このページの内容
仕組み
ショッピング比較サービス(CSS)では、クライアントである販売者の代理として Google の通常の検索結果ページへのショッピング広告掲載に入札できます。
販売者はさまざまな方法で Google の通常の検索結果ページへのショッピング広告への入札に参加できます。たとえば、Google ショッピングを含む任意の CSS に商品データを提供することも、複数の CSS を同時に使用することもできます。Google ショッピングが販売者の代理として行う入札も、他の CSS と同様に取り扱われます。
CSS では、クライアントである販売者ごとに個別の Merchant Center アカウントを使用します。これにより CSS は在庫情報をアップロードし、その販売者の代理としてショッピング キャンペーンを実施します。詳しくは、ビジネス プロフィールへのリンク リクエストを管理するをご覧ください。
Google の通常の検索結果ページに表示されるショッピング広告には、CSS プログラムが利用可能な場合、商品をアップロードした CSS の情報も表示されます(広告下部の [By CSS] リンク)。ユーザーがそのリンクをクリックすると、CSS のウェブサイトに移動します。
よくある質問
Google の通常の検索結果ページにショッピング広告を掲載するためには必ず CSS を使う必要があるのですか?
CSS が代理として掲載した広告の料金は、販売者から Google に支払うのですか?
いいえ。CSS が掲載した広告をユーザーがクリックした場合、その料金を Google に支払うのは CSS(Google ショッピングを含む)です。CSS は販売者への請求方法を自由に選択できます。たとえば、Google ショッピングは通常、CPC(クリック単価)モデルに基づいて販売者への請求を行います。
広告下にある [By CSS] リンクのクリック(CSS のウェブサイトにつながります)については、現在 CSS は無料で利用できます。
同じ商品の広告がいくつも隣り合わせに表示されることはありますか?
Google では、同じオファー(同じ販売者の同じ商品)が複数同時に表示されないよう最大限の対策を行っています。複数の CSS が同じ販売者の同じ商品をアップロードしていることが判明した場合は、広告ユニットに一度だけ表示されます。まれに 2 つのオファーが同じであることが検知されずに、両方のオファーが同じ広告ユニットに表示されることがあります。このようなシナリオでも落札した CSS が支払う CPC が高くなることはありません。販売者が自社商品に対してセカンド プライスの適用を受けることはないからです(次の質問を参照)。
同じ販売者の異なる商品が複数の CSS から同じユニットに表示される場合があります。たとえば、ユーザーがランニング シューズを検索した場合、ランニング シューズのひとつのモデルが CSS A の広告に表示され、同じ販売者の別のモデルが CSS B の広告に表示されることがあります。このようなシナリオでも落札した CSS が支払う CPC が高くなることはありません。販売者が自社商品に対してセカンド プライスの適用を受けることはないからです(次の質問を参照)。
複数の CSS が広告を掲載すると、ショッピング広告にかかる販売者の費用が増加することになりませんか?
いかなるオファーのオークションにおいても、販売者が自社商品の複数の入札額の間でセカンド プライスの適用を受けることはありません。このルールは、その販売者が使用する CSS の数や ID にかかわらず適用されます。そのため、もし 2 社の CSS が同じ販売者の代理として入札した場合でも、落札するオファーとその際にその CSS が支払う価格は、それらの入札が同じ 1 社の CSS によって行われた場合と変わることはありません。
複数の CSS が代理として広告を掲載しても、同じオファーが複数同時に掲載されたり、広告のクリック 1 回に対する費用が増えたりすることはありません。
例: CSS A が、貴社のオファーの広告をクリック単価 30 セントで入札したとします。わかりやすくするため、この例においては広告の品質と関連性はすべての広告で同じであるものとします。
シナリオ 1: 2 番目に高い入札単価は、別の販売者の代理として入札された 20 セントでした。この場合、貴社のオファーの落札となり、クリック単価は 20 セント(広告掲載/位置を維持するために必要なだけの金額)となります。
オファーをアップロードした CSS | 販売者 | CSS の入札単価 | 落札した CSS が支払うクリック単価 |
---|---|---|---|
CSS A | 販売者 1(貴社) | 30 | 20 |
CSS A | 販売者 2 | 20 | - |
CSS A | 販売者 3 | 15 | - |
CSS A | 販売者 4 | 12 | - |
シナリオ 2: 別の CSS も合わせて使っており、その CSS が 25 セントで入札したとします。この場合においても、落札するのは CSS A による 30 セントの入札です。次に高い入札単価は 25 セントですが、この CSS も貴社のオファーで入札しているため、この単価は CSS A が支払う価格を決定するセカンド プライスとしては使用されません。セカンド プライスとして使用されるのは、別の販売者の代理として入札された単価のうち次に高い単価であるので、20 セントとなります。そのため、この場合においても支払う CPC は変わらず 20 セントです。
オファーをアップロードした CSS | 販売者 | CSS の入札単価 | 落札した CSS が支払うクリック単価 |
---|---|---|---|
CSS A | 販売者 1(貴社) | 30 | 20 |
CSS B | 販売者 1(貴社) | 25 | - |
CSS A | 販売者 2 | 20 | - |
CSS A | 販売者 3 | 15 | - |
シナリオ 3: CSS B が貴社の代理として入札した単価が、CSS A が貴社の代理として入札した単価よりも高かったとします。この場合、落札者は CSS B となります。次に高い入札単価は CSS A による貴社オファーの 30 セントですが、これは同じ販売者のものであるため、CSS B が支払うクリック単価を決定するセカンド プライスとしては使用されません。使用されるのは別の販売者の入札単価であるため、やはり 20 セントです。そのため、CSS B が貴社の商品について支払う CPC は 20 セントになります。
オファーをアップロードした CSS | 販売者 | CSS の入札単価 | 落札した CSS が支払うクリック単価 |
---|---|---|---|
CSS B | 販売者 1(貴社) | 40 | 20 |
CSS A | 販売者 1(貴社) | 30 | - |
CSS A | 販売者 2 | 20 | - |
CSS A | 販売者 3 | 15 | - |