Google Workspace で組織に参加することを促す招待を受け取った場合、その招待は承諾することも辞退することも可能です。リクエストを承諾して参加するには、メールにあるボタンをクリックし、手順に沿って操作します。
注:
- ビジターのアクセス権で共同編集できるオプションが招待状に含まれている場合は、ビジターとして共同編集するをご覧ください。
- Chrome Enterprise への参加を招待された場合は、管理対象の Chrome 組織に参加するをご覧ください。
Google Workspace に参加する理由
Google Workspace には、生産性の向上と共同作業の促進のための次の主要な機能が用意されています。
- セキュリティで保護された、どこからでも参加可能なビデオ会議 - パソコンやモバイル デバイスでビデオ会議を開催、ビデオ会議に参加し、チームとの連携を保てます。
- チャットを使ったシンプルかつ効率的な共同作業 - グループ チャットや 1 対 1 のチャット メッセージを使って、どこにいても同僚とコミュニケーションをとることができます。
- ドキュメントを簡単に作成、共有 - ドキュメント、スプレッドシート、プレゼンテーション、フォームを作成して同僚や組織外のユーザー(管理者が外部共有を許可している場合)と共有できます。ファイルにコメントを追加、表示したり、簡単に変更履歴を確認したりすることができます。
- 時間や場所を問わずファイルを利用 - どこにいても、どのデバイスからでも、リアルタイムで 100 以上のファイル形式(Microsoft Office ファイルを含む)を使用できます。
- 共有ドライブ(有料サブスクリプション用) - ファイルを安全に保存できるうえ、共有場所の管理も簡単です。共有ドライブに追加されたファイルはチームによって共同で所有されるため、メンバー全員が常に最新のファイルにアクセスできます。
以下で機能の詳細をご覧ください。
すべて開く | すべて閉じて一番上に移動すべて閉じて一番上に移動
参加した場合の影響
Google Meet、ドライブ、Chat の利用管理は管理者が行います管理者は次のことを行えます。
- Google サービスを有効または無効にする
- 他のユーザーと共有されていないファイルにもアクセスする
- ファイルを削除する、またはファイルのオーナー権限を他のユーザーに移す
- Google Workspace からアカウントを削除する
組織の Google Workspace サブスクリプションに応じて、管理者は次のこともできます。
- 使用できるビデオ会議機能を管理する
- 組織外のユーザーとの共有を許可または禁止するなど、ドキュメント共有ポリシーを設定する
- 組織外の相手とのチャットを許可または禁止するなど、チャット ポリシーを設定する
Google Workspace への招待を承諾すると、Google アカウントが作成されます(まだお持ちでない場合)。このアカウントを使用すると、次のことができます。
主な Google サービス
次の表は、アカウントで利用できる主要サービスと、そのサービスが管理者の管理対象かどうかを示しています。他のサービスを利用できる場合もあります。
Google サービス | 利用可能 | 管理者による管理 |
---|---|---|
ドライブとドキュメント | ✔ | ✔ |
Meet | ✔ | ✔ |
Keep | ✔ | ✔ |
Gmail(Essentials エディション) | ||
Gmail(Business エディション) | ✔* | ✔* |
カレンダー(Essentials エディション) | ✔ | ✔ |
カレンダー(Business エディション) | ✔* | ✔* |
グループ | ✔ | ✔* |
連絡先 | ✔ | |
Chat | ✔ | ✔ |
Jamboard | ✔ | ✔ |
Google サイト | ✔ | ✔ |
ToDo リスト | ✔ | ✔ |
Blogger | ✔ | |
Google 広告 | ✔ | |
Google アナリティクス | ✔ | |
Google Domains | ✔ | |
Google Earth | ✔ | |
Google マップ | ✔ | |
Google Pay | ✔ | |
Google フォト | ✔ | |
Google Play | ✔ | |
Google Voice | ✔ | |
検索とアシスタント | ✔ | |
YouTube | ✔ |
* 管理者が組織のドメイン名の所有権を証明している場合に利用可能です。
サービスと機能の制限
Google Workspace に参加すると、他の Google の機能やサービスの一部が利用できなくなることがあります。次に例を示します。
フォトとドライブの統合 | 組織の Google アカウントによっては、フォトとドライブの統合の機能が制限されます。 |
Google Fi | Google Fi は一部のアカウントでご利用いただけない場合があります。詳細 |
すでに Google サービスを使用しているメールアドレスで Google Workspace に参加した場合は、次のようになります。
ドライブ データは管理対象になります
Google Workspace に参加すると、チーム管理者がアカウント内のドライブ データ(会議の録画を含む)にアクセスしたり、オーナー権限を変更したり、それらのデータを削除したりできます。
一部のサービスとデータが利用できなくなります
- 組織の Google Workspace サブスクリプションによっては、含まれていない一部のサービス(およびそのデータ)にアクセスできなくなる場合があります。
- YouTube、Google 広告、Google アナリティクスなど、他の多くのサービスは引き続きご利用いただけます。
参加する前にデータを保存できます
個人のドライブデータや、Google Workspace で利用できないサービスのデータを引き続き自分で管理する場合は、次のいずれかを行います。
- Google データ エクスポートを使用して、データのコピーを保存します。
- アカウントのメールアドレスを変更して引き続きすべてのデータにアクセスできるようにしてから、仕事用メールアドレスを使用して新しいアカウントに登録します。
アカウントが Google Workspace から削除された場合は、再び自分でデータを管理できるようになります
後で管理者が Google Workspace から Google アカウントを削除した場合は、Google Workspace で利用できなかったサービスの使用を再開できます。各サービスのデータも利用できるようになります(データはご自身のアカウントに保存されています)。
注: 組織の Google Workspace サブスクリプションによっては、管理者の判断により、あなたのドライブまたは Chat のデータが組織に保存されることがあります。その場合、アカウントが削除された後はデータにアクセスできなくなります。
管理者が認証に Microsoft アカウントを使用するよう Google Workspace Essentials を設定している場合は、Microsoft アカウントでログインした後に Google アカウントが作成されます。Essentials でパスワードを設定するよう管理者から求められる場合があります。
ドメイン管理者が(組織のドメイン名の所有権を証明することで)Google Workspace のビジネス向け機能を追加で利用できるようにすると、あなたの Google アカウントは管理対象アカウントに変更されます。
アカウントが変更されると、あなたに通知が届きます。変更後のアカウントとデータの取り扱いについては、管理者の方と話し合ってください。
詳しくは管理対象アカウントについてのページをご参照ください。
参加に問題がある場合
アカウントの競合Google サービスに参加する際に新しい Google アカウントを作成する場合は、以前に同じビジネス用メールアドレスで Google サービスに申し込んでいないことを確認してください。同じメールアドレスでお申し込み済みの場合は、「すでに使用されているメールアドレスです」というエラー メッセージが表示されます。
Google サービスにビジネス用メールアドレスを使用する場合は、次の 2 つのうちいずれかの方法でユーザー名を変更し、以前作成したアカウントからメールアドレスを削除する必要があります。
- 所有している他のメールアドレスにユーザー名を変更する。
- Gmail をアカウントに追加して新しい Gmail ユーザー名を作成し、アカウントの予備のアドレスとして登録されているビジネス用メールアドレスを削除する。
上記のいずれかの方法で Google アカウントと会社のメールアドレスの関連付けを解除すると、そのメールアドレスで Google サービスをお申し込みいただけるようになります。
以前の Google アカウントと Google サービスの新しいアカウント間で(サービスごとに)データを移動する場合は、Google データをダウンロードする方法をご覧ください。