内容
Google Meet を使用して、大規模なバーチャル イベント(ビデオ会議、ライブ ストリームなど)を主催する方法 |
必要なもの
10 分
Google Workspace アカウント - アカウントをお持ちでない場合は、14 日間の試用版をご利用ください。
このチュートリアルの内容
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1 組織内外のゲストが参加する予定を作成する |
次の動画では、最大 500 人のゲストが参加できるビデオ会議を作成する方法をご紹介しています。ゲストが 500 人を超える場合は、ライブ ストリームの予定を作成してください。
- パソコンで Google カレンダーを開きます。
- 省略可: 予定にゲストを追加するには、左側にある [ユーザーを検索] をクリックしてゲストの名前を入力します。
- カレンダー上でまだ予定が入っていない時間をクリックします。
- 予定のタイトルや詳細情報を追加します。
- [保存] をクリックします。
ヒント: 期間の長い予定を作成するには、時間を選択したままマウスをページ下方にドラッグします。
イベント前: 議題を作成し、コンテンツを共有する
Google ドキュメントのホームページから、次のいずれかを行います。
空白のドキュメントから作成するには、作成アイコン をクリックします。
- テンプレートを使用するには、[テンプレート ギャラリー] をクリックします。いずれかの会議メモ テンプレートをお試しください。
- 議題の詳細情報(共同編集するファイルへのリンクを含む)を追加します。
注: 共有ファイルへの適切なアクセスレベルが参加者に対して設定されていることをご確認ください。
- [共有] をクリックして議題を共有します。
- Google カレンダーで、予定に議題を添付します。
- カレンダーで予定をダブルクリックします。
- 「添付ファイルを追加」アイコン をクリックし、議題を選択します。
- [保存] をクリックします。
- [送信] をクリックします。
共有とアクセスレベルについて詳しくは、ドキュメントのスタートガイドをご覧ください。
イベント中: Chrome ウィンドウを 2 つ使用する
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最初のウィンドウで Google Meet の予定に参加し、このウィンドウを使用して参加者と会話します。
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議題や共有コンテンツは Google Meet で固定表示するのではなく、もう 1 つのウィンドウで開いておけば、リアルタイムで表示、共同編集ができます。
- 2 つのウィンドウを並べて表示することで、コンテンツと参加者を同時に見ることができます。
- 参加者に同じ設定を使用してもらうよう説明します。
注: プレゼンターから参加者に、コンテンツを切り替えるタイミングを指示してもらうようにします(例:「では、スライド 5 をご覧ください」)。
省略可: イベントの開催中にバーチャル ホワイトボードを共有する
組織で Jamboard を使用している場合は、バーチャル ホワイトボードを使ってブレインストーミングを行うのも一案です。Jamboard ウェブアプリ(https://jamboard.google.com)を開く方法と、Jamboard スマートフォン アプリで Jam を開いてイベント中に共有する方法があります。Jam セッション中は誰でも描画したり、画像を追加したり、Google ファイルを開いたりすることができます。
Gmail から予定に参加する
- Gmail を開き、サイドバーの [Meet] をクリックします。
- 次のいずれかを行います。
- [会議を新規作成] をクリックして新しく会議を開始します [今すぐ参加] をクリックします。
- [会議に参加] をクリックして、会議のニックネームまたは会議コードを入力します [参加] をクリックします。
- 予定されている会議に参加するには、[今後の会議] で参加する会議にカーソルを合わせます [今すぐ参加] をクリックします。
カレンダーから予定に参加する
- Google カレンダーで、参加したい予定をクリックします。
- [Google Meet に参加する] をクリックします。
- 表示されたウィンドウで [今すぐ参加] をクリックします。
Meet から予定に参加する
Meet で、スケジュールされた予定のリストに目的のものがあれば、選択して [今すぐ参加] をクリックします。または、次のように会議コードを入力して参加することもできます。
