アプリ パスワードとは、安全性の低いアプリやデバイスに Google アカウントへのアクセスを許可する 16 桁のパスコードです。アプリ パスワードは 2 段階認証プロセスを有効にしているアカウントでのみ使用できます。
アプリ パスワードを使用する場面
ヒント: iOS 11 以降を搭載した iPhone や iPad では、アプリ パスワードは不要です。代わりに「Google でログイン」機能を使用してください。
アプリで「Google でログイン」機能を使用できない場合は、次のいずれかを行うことができます。
- アプリ パスワードを使用する
- 安全性の高いアプリやデバイスに切り替える
アプリ パスワードを作成、使用する
重要: アプリ パスワードを作成するには、Google アカウントの 2 段階認証プロセスが必要です。
2 段階認証プロセスを使用していて、ログインしようとすると「パスワードが間違っています」というエラーが表示される場合は、アプリ パスワードを試してみてください。
アプリ パスワードを作成、管理する。Google アカウントへのログインを求められることがあります。
2 段階認証プロセスを設定したが、アプリ パスワードを追加するオプションが表示されない場合は、以下の原因が考えられます。
- Google アカウントの 2 段階認証プロセスがセキュリティ キーに対してのみ設定されている。
- 職場、学校、またはその他の組織のアカウントにログインしている。
- Google アカウントに高度な保護機能が設定されている。
ヒント: 通常、アプリ パスワードの入力が必要となるのはアプリやデバイスごとに 1 回のみです。
アプリ パスワードが必要となる理由ヒント: アカウントに接続するアプリやデバイスで「Google でログイン」機能を使用できない場合にのみ、アプリ パスワードを作成するようにしてください。
アカウントを保護するため、Google アカウントのパスワードが変更されると、アプリ パスワードが取り消されます。Google アカウントでアプリを引き続き使用するには、新しいアプリ パスワードを作成してください。
ヒント: アプリで「Google でログイン」機能を使用できる場合は、この機能を使って Google アカウントにアプリを接続することをおすすめします。
すべてのアプリ パスワードは 1 回のみ使用できます。新しいアプリ パスワードはいつでも生成できます。
アプリ パスワードを使用しているデバイスを紛失した場合:
- Google アカウントに移動します。
- 上部の [セキュリティ] をタップします。
- [アプリ パスワード] をタップし、紛失したデバイスのアプリ パスワードを無効にします。再度ログインが必要な場合もあります。
Google 以外のアプリを使用していてログインできない場合は、アプリのログイン プロセスが安全でない可能性があります。アプリを最新バージョンに更新し、可能であれば「Google でログイン」機能を使用してください。
ヒント: 安全性の高いアプリに切り替えることもできます。
デバイスを紛失した場合や、アプリ パスワードを使用して認証したアプリを使用しなくなった場合は、そのアプリ パスワードを取り消すことをおすすめします。これで、該当するデバイスやアプリから誰もあなたの Google アカウントにアクセスできなくなります。
アプリ パスワードを削除するには:
- [アプリ パスワード] にアクセスします。
- アプリ パスワードが設定されているアプリのリストから、パスワードを取り消すアプリを探します。
- アプリからアクセス権を削除するには、削除アイコン をクリックします。
ヒント:
- Android 4.0 以降をご利用の場合は、アカウントへのアクセス権を持つアプリから [Android] を削除することをおすすめします。
- アプリ パスワードを取り消したアプリは、Google アカウントに以後、アクセスできなくなります。
- 「Google でログイン」機能を使用する:
- Google アカウントのユーザー名で Outlook にログインしてみます。最新バージョンの Outlook アプリまたはプログラムを使用していることを確認します。
- アプリ パスワードを使用する:
- Google アカウントで 2 段階認証プロセスが有効になっていて、「Google でログイン」機能を使用できない場合は、アプリ パスワードを使用できます。