組織で許可されている場合は、iOS デバイスで Google Workspace を設定して職場や学校のアカウントにアクセスできます。個人のデバイスを使用することも、組織から支給されたデバイスを使用することもできます。 |
要件
- iOS の最小バージョンは、管理者の設定によって異なります。
- iOS 15.5 以降(管理者がデバイス上の仕事用データのみを管理している場合)
- iOS 12 以降(管理者がデバイス全体を管理しており、Google Device Policy アプリをインストールする必要がある場合)
- iOS 10 以降(管理者が Google Device Policy アプリをインストールする必要がない場合)
- Google Workspace アカウント
- iTunes アカウント
- Safari の現行バージョン
(デバイス設定で Safari を有効にする: [設定] [一般] [機能制限])
設定するデバイスの種類
個人のデバイスを設定する
個人のデバイスを仕事で使用する場合、管理者がデバイス上の一部のデータや機能を管理できるようにします。デバイスを設定する手順は、管理者による iOS の登録方法によって異なります。
- ユーザー登録 - 管理者がデバイス上の仕事用データと個人用データを分けられるようにします。管理者は仕事用のアプリとデータを完全に制御できます。また、管理者がアカウントに基づくユーザー登録を設定して、ユーザーが iOS 設定でアカウントを追加し、デバイスを自動的に登録できるようにすることも可能です。
- デバイスの登録 - 仕事用と個人用のデータがデバイス上で分離されることはありません。管理者はデバイスをより詳細に管理できます。
始める前に
- デバイスは複数の方法で設定できます。どの手順を行うべきか、管理者にお問い合わせください。
- すでにデバイスを仕事で使用している場合は、Device Policy アプリからアカウントの登録を解除し、デバイスからアプリを削除します。詳しくは、Device Policy アプリを管理するをご覧ください。
手順 1: Google Workspace アカウントをデバイスに追加する
ユーザー登録
- iOS デバイスで、[設定] [一般] [VPN とデバイス管理] [勤務先または学校のアカウントでサインインしてください] をタップします。
- Google Workspace アカウントを使用してログインします。
Google Device Policy アプリと設定プロファイルがデバイスに自動的にインストールされます。設定が完了したら、Google Device Policy アイコン をタップして、管理者が仕事用に承認したアプリを取得します。詳しくは、iOS デバイスで承認済みの仕事用アプリを入手するをご覧ください。
iOS 18 以降のデバイスのみ
- iOS デバイスで App Store を開き、Gmail などの Google アプリを検索します。
- 画面上の手順に沿ってアプリをダウンロードしてインストールします。
Apple ID とパスワードの入力が必要になる場合があります。 - インストールが完了したら、Gmail を開きます。
- [ログイン] [Google] [続行] をタップします。
- Google Workspace アカウントを使用してログインします。
Google Workspace アカウントは、職場や学校で使用するアカウントです。 - Gmail から通知を受け取る場合は、[許可] をタップします。
- 設定プロファイルのダウンロードを求められたら、[次へ] をタップするか、次のいずれかを行います。
- 管理者にデバイス全体の管理を許可するには、[デバイスの登録を続行する] をタップします。
- 管理者が仕事用のアプリとデータのみを管理できるようにするには、[ユーザー登録を続行する] をタップします。
- 画面の指示に沿って設定プロファイルをダウンロードし、手順 3 に進みます。
デバイスの登録
アカウントの追加方法は、職場や学校で使用するアプリによって異なります。
- iOS デバイスで App Store を開き、Gmail などの Google アプリを検索します。
- 画面上の手順に沿ってアプリをダウンロードしてインストールします。
Apple ID とパスワードの入力が必要になる場合があります。 - インストールが完了したら、Gmail を開きます。
- [ログイン] [Google] [続行] をタップします。
- Google Workspace アカウントを使用してログインします。
Google Workspace アカウントは、職場や学校で使用するアカウントです。 - Gmail から通知を受け取る場合は、[許可] をタップします。
次のステップ
管理者によるデバイスの管理方法に応じて、次のように対応します。
管理者が許可している場合は、Google Workspace のメール、カレンダー、連絡先を iOS デバイスの対応するアプリと同期させることができます。対応する iOS アプリで職場や学校のアカウントのメールを受信したり、Google カレンダーの予定を表示したり、Google コンタクトを表示したりできます。
Google Workspace アカウントをメールアプリに追加するには:
- iOS デバイスで設定を開きます。
- iOS のバージョンに応じて、次のいずれかを行います。
- [メール] [アカウント] [アカウントを追加] をタップします。
- [パスワードとアカウント] [アカウントを追加] をタップします。
- [Google] をタップします。
- Google Workspace アカウントを使用してログインします。
Google Workspace アカウントは、職場や学校で使用するアカウントです。 - 設定を閉じてメールアプリを開きます。
次のステップ
管理者によるデバイスの管理方法に応じて、次のように対応します。
- メールアプリを開いて仕事用のメールが表示された場合は、すぐに iOS アプリを仕事に使用できます。
- メールアプリに仕事用のメールが表示されない場合は、管理者が Google のアプリを利用するよう求めている可能性があります。管理者と確認し、Google のアプリを使用するの手順を試してみてください。
手順 2: Google Device Policy アプリをインストールする
組織のデータを安全に保つために、Google Device Policy アプリのインストールを求められることがあります。アプリのインストールを求められるのは、以下に該当する場合です。
- 管理者が、モバイル デバイス向けに特定のセキュリティ ポリシーを適用している。詳細
- 管理者が、ユーザーのデバイスにインストールされている業務用アプリを管理することを希望している。詳細
- サードパーティ製アプリから仕事用アカウントにログインしようとしている。