- ウェブブラウザで https://meet.google.com にアクセスします。
- [コードまたはニックネームを入力] をクリック 情報を入力 [参加] をクリックします。
- 会議コードは、会議リンクの末尾にある文字列です。ハイフンを入力する必要はありません。
- 会議のニックネームは組織内のユーザー間でのみ使用できます。この機能は現在、Google Workspace ユーザーにのみご利用いただけます。
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組織で Meet ハードウェア デバイスを購入して設置されている場合は、会議コードまたは会議のニックネームをそのデバイスに入力することもできます。
- [今すぐ参加] をクリックします。
会議にうまく参加できない場合は、会議への参加と会議の作成に関する問題のトラブルシューティングをご確認ください。
- Google ドライブで、共有または固定表示する Google ドキュメント、Google スプレッドシート、Google スライドのファイルを開きます。
- (省略可)ドキュメント、スプレッドシート、プレゼンテーションをゲストと同時に共同編集するには、次の手順を行います。
- 右上にある [共有] をクリックします。
- ドキュメントにタイトルを追加して、[保存] をクリックします。
- 会議のゲストを追加し、全員に [編集者] のアクセス権を付与します。
- [送信] をクリックします。
- Google Meet を開き、会議に参加します。
- [画面を共有] をクリックし、共有する範囲を以下から選択します。
- 自分の画面全体
- ウィンドウ
- タブ
- [共有] をクリックします。
ヒント: Chrome ブラウザではポップアップ通知が自動的に非表示になります。Chrome ブラウザをご使用でない場合は、通知をミュートするか無効にして、画面共有中に表示されないようにしてください。
カメラをオンにしている場合、画面の共有中も自分の姿が表示されます。
画面共有がうまくいかない場合は、カメラと画面共有に関する問題のトラブルシューティングについての記事をご確認ください。
画面共有でのみ参加する
固定表示で参加すると、パソコンのウィンドウまたはアプリケーションのみが会議中に表示されます。音声またはその他の動画が送受信されることはありません。
- https://meet.google.com/ にアクセスします。
- 次のいずれかを行います。
- 予定されている会議を選択する
- [コードまたはニックネームを入力] をクリック 情報を入力 [参加] をクリックします。
- [画面共有] をクリックします。
- ウィンドウまたはアプリケーションを選択します。
- [共有] を選択します。
画面共有を停止する
コンテンツをどう共有するかによって、Meet で次のオプションを選択します。
- [あなたの全画面] または [ウィンドウ] - 上部で [画面共有を停止] をクリックするか、下部で [共有を停止] をクリックします。
- Chrome タブ - 上部で [停止] をクリックします。
録画機能はパソコン版 Meet でのみご利用いただけます。モバイルアプリから参加しているユーザーは、録画の開始時と終了時に通知されますが、録画をコントロールすることはできません。
- Meet を開きます。
- ビデオ会議で、下部にあるアクティビティ アイコン [録画] [録画を開始] [開始] をクリックします。
ボタンの場所がわからない場合は、録画ボタンの場所がわからない場合の記事をご覧ください。 - 録画が始まるのを待つ
他の参加者には、録画の開始と停止が通知されます。 - 終了するときは、[録画を停止] をクリックします。
全員が会議から退出した場合にも録画が停止します。 - [録画を停止] をクリックして確定します。
録画ファイルが準備できると、会議の主催者の [マイドライブ] の [Meet の録画] フォルダに保存されます。会議の主催者および録画を開始したユーザーには、録画へのリンクが記載されたメールも届きます。
2 ライブ ストリームの予定を作成する |
この機能をご利用いただけるのは、所属先の組織が対応している場合に限られます。詳しくは、管理者にお問い合わせください。
詳しくは、ライブ ストリームの新しい視聴方法に関する記事をご覧ください。
予定には、会社の全体会議などに利用できる、視聴専用のライブ ストリームを追加することができます。最大 10 万人の組織内ユーザーが参加できます。
プレゼンター用にライブ ストリームの予定を作成します。プレゼンターは、イベント中にライブ ストリームを開始 / 停止したり、イベントを録画したりすることができます。続いて、ゲスト用に視聴専用の予定を別途作成します。
