このチュートリアルでは、ユーザーが確認ページにアクセスしたなどのキーイベントを測定し、Google アナリティクスでキーイベント データを分析してサイトを改善する方法について説明します。キーイベントについて詳しくは、キーイベントについてをご覧ください。
概要
ユーザーがサイトのページを閲覧すると、page_view イベントが Google アナリティクスに送信され、すべてのページビューが測定されます。このイベントにキーイベントとしてマークを付けると、すべてのページビューがキーイベントとして扱われるため、このイベントにキーイベントとしてマークを付けることはできません。
代わりに、page_view イベントに基づく別のイベントを設定し、ユーザーが特定のサイトのページを閲覧すると測定するようにします。このチュートリアルでは、ユーザーに URL「http://examplestore.com/contact-us-submitted」の確認ページが表示された際に測定を行う方法について説明します。
始める前に
キーイベントを設定するには、管理者または編集者の権限が必要です。
キーイベントを設定する
ステップ 1: 確認ページのイベントを作成する
ユーザーが確認ページを閲覧したときのキーイベントを測定するには、page_view イベントを使用して別のイベントを作成します。この場合、generate_lead イベントを使用できます。Google アナリティクスの構築済みの機能を活用できるよう、可能な限りカスタム イベントではなく、generate_lead イベントなどの推奨イベントを使用することをおすすめします。
[管理] の [データの表示] で [イベント] をクリックします。
- [イベントを作成]、[作成] の順にクリックします。
- [カスタム イベント名] に「generate_lead」と入力します。
- [一致する条件] で、条件が「event_name 次と等しい page_view」となるよう入力します。
- [条件を追加] をクリックします。
- 条件が「page_location 次と等しい https://example.com/contact-us-submitted」となるよう入力します。
- [パラメータ設定] セクションで [修正を追加] をクリックします。推奨イベントを使用しているため、各必須パラメータを定義する必要があります。それ以外の場合、イベントはカスタム イベントとして扱われます。
- 最初の行で、パラメータ「value」と値「100」を入力して見込み顧客の値を定義します。
- 2 行目に、パラメータ「currency」と値「USD」を入力します。
- [作成] をクリックします。
[ステップ 2: イベントにキーイベントとしてマークを付ける
作成された新しいイベントは、アナリティクスでまだキーイベントとして扱われていないため、事前にキーイベントとしてマークを付ける必要があります。
- 前のリンクをクリックすると、最後にアクセスしたアナリティクス プロパティが開きます。プロパティ セレクタでプロパティを変更できます。新しいキーイベントを作成するには、（プロパティ単位）: 次の操作を行うには、マーケティング担当者以上の権限が必要です。
- [新しいキーイベント] をクリックします。
- 新しいイベントの名前「generate_lead」を入力します。
キーイベントを確認する
イベントにキーイベントとしてマークを付けてから、その設定が適用されるまでに数分から数時間かかることがあります。
イベントに設定が適用されたら、サイトの確認ページに移動します。次に、リアルタイム レポートの [イベント名ごとのキーイベント数] カードで「generate_lead」を探し、アナリティクスでこのイベントがキーイベントとして扱われているかどうかを確認します。
キーイベントに関するレポート
キーイベント数
編集者または管理者の方は、[管理] の [キーイベント] ページにアクセスすると、キーイベントを簡単に確認できます。このページには、各キーイベント、各キーイベントをトリガーしたユーザーの数、キーイベントに関連付けられた値（キーイベントに値を関連付けている場合）が表示されます。
[キーイベント] ページの右上にあるレポート期間を変更できます。また、各行の右側にあるキーイベントのカウント方法とデフォルトのキーイベント値を変更することもできます。
ユーザー獲得
次に、[ユーザー獲得] レポートにアクセスし、[キーイベント] 列のプルダウンで [generate_lead] を選択します。メニューからキーイベントを選択すると、最も多くのキーイベントが発生したユーザーの最初のセッションに関連付けられているトラフィック ソースのディメンションを確認できます。
アトリビューション
最後に、[広告] の [アトリビューション経路] レポートに移動します。このレポートは、ユーザーがキーイベントまでたどった経路、および異なるアトリビューション モデルごとに経路にどのように貢献度が割り当てられるかを理解するのに役立ちます。