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メリット
配送所要日数は、ユーザーが購入を決定するうえで重要な要素です。Google が配送所要日数を計算できるようにすると、次のようなメリットが得られます。
- 明確性と正確性: 手動で設定する配送所要日数では通常最も遠方の地域が考慮されるため、多くの場合、過度に長めの日数になります。通常 Google が計算する配送所要日数はユーザーの所在地によって決定されるため、より正確な送料が表示されます。
- 簡単な入力: Google が計算する配送所要日数を有効にすると、目安のお届け日数が自動的に計算され、対象の広告と無料商品リスティングに表示されます。
Google での計算方法
仕組み
それぞれの顧客に表示される合計配送所要日数は、発送準備時間とお届け日数に基づいており、その顧客への配達場所と購入される商品に固有のものです。Google がお届け日数と全体的な配送所要日数を計算しますが、発送準備時間は販売者が指定する必要があります。
Google は、倉庫の場所、顧客の配達場所、運送業者の配送情報(例: 選択した特定の運送業者サービスに関連する輸送時間表)を使用して、リスティングに表示される固有の配送所要日数を計算します。
倉庫または発送元が複数ある場合
米国、フランス、またはドイツの顧客に商品を国内発送する販売者は、在庫を複数の倉庫または発送元に分散させて配送日数を短縮できます。米国から米国、フランスからフランスなど、配送が同一国内の場合は複数の発送元を追加できます。
一般的に、同じ商品に配送ポリシーが複数ある場合は、配送ポリシーの種類を問わず、購入者の所在地への最安の配送サービスに関連付けられた配送所要日数が表示されます。費用が最も安いサービスが複数存在する場合、Google はそれらのサービスの中で最も配送が迅速なサービスを選択します。
最安の配送サービスが Google が計算したサービスであり、複数の倉庫または発送元が指定されている場合は、購入者の所在地への最短の配送日数が表示されます。Google が計算した特定のサービスに含めた発送元すべてで、同じ(ミラーリングされた)在庫があると想定します。Google が配送予定を計算する際は、常に最も近い発送元が選択されます。発送元によって商品が異なる場合は、特定の商品や地域にのみ適用する配送サービスを作成できます。
ご利用要件
ご利用いただくには、次の要件を満たしている必要があります。
- 米国、ドイツ、フランスの顧客に発送する
- 米国、ドイツ、フランスに発送元がある
- この機能は国内配送のみが対象です(例: ドイツに拠点を置く発送元からの配送先はドイツ国内の顧客に限られます)。
- Google が選択した運送業者のいずれかを使用する
- 米国の場合: UPS、USPS、FedEx
- ドイツの場合: DHL、DPD、GLS、Hermes
- フランスの場合: Colissimo、DHL、Geodis、TNT
運送業者によるお届け日数の計算の設定
Merchant Center アカウントで、[ビジネス情報] の [送料と返品] をクリックします。
[配送ポリシー] タブで [配送情報を追加] をクリックします。
[国] で、他の国を追加せずに米国を選択します。複数の国に配送する場合、それ以外の国々に個別の配送情報を作成できます。
[続行] をクリックします。
[商品] で、同じ送料と配送オプションを設定する商品を選択し、[続行] をクリックします。
[お届け日数] で [運送業者から推定] オプションを選択し、[続行] をクリックします。
[発送元を追加] を選択して、住所、発送準備時間、注文受付終了時間の情報など、発送元の詳細を入力します。[追加] をクリックします。
- このステップで複数の発送元を追加できます。
運送業者と運送サービスのレベルを選択します。
[続行] をクリックして、顧客に請求する送料を設定します。
[保存] をクリックします。