- Google カレンダーを開きます。
- [ 作成] [予定] [その他のオプション] をクリックします。
- 予定の詳細(日時、説明など)を追加します。
- ビデオ会議に完全な権限で参加できるゲストを追加します。
- この予定に追加されたゲストは誰でも、自分の映像と音声を会議に配信できるほか、画面を共有することもできます。
- 他の組織のユーザーと、信頼できるドメインのユーザーも追加できます。ただし、ストリーミングの録画とコントールを行えるのは組織内のユーザーのみです。
- [Google Meet に参加する] の横にある下矢印 [ライブ ストリームを追加] をクリックします。
- [ライブ ストリームを追加] をもう一度クリックして確定します。
- [保存] [送信] をクリックします。
注: ストリーミングは自動的には始まりません。会議中に右下の をクリックし、続けて [ライブ ストリーミング] [ストリーミングを開始] をクリックしてください。
視聴のみ可能なライブ ストリームに特定のゲストを招待するには、視聴専用の予定を作成します。作成された予定はゲストのカレンダーに追加され、視聴のみ可能なゲスト用のリンクが表示されます。
この視聴専用の予定に招待されたゲストは、通話に参加しても、自分の映像と音声は配信されません。また、ゲストが自分の画面を共有したり、ストリーミングを録画またはコントロールしたりすることもできません。
ヒント: 視聴のみ可能なゲストとして招待されたユーザーは、使用しているアカウントがライブ ストリーミングに対応していない場合や、所属する組織でライブ ストリーミングが無効になっている場合でも、ライブ ストリームに参加できます。
- Google カレンダーを開きます。
- 作成したライブ ストリームの予定 [編集] をクリックします。
- 画面上部の [その他の操作] [視聴専用の予定を作成] をクリックします。
- 視聴のみ可能なゲストまたは視聴専用の会議室と、その他の詳細(説明など)を追加します。
- ゲストが Google Meet ハードウェアを使った各自の会議室から参加できるようにするには、ゲストに予定を変更する権限があることを確認します。
- [保存] [送信] をクリックします。
管理者が許可している場合、会議の主催者と同じ組織に所属している参加者は誰でもライブ ストリームを開始または停止できます。ライブ ストリームには 8 時間の時間制限があるため、ライブ ストリームは 8 時間が経過すると自動的に停止します。
次の場合は、ライブ ストリームを開始または停止できます。
- 主催者である
- 主催者と同じ組織に所属しているユーザー
- 管理者がライブ ストリームへの参加を許可している
- 完全な権限を持つ参加者として参加している
視聴のみ可能なゲストは、ライブ ストリームの視聴のみが可能で、管理はできません。
- Google カレンダーを開いてビデオ会議に参加します。
- その他アイコン [ストリーミングを開始] を選択します。
- ストリーミングの開始を確定します。ストリーミングが開始されると、左上に [ライブ配信中] と表示されます。視聴のみ可能なゲストは、ストリーミングの URL を使用して会議を視聴できるようになります。
- その他アイコン [ストリーミングを停止] を選択します。
- ストリーミングの停止を確定します。
会議の主催者と同じ組織に所属していて完全な権限を持つ参加者は、ライブ ストリームを録画して、会議終了後にイベントをその他の人に視聴してもらうことができます。ライブ ストリーム イベントは自動では録画されないため、手動で録画を開始、停止する必要があります。
ライブ ストリーム イベントを録画するには、会議画面でその他アイコン [ミーティングを録画] をクリックします。
詳しくは、ビデオ会議を録画するをご覧ください。
録画に関する問題については、録画を再生、共有、ダウンロード、保存するをご覧ください。
ゲストは次の方法で、ライブ ストリーミング イベントを視聴できます。
- カレンダーの予定またはメールのライブ ストリーム リンクをクリックする。
- 予定に追加されている会議室を Chromebox または Chromebase for meetings で設定して視聴する。
ライブ ストリーミング イベントを視聴するときは、次のことができます。
- ライブ再生を停止、開始する。
- 再生速度と動画の画質を調整する。
- テレビで動画を再生する。
- 全画面モードに切り替える。
注: 後からイベントを視聴するには、会議の主催者に録画が入手可能かご確認ください。ライブ ストリームはライブ配信中にのみ視聴できます。
