アクティビティ ダッシュボードは、監査または法的な目的に使用するものではありません。ユーザー アクティビティの監査には、ドライブの監査ログをご利用ください。
管理者は、ファイル アクティビティをユーザー同士がアクティビティ ダッシュボードで確認できるようにするかどうかを設定できます。ファイル アクティビティに含まれるのは、Google ドキュメント、スプレッドシート、スライドのファイルを閲覧したユーザーの名前と閲覧日時です。
このデータを参照することで、ファイルの編集者は的確な情報をもとに共同編集者への対応を行えます。ファイルのアクティビティ ダッシュボードを表示するには、ユーザーにそのファイルに対する編集権限があり、またユーザーがファイルのオーナーと同じドメイン内にいる必要があります。ユーザーがドメイン外のファイルのアクティビティ ダッシュボードを表示することはできません。
ユーザーが管理できる設定
ユーザーは、自分のファイル閲覧情報をアクティビティ ダッシュボードに表示するかどうかを管理できます。
たとえば、管理者がユーザーの閲覧履歴をオンにしていても、ユーザー自身でダッシュボードにファイル閲覧情報を表示しないようプライバシー設定を行うことができます。 管理者がアクティビティ ダッシュボードでユーザーの閲覧履歴をオフにした場合、ユーザーが自分の閲覧履歴をオンにすることはできません。
組織のファイル閲覧設定を確認する
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管理コンソールで、メニュー アイコン [アプリ] [Google Workspace] [ドライブとドキュメント] にアクセスします。
- 全ユーザーに設定を適用する場合は、最上位の組織部門を選択したままにします。それ以外の場合は、子組織部門または設定グループを選択します。
このステップ(省略可)に対応しているエディション: Business Standard および Business Plus、Enterprise Standard、Enterprise Plus、Education Fundamentals、Education Standard、Teaching and Learning Upgrade、Education Plus、Essentials Starter、Essentials、Enterprise Essentials、Enterprise Essentials Plus、Nonprofits、G Suite Business。エディションの比較
- [アクティビティ ダッシュボードの設定] をクリックします。
- [ユーザーの閲覧履歴] でオプションを選択します。管理者が選択したオプションにかかわらず、ユーザーはファイルの閲覧履歴を非表示にすることができます。
- オン(推奨): アクティビティ ダッシュボードにファイルの閲覧情報が表示されます。この情報を確認できるのは、同じドメインのユーザーが所有するファイルに対する編集権限があるユーザーです。組織内のユーザーの閲覧情報が、他の組織が所有するファイルのアクティビティ ダッシュボードに表示される可能性があります。
- オン - <ドメイン名> 内のみ: 個々のユーザーの閲覧履歴が表示されるのは、ドメインで所有しているファイルのアクティビティ ダッシュボードにのみで、それを閲覧できるのはドメイン内のユーザーのみです。他のドメインで所有されているファイルを閲覧しても、そのドメインのユーザーには閲覧履歴は表示されません。
- オフ: 組織によるファイル閲覧の履歴は、どのファイルのアクティビティ ダッシュボードにも表示されません。組織外のユーザーのアクティビティ ダッシュボードの設定によっては、組織内のファイルが外部から閲覧されたかどうかを確認できる場合があります。
- Google Workspace の一部のエディションでは、ユーザーが編集権限を持つファイルに対してアクティビティ ダッシュボードのデータを表示できるかどうかを管理するための設定が追加で表示される場合があります。[「履歴の表示」へのアクセス] の横で、次のいずれかを選択します。
- オン: ドメイン内のユーザーがアクティビティ ダッシュボードで閲覧者および閲覧者のトレンドを参照できるようにします。[ユーザーの閲覧履歴] もオンの場合におすすめの設定です。
- オフ: ドメイン内のユーザーがアクティビティ ダッシュボードで閲覧者および閲覧者のトレンドを参照できないようにします。[ユーザーの閲覧履歴] もオフの場合におすすめの設定です。