管理者は、組織の Google Meet ハードウェアを制御する設定を決定します。一部の設定はデバイスごとに変更できますが、他の設定は組織部門レベルでのみ変更できます。
サービスの設定
サービスの設定はフリート全体にのみ適用でき、組織部門ごとに更新することはできません。サービスの設定を変更するには:
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Go to Menu DevicesGoogle Meet hardwareSettings.
- 変更する設定項目を含むパネルを選択します。
サービスの設定の管理者は、次の項目を変更できます。
- デバイスの登録: ユーザーがデバイスを登録する際に管理者権限が必要かどうかを指定します。詳しくは、Meet ハードウェア デバイスを登録してライセンスを付与するをご覧ください。
- 組み込みの相互運用機能への直接アクセス: 承諾を待つことなく、Meet ハードウェア デバイスからサードパーティの通話に参加できるようにします。詳しくは、Meet ハードウェアを使用して Zoom 会議に参加するをご覧ください。
- 新しいデバイスに関するアラート: 新しいデバイスが登録されたときに管理者にアラートを送信するかどうかを指定します。
- デバイス上の停止に関する警告: ユーザーがデバイスで定期購入関連の警告を表示できるかどうかを決定します。
個々のデバイスの設定
これらの設定は、デバイス単位で適用されます。設定を変更するには、次の方法があります。
1 台のデバイスについて個別に設定する
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Go to Menu DevicesGoogle Meet hardwareDevices.
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リストから特定のデバイスを選択します。
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[デバイスの設定] カードをクリックして個別のデバイス設定のリストを開き、必要な変更を行います。
一部の機能については、Google Meet ハードウェアに対するデバイスの管理権限が必要になる場合があります。
最大 50 台のデバイスで個別のデバイス設定を行う
一部の設定は、複数のデバイスで同時に更新できます。これを一括操作といいます。
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Go to Menu DevicesGoogle Meet hardwareDevices.
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チェックボックスをオンにしてデバイスを選択するか、組織部門やその他の条件でデバイスをフィルタします。
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[その他] をクリックすると、一括操作で変更できる個別のデバイス設定のリストが表示されます。
一部の機能については、Google Meet ハードウェアに対するデバイスの管理権限が必要になる場合があります。
詳しくは、Meet ハードウェアの設定を一括更新するをご覧ください。
管理者がデバイスごとに変更できる設定:
- デバイス名: デバイスの名前を追加します。詳しくは、デバイスに名前を付けるをご覧ください。
- アセット ID: デバイスの社内 ID を追加します。
- 割り当てられたカレンダー: デバイスにカレンダーを関連付けると、そのデバイスで会議のスケジュールを設定できます。詳しくは、Google Meet ハードウェアに Google カレンダーを割り当てるをご覧ください。
- メモ: デバイスに関する情報を記録して他の管理者と共有できます。
- 利用人数の検出: Meet ハードウェアで会議室の利用人数データのレポートを作成できるようにします。詳しくは、利用人数の検出を有効にするをご覧ください。
- ソフトウェアの音声処理: エコー キャンセラと音声自動調整を適用するかどうかを選択します。詳しくは、ソフトウェアの音声処理をオンまたはオフにするをご覧ください。
- ノイズ キャンセル: 通話ごとにデフォルトのノイズ キャンセル設定を選択します。ノイズ キャンセルを使用すると、会話音声以外のノイズが除去されます。詳しくは、ノイズ キャンセルをデフォルトでオンまたはオフにするをご覧ください。
- カメラのホーム ポジション: タッチ コントローラを使用して、対応するカメラのデフォルトのホーム ポジションを設定します。詳しくは、パン ティルト ズームのホーム設定をオンまたはオフにするをご覧ください。
- デフォルトの音量: 通話ごとの初期音量を設定します。
- サードパーティの制御システム: Meet ハードウェアをサードパーティの制御システムに接続します。制御システムの API URL、ウェブ UI URL、またはその両方を指定します。 詳しくは、サードパーティの制御システムを連携するをご覧ください。
組織部門レベルで調整可能な設定
これらの設定は組織部門レベルで適用されます。
組織部門ごとにデバイスをカスタマイズする
これらの設定は、管理コンソールで [継承された Google Meet ハードウェアの設定] として表示されることもあります。
始める前に: この設定に対する部門やチームを設定する必要がある場合は、組織部門を追加するをご覧ください。
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Go to Menu DevicesGoogle Meet hardwareSettings.
