Google ドライブにおける共有ドライブの制限

目次

• 共有ドライブでのファイルとフォルダに関する制限
• 共有ドライブでのアップロードとコピーに関する制限
• 共有ドライブでのメンバーに関する制限
• 共有ドライブでのグループに関する制限
• ドライブに表示される共有ドライブの上限

共有ドライブでのファイルとフォルダに関する制限

アイテム数の上限

共有ドライブに保存できるアイテム数は最大 50 万個です。これにはファイル、フォルダ、ショートカット、ゴミ箱内のアイテムが含まれます。共有ドライブのゴミ箱からファイルを完全に削除する方法をご確認ください。注: この上限は、ストレージの使用量ではなく、アイテムの数に基づきます。アイテム数はこの制限よりもかなり少なめに保つことをおすすめします。共有ドライブに多数のファイルがあると整理や検索がしにくくなるほか、コンテンツを見落とす恐れもあるためです。

追加可能なアイテム数の残りが上限である 50 万個の 20% を切った共有ドライブを開くと、警告バナーが表示されることがあります。共有ドライブにアイテムを追加できる場合にのみ、このバナーが表示されます。

ファイル共有の制限

共有ドライブ内のファイルは、最大 100 グループと直接共有できます。

保存容量の上限

管理者が共有ドライブに保存容量の上限を設定している場合があります。保存容量の上限（設定されている場合）と使用状況を確認するには、ドライブの [詳細] タブを開きます。

フォルダのネストと移動

共有ドライブ内のフォルダは、最大 100 レベルまでネスト（階層化）できます。1 つの共有ドライブ内で作成するフォルダ数は制限することをおすすめします。コンテンツの整理や検索がしにくくなる場合があるため、代わりに、コンテンツを複数の共有ドライブで整理するのが得策です。

パソコン版ドライブを使用しているときに、マイドライブから共有ドライブにフォルダを移動することはできません。

共有ドライブでのアップロードとコピーに関する制限

一部の種類の仮想ファイル（他の外部ストレージ システムのファイルにリンクするファイルなど）は、共有ドライブに追加できません。

共有ドライブでのメンバーに関する制限

メンバー数の上限（600 人）内で、最大 100 人をグループに追加できます。たとえば、100 個のグループと 100 人の個人を共有ドライブのメンバーとして追加した場合、別のグループをメンバーとして追加することはできません（共有ドライブのグループ メンバー数が 100 を超えるため）。ただし、ユーザーを個別に追加することは可能です。新しい個人メンバーを追加しても、メンバーの総数は 201 人で、600 人の上限に達していません。

共有ドライブのメンバーとなっている複数のグループに属している人は、50,000 人の上限に対して「1 人」とのみカウントされます。

1 つのグループで、最大 30,000 個の共有ドライブのメンバーになることができます。

ドライブに表示される共有ドライブの上限

ドライブの左側のナビゲーションに、最大 1,000 個の共有ドライブが表示されます。それ以上ある場合でも、直接 URL でアクセスしたり、共有ドライブ内の特定のファイルやフォルダを検索したりすることは可能です。

注: 一定のメンバー数に達すると、共有ドライブはグループのメンバーに対して自動的に非表示になります。これは、共有ドライブのコンテンツを利用する大規模なグループへのスパム行為を防ぐためです。次の 2 つの場合に非表示になります。

• 共有ドライブが 1,000 人を超えるグループと直接共有されている場合。たとえば、ユーザー数 1,200 人のグループと共有ドライブを共有すると、グループ内の 200 人に対して共有ドライブがデフォルトで非表示になります。
• 共有ドライブが 2,500 人を超えるユーザーと間接的に共有されている場合。たとえば、それぞれ 500 人のユーザーを含む 6 グループと共有ドライブを共有すると、最初の 2,500 人（最初に追加された 500 人のユーザーを含む 5 グループ）に対しては共有ドライブが表示されますが、2,500 人の上限を超えるため最後に追加された 500 人のグループに対しては非表示になります。