Google Meet ハードウェア、Chromebox、Chromebase に関する既知の問題について説明します。また、回避策がある場合はあわせてご案内しています。問題が解決しない場合は、回避策をお試しください。
- 管理コンソールでの問題
- カレンダーとタイムゾーンに関する問題
- プロビジョニングと設定に関する問題
- 会議に関する問題
- HDMI に関する問題
- 周辺機器に関する問題
- ハードウェアと停電に関する問題
- 問題が解決しない場合
管理コンソールでの問題
CrOS M126 には、Logitech(Logi)デバイスを使用しているお客様に影響する既知の問題があります。Logitech 製の周辺機器を使用している場合、Google 管理コンソールでスピーカーやマイク ソースが 2 回表示されることがあります。この場合、管理者はデフォルトのマイクとスピーカーの選択を手動で変更する必要があります。この変更は、デバイスごとに個別に行う必要があります。システムのデフォルト設定が予測不可能で、新しい名前の Logitech デバイスや接続されているディスプレイの音声コンポーネントが選択されることがあり、ユーザー エクスペリエンスに影響が出る可能性があります。Google はこの問題の緊急性を認識しており、できるだけ早く解決できるよう緩和策の策定に取り組んでいます。
カレンダーとタイムゾーンに関する問題
管理者権限を付与されたばかりのユーザーが Google Meet ハードウェアにリソースを割り当てることができるようになるまでには、最長で 24 時間ほどかかることがあります。
一部の Google Meet ハードウェアでは、ユーザーが設定したタイムゾーンが保持されず、初期設定後にデフォルトのタイムゾーンに戻ってしまうことがあります。
この問題を解決するには、次の方法でタイムゾーンを変更します。
Google 管理コンソールを使用してタイムゾーンを変更する
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Go to Menu DevicesGoogle Meet hardwareSettings.
- [タイムゾーン] 欄までスクロールし、正しいタイムゾーンを選択します。
- [保存] をクリックします。
プロビジョニングと設定に関する問題
- 登録後にデバイスにエラー画面が表示された場合は、更新が適用されるまで数時間待ちます。
- アップデートが適用されたら、システムを再起動します。
すぐに修正する必要がある場合は、デバイスで手動でリカバリを試すことができます。Google Meet コンピュート システムを復元するに移動します。
会議に関する問題
- Google カレンダーで会議のスケジュールを設定する。
- 個人用デバイスで会議を作成する。
Gmail で、ユーザー名に含まれるピリオドが無視されます。たとえば、「[email protected]」と「[email protected]」の配信先が同じ受信トレイとなります。詳しくは、他人宛てのメールが届いた場合をご覧ください。
メールアドレスのユーザー名にピリオドが含まれる場合、Chromebox から送信される会議の招待状の宛先アドレスは、ピリオドを含む正確なアドレスと一致している必要があります。一致しない場合、招待状から招待者が参加することができず、[このハングアウトは終了しました] というエラーが表示されます。
HDMI に関する問題
Lenovo Meet Compute System - Series One または Lenovo Meet Compute System - Series One(Intel 第 13 世代)で 2 台のディスプレイを使用する場合、「HDMI- Out 2」がメイン画面、「HDMI- Out 1」がセカンダリ画面になります。
プレゼンテーション中に HDMI アダプターを外すと、カメラは数秒間検出されなくなり、その後自動的にミュートされます。その後カメラをミュート解除できるようになります。
HDMI ケーブルを接続する際にこのメッセージが表示される場合は、次の方法をお試しください。
- Mimo に接続する USB ケーブルが正しく差し込まれていることを確認します。
- USB ハブを使用する場合は、ケーブルを Chromebox の USB ポートに直接接続します。ハブがなくても動作する場合は、ハブのファームウェアが最新版であることを確認してください。
- 上記の手順を行っても解決しない場合は、Mimo に接続する USB ケーブル、画面共有中のパソコンに接続する HDMI ケーブル、HDMI コンバータなど、ケーブルの不良や誤設定が原因である可能性があります。これらを Meet ハードウェア用に承認されている周辺機器に交換してください。
HDMI を使って会議室のタッチスクリーンにプレゼンテーションを表示する際に、プレゼンテーション ストリームが開始されなかったり、開始されても音声が聞こえなかったりします。
Mimo タッチスクリーンが電源に正しく接続されていることと、認定済みの USB 3.0 ケーブルを使用していることをご確認ください。詳しくは、構成ガイドをご覧ください。
周辺機器に関する問題
一部の Samsung ディスプレイは、Consumer Electronics Control(CEC)コマンドに応答する際に動作が不安定になることがあります。Meet ハードウェア デバイスの電源がオンになっていて、ディスプレイを起動するシグナルが送信されていても、ディスプレイの電源がオフのまま、またはスタンバイ モードのままになることがあります。この場合、Meet ハードウェア デバイスのタッチ コントローラ画面に「Meet を開始できませんでした」というエラーが表示されることがあります。
この問題を解決するには、オンボード電源またはリモートでディスプレイを手動でオンにする必要があります。Meet ハードウェア デバイスを再起動すると、問題が解決することもあります。
メモリサイズの制限により、Intel 第 8 世代 Kaby Lake Chromebox(Asus Chromebox3 CN65、CTL Chromebox CBx1、Lenovo Series One Meet Compute System(第 1 世代))では、Rally Bar ファームウェア パッケージをダウンロードできません。出荷時のバージョンより新しいバージョンに更新できない場合があります。
Series One Room Kit カメラでは、会議中にフレーム落ちが発生することがあります。これにより、動画が途切れて表示されます。
Series One Room Kit カメラは切断されることがあります。システムを再起動します。
快適なご利用をお約束するため、デフォルトの周辺機器は Google が承認したものに設定されています。会議終了時には利用デバイスの設定がこれらの周辺機器にリセットされます。
別の周辺機器を使用する場合は、Meet ハードウェア用に承認されている周辺機器をご覧ください。
他の周辺機器がデフォルトに設定されている場合は、会議の前に手動で周辺機器を設定してください。
- デバイス上で設定アイコン 音声] をクリックします。
- 目的の周辺機器を見つけて選択します。
- 次の会議が始まる前に、他のすべての周辺機器のプラグを取り外しておきます。
日本で Google Meet ハードウェアをご使用の場合、デバイスでちらつき防止設定が 50 Hz から 60 Hz に上書きされるため、会議中にカメラがちらつくことがあります。この問題を解決する手順は次のとおりです。
- デバイスを同じタイムゾーンの GMT +09:00 東部インドネシア時間(ジャヤプラ時間)に設定してから、電源周波数を変更します。
- デバイスを再起動します。
ハードウェアと停電に関する問題
Series One オーディオバーを使用する際、デバイスを再起動した後、スピーカーとマイクが接続されるまでに数分かかることがあります。
[Chrome OS がない、または損傷しています] というエラー メッセージが表示される場合は、以下をお試しください。
- デバイスをワイプして再登録する。詳細については、デバイスを再登録するをご覧ください。
- USB メモリまたは Chromebook リカバリ ユーティリティ拡張機能を使用して Chromebox を復元する。詳しくは、Chromebook を復元する方法をご覧ください。
注: このユーティリティを使用すると、Chromebox または Chromebook 向けの復元用 USB を作成できます。
Chromebox が何度もクラッシュする場合、または Chromebox を起動できない場合は、コンポーネントに問題がある可能性があります。
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