- [デバイス] パネルで設定アイコン をクリックします。
- 変更する設定項目を含むパネルを選択します。設定項目の一覧については、以下の表をご覧ください。
- (省略可)設定を部門やチームに適用するには、横で組織部門を選択します。手順を見る
- [システム設定] ページで、デバイスの設定を変更します。
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[保存] をクリックします。 または、組織部門 の [オーバーライド] をクリックします。
継承された値を後で復元するには、[継承] をクリックします。
変更には最長で 24 時間かかることがありますが、通常はこれより短い時間で完了します。詳細
デバイス設定
管理者が組織部門単位で変更できるデバイス設定は次のとおりです。
- リリース チャンネル: Google Meet ハードウェア デバイスのソフトウェア リリースを安定版、遅延安定版、ベータ版、テスト版のいずれかに切り替えます。詳しくは、Chrome ブラウザのリリース チャンネルをご覧ください。
- スケジューリングされた再起動: デバイスを再起動する時刻(現地時間)を選択します。デフォルトでは、デバイスが使用されていない可能性が最も高い時刻に再起動されます。詳しくは、タイムゾーンと再起動の設定を確認するをご覧ください。
- ディスプレイの省電力モード: 使用していないときにディスプレイを自動的にオフにするかどうかを指定します。詳しくは、省電力設定の管理をご覧ください。
- タイムゾーン: デバイスのタイムゾーンを現在のタイムゾーンのままにするか、現地のタイムゾーンに設定するかを選択します。詳しくは、タイムゾーンと再起動の設定を確認するをご覧ください。
- ホーム画面: デバイスに表示される壁紙とホーム画面のテーマを変更できます。詳しくは、壁紙とホーム画面のテーマを管理するをご覧ください。
- スクリーン セーバー: 使用していないときに、組織の Meet ハードウェア デバイスでカスタム画像を表示するかどうかと、表示する場合はそのタイミングを指定します。詳しくは、カスタム スクリーン セーバー画像を表示するをご覧ください。
- 通話: 参加者が電話で会議に参加できるかどうかを指定します。詳しくは、会議にゲストを招待するをご覧ください。
- OK Google 音声操作: デバイスで OK Google 音声操作を有効にするかどうかを指定します。詳しくは、OK Google 音声操作を有効にするをご覧ください。
- 組み込みの相互運用機能: サードパーティ製ビデオ会議プラットフォームで開催される会議に、Meet ハードウェア デバイスから接続できるようにします。詳しくは、Meet ハードウェアからサードパーティのビデオ会議サービスに参加できるようにするをご覧ください。
- 会議室へのチェックイン: ユーザーがデバイスの会議室にチェックインできるようにします。詳しくは、コンパニオン モードを使用してハイブリッド授業や共同作業を行うをご覧ください。
アラート
管理者が組織部門単位で変更できるアラート設定は次のとおりです。
- アラートの送信先: オフラインまたは周辺機器に関するアラートを受信するメールアドレスと携帯電話番号を指定します。
- デバイスのアラート: アラートを送信するかどうか、デバイスのステータスが変更されたときにメールまたはスマートフォンで送信するかどうかを指定します。
- 周辺機器に関するアラート: 周辺機器のステータスが変更されたときにメールまたは SMS でアラートを送信するかどうかを指定します。
- 周辺機器の問題に関するアラート: どの周辺機器が欠落している場合にアラートがトリガーされるかを指定します。
アラートについて詳しくは、接続と周辺機器に関する問題のアラートをご覧ください。
データ共有
管理者が組織部門単位で変更できるデータ共有設定:
- 診断情報の報告: Google Meet ハードウェアの使用情報や詳細な診断情報、ユーザーのフィードバックを、ハードウェアの改善に役立てるためデバイスから Google に送信するかどうかを指定します。
- ログとフィードバック: Google Meet ハードウェアから Google にデバイスのログを 1 日 2 回アップロードするかどうかを指定します。管理者が Google Workspace サポートに問題を報告した場合、ログはサポートチームに提供され、問題の解決のために使用されます。
エラー報告: システムやブラウザのプロセスでエラーが発生したときに、デバイスから Google に使用統計情報や障害レポートを送信するかどうかを指定します。使用統計情報には、ウェブページの URL や個人情報は含まれません。ただし、障害レポートには障害発生時のシステム情報が含まれ、ウェブページの URL や個人情報が含まれることもあります。 - デバイスの状態の報告: 組織に登録されているデバイスから Google と管理者にデバイスの状態を報告するかどうかを指定します。レポートには、デバイスで使用しているハードウェア、ソフトウェア、OS のバージョンと、以下の情報が示されます。
- デバイスがオンラインかどうか
- デバイスが更新されているかどうか
- デバイスがドメイン ポリシーに準拠しているかどうか
関連トピック
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