ライブ ストリーミングについて詳しくは、Google Meet ヘルプセンターをご覧ください。
3 リモート イベントを開催する際のおすすめの方法 |
- 可能な場合はイーサネット ケーブルを使用してインターネットに接続します。そうでない場合は、5 GHz Wi-Fi を使用します(2.4 GHz は混雑しがちなため、ビデオ接続に向いていない場合があります)。
- Wi-Fi を使用している場合は、テスト会議を作成して、仕事をする場所で電波が強いことを確認します。通常は、ルーターに近いほど電波が強くなります。
- 接続速度が遅く感じられる場合は、速度テストを実行して、アップロードとダウンロードの速度が 3.2 Mbps 以上であることを確認します。
- ビデオ会議に参加する場合は、十分な帯域幅を確保するために、仕事をする場所での他のインターネットの使用を制限します。
- 明るい場所に座ります。影を作らないように、背後ではなく顔に照明が当たるのが理想的です。同僚とテスト会議を行い、カメラの位置と照明を調整します。
- 背景がすっきりとして、部屋がきちんと片付けられていたほうが、ビジネス上の会議を行ううえで好ましく見えます。
- 周囲のノイズの少ない場所が適していますが、騒がしい場所の場合は発言中以外はマイクをミュートにして、Meet の自動字幕起こし機能を使えばリアルタイムで字幕を表示できます。
ヘッドフォン、マイク、カメラ
- 会議中に最適な音声を保ち、発生し得る反響音を減らすには、ヘッドフォンまたはイヤフォンの装着をご検討ください。
- 話しながら文字を入力する場合は、ヘッドセット マイクやポッドキャスト USB マイクなどの外部マイクの使用をご検討ください。
- ヘッドセットとマイクは、無線よりも有線のほうが音質が良い傾向があります。
- ご使用のヘッドセット、マイク、カメラを、メーカーが提供する最新のファームウェアにアップグレードしてください。
- Meet で適切なカメラ、マイク、スピーカーが使用されていることを確認してください。たとえば、ヘッドセットを装着していても、Meet では内蔵マイクが使用されている場合があります。
デバイスの速度低下やパフォーマンスの低下に対処する
- パソコンの OS を最新バージョンに更新します。
- CPU の使用量を分散するため、別のノートパソコン(お持ちの場合)またはスマートフォン(iOS / Android 版の Meet アプリを使用)から画面共有することをご検討ください。
- Meet のトラフィックを検証または変更するソフトウェア / ハードウェア(ローカル ファイアウォール、ウイルス対策ソフトウェアなど)が原因で、動画の画質が低下する場合があります。これらのツールがビデオ会議の妨げとならないようにしてください。
- モニターは 1 台のみ使用します。複数のモニターを使用すると、CPU と GPU の負荷が高くなる可能性があります。
Meet の動画会議の品質に関する問題が解決しない場合は、会議の動画と音声の品質に関するトラブルシューティングをご覧いただくか、問題をご報告ください。
前日:
- パソコンを再起動します。
- 会議に参加する予定の場所からテスト会議に参加して、カメラとマイクの接続と、インターネット接続が安定していることを確認します。
10 分前:
- すべてのタブを閉じて、ブラウザを再起動します。
- 画面を共有する場合は、事前に Google スライドを開いて準備をしておきます(Google スライドを読み込むと CPU の使用率が一時的に上がり、画質と音質に影響する場合があります)。
- スライドを見ながら会議の参加者も表示したい場合は、画面レイアウトを変更します。
- 進行を妨げないように、発言中以外はマイクをミュートするよう参加者に依頼します。自分のマイクをミュートまたはミュート解除するには、ビデオ会議ウィンドウの下部にあるミュート アイコン をクリックするか、キーボード ショートカット ⌘/Ctrl+D を使用します。
- 会議のルールを決めます(例: 休憩後は時間どおりに戻る、発言する際はタイミングに注意を払う)。
- 発言する際の合図を決めます(例: 新しいトピックを持ち出す場合は会議中にチャット メッセージを送信する、チャイム音を鳴らす)。
- 外部の参加者は必要に応じて承認または拒否します。カレンダーの予定に追加されていない外部の参加者は、会議への参加をリクエストする必要があります。ビデオ会議の主催者と同じドメインの参加者からリクエストが承認されると、その外部の参加者は会議に参加できるようになります。予定の開始が遅れないように、10 分前には参加するよう参加者に依頼します。
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