ユーザーがコンサルタントやパートナーなどのドメイン外部の相手と連絡を取ることが多い場合、管理者はそれらの相手を共有の外部連絡先としてディレクトリに追加できます。組織内のユーザーは、Gmail でメールアドレスを入力するときなど、多くの Google サービスで共有の外部連絡先のプロフィール情報を確認できます。なお、共有の外部連絡先は、Cloud Search の検索結果には表示されません。
外部連絡先を追加する
ディレクトリに外部連絡先を追加するには、次の 3 つの方法があります。
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Domain Shared Contacts API - SDK のご利用に慣れている場合は、これらの API を使用して外部連絡先を追加、編集、削除します。API を使用して作業する前に、API アクセスを有効にする必要があります。また、プロトコルの基本的知識も身に付けている必要があります。API の扱いに慣れたら、コード ライブラリをご参照ください。
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Google Workspace Marketplace アプリ - プログラミングを必要としないユーザー インターフェースの利用を希望する管理者向けです。「shared contacts」や「共有の連絡先」というキーワードで検索してください。
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Google Cloud Directory Sync - 管理者が Microsoft Active Directory または LDAP サーバーから外部連絡先を同期できます。共有の連絡先を同期する
外部連絡先の登録に関する制限事項
20 万件または 40 MB のストレージのいずれかに到達するまで、外部連絡先を追加できます。
大きな組織では、大半のユーザーにとって必要な共有の外部連絡先のみを追加するようにします。少数のユーザーのみが必要とする外部連絡先については、次のいずれかで対応します。
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該当するユーザーに個人の連絡先に追加するよう依頼します。
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Google グループを作成して、内部のユーザーと外部連絡先をそのグループに追加します。
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