次に、ユーザーの空き情報の設定が正しいことを確認します。
現在: 手順 4/5
空き情報の設定を確認する
- Google Workspace アカウントにログインして Google カレンダーの予定を作成し、Microsoft Exchange ユーザーのメールアドレスを入力して予定に招待します。詳しくは、カレンダーの予定にゲストを招待するをご覧ください。
Exchange ユーザーの空き情報が表示されます。
- 空き情報が表示されない場合は、カレンダーの監査ログでユーザーのアクティビティとステータスを確認します。詳しくは、カレンダーのログイベントを確認する(後述)をご覧ください。
- カレンダーの監査ログにエラーが記録されていない場合は、ユーザーの Exchange アカウントにログインしてカレンダーの予定を作成し、Google カレンダー ユーザーのメールアドレスを入力して予定に招待します。
- カレンダー ユーザーの空き情報が表示されない場合は、Google 管理コンソールのトラブルシューティング ツールを使用してください。詳しくは、テスターを使用して空き情報を確認する(後述)をご覧ください。
ログとテスターを使用する
カレンダーのログイベントを確認するユーザーが カレンダーの相互運用 の使用を開始すると、[監査と調査] ページのカレンダーのログイベントでユーザーのアクティビティとステータスを確認できます。詳しくは、カレンダーのログイベントをご覧ください。
カレンダーのログイベントにエラーが発生した場合のトラブルシューティング情報については、カレンダーの相互運用に関するエラー メッセージとコードをご覧ください。
この操作を行うには、特権管理者としてログインする必要があります。
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管理コンソールで、メニュー アイコン [アプリ] [Google Workspace] [カレンダー] にアクセスします。
- [カレンダーの相互運用 管理] をクリックします。
- [トラブルシューティング ツール] で [ユーザーの空き情報検索テスター] をクリックして、組織内のユーザーのメールアドレスを入力します。その際、次のいずれかの操作を行います。
- Exchange ユーザーが Google カレンダー ユーザーの空き情報を照会できるかどうかを確認するには、Google Workspace ユーザーのメールアドレスを入力します。
- Google カレンダー ユーザーが Exchange ユーザーの空き情報を照会できるかどうかを確認するには、Exchange ユーザーのメールアドレスを入力します。
- [Perform test] をクリックします。
ツールがユーザーに代わって空き情報クエリを発行し、リクエストとレスポンスを表示します。リクエストが失敗した場合は、エラーの概要が表示されます。エラーのトラブルシューティングを行うには、以下のリンクをご覧ください。
トラブルシューティング
Autodiscover endpoint couldn't be discovered(自動検出エンドポイントを検出できませんでした)このエラーが表示される場合は、Exchange から開始される自動検出エンドポイントへの接続を確認する必要があります。考えられる問題の 1 つは、Google カレンダー側で TLS 1.2 接続が必要なのに対して、Exchange 側で TLS 1.0 接続のみが許可されていることです。
このエラーを解決するには、Exchange を最新のサービスパックと累積的な更新プログラムに更新してください。次に、Microsoft Windows レジストリを介して TLS 1.2 を有効にします。有効にした後は、システムの再起動が必要になる場合があります。TLS レジストリの設定について詳しくは、こちらの Microsoft 記事をご覧ください。
それでも問題が解決しない場合は、次の一般的なトラブルシューティングの手順を踏んでください。
- Exchange サーバーにパケット キャプチャ ツール(Wireshark など)をインストールします。
- パソコンでパケット キャプチャを開始します。
- コマンド プロンプト(CMD)ウィンドウを開きます。
- DNS キャッシュを空にするには、次のコマンドを入力します。
ipconfig /flushdns
- トラブルシューティング ツールで、Exchange から Google Workspace ユーザーの空き情報の取得を試みて問題を再現します。「Autodiscover endpoint couldn't be discovered」という同じエラーを受け取ることを確認します。
- パケット キャプチャを停止します。
パケット キャプチャの結果を分析して、自動検出エンドポイントの名前(autodiscover.googleworkspace.altostrat.com など)またはウェブサーバーの IP アドレスを含むパケットを探します。これにより、ウェブサーバーへの Exchange の接続方法が詳細に表示され、エラーが発生した場所を特定できるようになります。
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