カスタム イベント パラメータのカテゴリデータについてレポートを作成し、そのデータを使って広告を掲載する
カスタム イベント パラメータに関するレポートを作成するために、イベント スコープのカスタム ディメンションを作成します。このディメンションでは、イベントを通じて取得したユーザー アクションに関する詳細データを測定します。クリックされたリンクを識別している場合も動画エンゲージメントを識別している場合も、推奨イベントかカスタム イベントにカスタム イベント パラメータを追加することで、これらのインタラクションを詳しく分析できるようになります。
始める前に
- 事前定義されたディメンションがすでに存在する場合、カスタム イベント パラメータは作成しないでください。
- ウェブサイトかモバイルアプリにカスタム イベント パラメータを追加します。
注: イベント パラメータの整数値は、アプリのイベント スコープのカスタム ディメンションでは解析されませんが、ウェブイベントでは解析されます。そのため、数値ではなく英数字の値を追加することをおすすめします。
- カスタム イベント パラメータが収集されていることを確認します。たとえば、リアルタイム レポートの [イベント名別のイベント数] カードでイベントを選択すると確認できます。
- 編集者か管理者の権限があることを確認します。
手順
- [管理] の [データの表示] で、[カスタム定義] をクリックします。
- [カスタム ディメンション] タブを選択します。
- [カスタム ディメンションを作成] をクリックします。
- 次のフィールドに値を入力します。
フィールド 説明 ディメンション名 新しいディメンションの一意の名前を入力します。ここで入力した名前は、レポートと広告プラットフォームに表示されます。
名前にハイフンは使えませんが、代わりにアンダースコアとスペースが使えます。
範囲 [イベント] を選択し、イベント スコープのカスタム ディメンションを作成します。
このフィールドは、新しいディメンションを保存した後には変更できません。
説明 イベント スコープのカスタム ディメンションの識別に使うテキストです(省略可)。 イベント パラメータ ウェブサイトかアプリのコード内にカスタム イベント パラメータの名前を入力します。
このフィールドは、新しいディメンションを保存した後には変更できません。
- [保存] をクリックします。
例
推奨イベント add_payment_info 用の推奨イベント パラメータ payment_type
を設定します。さまざまな支払い方法を分析するには、次のイベント スコープ カスタム ディメンションを作成します。
- ディメンション名: 支払い方法
- スコープ: イベント
- 説明: 選択された支払い方法
- イベント パラメータ: payment_type
次のステップ
レポート内でカスタム ディメンションを分析する
編集者または管理者の方は、カスタムデータが送られてカスタム ディメンションが作成されてから 24~48 時間が経過すると、任意のレポートにカスタム ディメンションを追加できるようになります。
詳しくは、詳細レポートでディメンションをカスタマイズする方法をご覧ください。
データ探索内でカスタム ディメンションを分析する
自由形式のデータ探索にカスタム ディメンションを追加するには:
- Google アナリティクスで、左側の [探索] をクリックします。
- 自由形式のデータ探索を作成するか、開きます。
- 左側の [変数] 列で、[ディメンション] の横にある [+] をクリックします。
- 上部の [カスタム] タブをクリックします。
- 対象のカスタム ディメンションを選択します。
- [インポート] をクリックします。
- [変数] 列から対象のディメンションをドラッグします。
- [設定] 列の [行] または [列] にディメンションをドロップします。
ディメンションを使用してオーディエンスを作成する
カスタム ディメンションを使用してオーディエンスを作成するには:
- [管理] の [データの表示] で、[オーディエンス] をクリックします。
- 右上の [新しいオーディエンス] をクリックします。
- [カスタム オーディエンスを作成する] をクリックします。
- [新しい条件を追加] プルダウンを展開します。
- [カスタム] を選択し、対象のカスタム ディメンションを選択します。
- フィルタを追加して、[保存] をクリックします。