ファイルまたはサポートされている任意のメールサーバー（Exchange、IMAP、Gmail など）から行うことができます。移行されたメールは、ユーザーの Gmail の受信トレイには表示されません。詳しくは、GWMME Admin Guide の Chapter 6 の「Step 3: Select the data to migrate」をご覧ください。

はい。移行するアイテムの数を GWMME スキャンで見積もることができます。詳しくは、GWMME Admin Guide の Chapter 6 の「Step 4: Migration settings」をご覧ください。

このような不一致が発生するのは、Exchange および IMAP メールサーバーのフォルダと Gmail のラベルの違いが原因である可能性があります。Exchange および IMAP メールサーバーで 1 通のメールを複数のフォルダに割り当てると、そのメールは複製されます。移行後の Gmail では重複するメールが削除され、代わりに複数のラベルが適用されます。

すべてのメールが移行されたことを確認するには、ログでエラーの有無を調べます。詳しくは、GWMME Admin Guide の「Chapter 7: Migration reports」をご覧ください。

見つからないメールがある場合は、Gmail のメール数と移行元のアカウントにあったメール数が一致していないのトラブルシューティングの手順を確認してください。

いいえ。ただし、ユーザーは Google Workspace と Exchange にメールが送信されるように二重配信を設定できます。詳しくは、二重配信を使用して複数の受信トレイにメールを配信するをご覧ください。