Device Policy アプリをインストールする
- 次のいずれかを行います。
- デバイスにアプリのインストールを求めるメッセージが表示されたら、[App Store] をタップします。
- プロンプトが表示されない場合は、App Store を開いて Google Device Policy を検索します。
- 画面上の手順に沿ってアプリをダウンロードしてインストールします。
Apple ID とパスワードの入力が必要になる場合があります。 - Google Device Policy を開き、情報画面を読んでスワイプして [続行] をタップします。
- アプリから通知を受け取る(推奨)場合は、[許可] をタップします。
- [使ってみる] をタップし、Google Workspace アカウントを使用してログインします。
Google Workspace アカウントは、職場や学校で使用するアカウントです。 - [同意する] をタップして利用規約に同意します。
- ダウンロード アイコン をタップ 手順に沿って設定プロファイルをインストールします。
手順 3: 設定プロファイルをインストールする
セキュリティ プロファイルのインストールを求める Device Policy アラート メッセージが表示された場合は、次の手順を行います。
デバイスに Google モバイル デバイス管理の設定プロファイルをインストールするよう求められる場合があります。このプロファイルは、管理者がデバイス上の組織のデータを保護するのに役立ちます。詳細
設定プロファイルをインストールするには:
- [許可] をタップして設定プロファイルをダウンロードします。
- [閉じる] をタップ 設定アプリを開きます。
- 上記の手順でプロファイルに基づく登録を行った場合は、[一般] [VPN とデバイス管理] をタップします。
- 管理者の設定に応じて、次のいずれかの操作を行います。
- [一般] [プロファイル] [Google Apps Device Policy のプロファイル] をタップします。
- [プロファイルがダウンロードされました] をタップします。
- [インストール] をタップします。
- 必要に応じてデバイスのパスコードを入力し、[インストール] をタップします。
- 管理者の設定に応じて、次のいずれかの操作を行います。
- [インストール] [信頼する] をタップします。
- [続行] をタップ 仕事用アカウントでログインします。
- [完了] または [続行] をタップします。管理者によるデバイスの承認が必要な場合は、職場や学校のメールアドレスにメールが届きます。
- Google Device Policy アプリのインストールを求めるメッセージが表示されたら、[インストール] をタップし、画面の指示に沿って操作します。詳しくは、手順 2 をご覧ください。
- 設定アプリを閉じます。
仕事用アプリを入手するには、Google Device Policy を開き メニュー アイコン [アプリ] をタップします。
会社所有デバイスを仕事で使用する場合、そのデバイスは IT 管理者によって管理されます。デバイスには組織の優先設定が事前に適用されており、管理者がデバイスの機能を管理できます(ユーザーによる Apple App Store へのアクセスや通知設定の変更の可否など)。
始める前に: 組織ですでに使用されていたデバイスを支給された場合は、デバイスを初期状態にリセットする必要があります。ご不明な点がありましたら、管理者にお問い合わせください。
デバイスを設定する
- デバイスの電源を入れます。
- 画面の指示に沿って言語を設定し、Wi-Fi ネットワークに接続して、デバイスのパスコードを作成します。
- [リモート管理] 画面で、[iPhone の登録] をタップします。
- 注: 組織で Apple Volume Purchase Program(VPP)を使用してアプリを配布している場合は、この手順をスキップしてください。不明な場合は、管理者にお問い合わせください。
ログイン メッセージが表示されたら、Apple ID でログインして Apple のセキュリティ設定を行います。その Apple ID を別のモバイル管理ソリューションで使用していた場合は、Google Device Policy アプリはインストールされません。別の Apple ID を使用する必要があります。セットアップを開始したまま完了していない場合は、デバイスを初期状態にリセットしてから新しい ID を使用してセットアップをやり直します。 -
新しい Apple ID を使用している場合は、iTunes Store で新しい ID のセットアップを完了します。
- デバイスを再起動します。Device Policy アプリのインストールを求めるメッセージが表示されたら、[インストール] をクリックし、お使いの Apple ID とパスワードでログインします。
- iTunes Store で初めて Apple ID を使用するときにエラーが発生した場合は、[キャンセル] または [確認] をクリックします。
- iTunes Store アプリを開きます。
- Apple ID をタップ [Apple ID を表示] をタップします。
- お使いの Apple ID とパスワードでログインし、請求先住所を指定してセットアップを完了します。
- デバイスを初期状態にリセットし、同じ Apple ID を使用してデバイスを再度セットアップします。Google Device Policy アプリはセットアップ中にインストールされます。
セットアップ時に iCloud バックアップから復元しようとすると、デバイスでアプリを使用できないことがあります。復元オプションは使用しないことをおすすめします。個人用アプリは自動的にはデバイスにセットアップされません。ただし、個人用アプリのアカウントを追加すると、セットアップが完了した時点で個人データが同期されます。
セットアップが完了しない場合は、デバイスを初期状態にリセットし、セットアップをやり直してください。
- Google Device Policy アプリがデバイスにインストールされるまで待ちます。
- Google Device Policy を開き、Google Workspace アカウントを使用してログインします。
Google Workspace アカウントは、職場や学校で使用するアカウントです。 - [同意する] をタップして利用規約に同意します。
- 画面の指示に沿ってデバイスの設定を完了します。
仕事用アプリを入手するには、Google Device Policy を開き メニュー アイコン [アプリ] をタップします。
関連トピック
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