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属性ルールを設定する

属性ルールを使用すると、商品データ仕様の要件に合わせてデータを変換できます。属性ルールは、エラーを解決したり、データソース内のデータを Google が解釈したりできるようにするために使用します。この記事では、商品データに属性ルールを設定する方法について説明します。

始める前に

商品データソースを Merchant Center アカウントに追加して、ルールの作成対象となるデータを用意します。

次に、「高度なデータソース管理」アドオンを追加して属性ルール機能を有効にします。このアドオンを追加すると、属性ルールを使用できるようになります。高度なデータソース管理の詳細をご確認ください。

注: ID [id] 属性に属性ルールを設定するには、ID ルールのセクションを使用します。詳しくは、ID 属性のルール設定についての記事をご覧ください。

属性ルールを使用する

データソースの新しい属性ルールを作成するには:

Step 1 Merchant Center アカウントで、設定とツールアイコン ツールと設定メニューのアイコン [歯車] をクリックします。

Step 2 [データソース] を選択します。

Step 3 [商品のソース] タブで、商品のソースを選択します。

Step 4 [属性ルール] タブをクリックします。

  • このデータソースに複数のフィードラベルが関連付けられている場合は、ルールを適用するフィードラベルを選択します。
  • 注: データソースの設定は、[データソースのセットアップ] タブで行うこともできます。

Step 5 編集する属性に対して属性ルールを作成していない場合は、[属性ルールを追加] をクリックし、プルダウン リストから対応する属性を選択します。

Step 5 既存の属性ルールのセットを編集する場合は、検索バーを使用して属性を検索し、編集する属性をクリックします。

Step 5 [データの置換方法を追加]、[変更]、または [修正を追加] をクリックして、属性ルールの詳細を追加または編集します。

Step 5 [下書きとして保存] をクリックします。

Step 5 ルールに対する変更は下書きモードになります。商品データに適用する前に、[ルールをテスト] をクリックして下書きルールをテストします。

Step 10 新しいルールや更新したルールを保存して適用するには、[変更を適用] をクリックします。下書きルールを削除するには、[変更を破棄] をクリックします。

属性ルールのページの [属性] テーブルには、ルールの対象になる属性の概要が表示されます。

: 属性ルール機能はカスケード方式で動作します。つまり、複数のルールがある場合、1 つ目のルールから順番に適用されます。さまざまなタイプのルールについては、次のセクションで説明します。

[デフォルトのルール] はデータソース内の各属性に対して割り当てられるルールで、補助データソースまたはメイン データソースのいずれかの値が使用されます。ルールをカスタマイズするには、属性の定義方法を変更します。

データソースを追加する

データソースを設定して、属性のデータをどこから取得するかを指定します。データの取得方法を指定するには、条件と演算子([次に設定]、[取得]、[最新の値を使用])を使用します。これらの演算子により、既存のデータソースを使用してターゲットを定義したり、ソースからデータを取得したりできます。

データソースの演算子を使用する

[次に設定] を使用する
[次に設定] オプションを使用すると、メイン データソースや補助データソースから取り込んだ列や静的な値を自由に組み合わせて、ターゲットの属性を設定できます。これにより、既存の商品データを追加したり、値を追加して商品データを拡張したりすることができます。たとえば、ブランドをタイトルに追加する場合、以下の方法で [次に設定] ルールを使用できます。
  • 取り込んだ列名を、指定した Google 属性に設定します。
    • 例: 在庫状況を my_first_feed.stockstatus に設定します。
  • 単一の静的な文字列値を使用して、ターゲット属性に入力します。
    • 例: 状態を「new」に設定します。
  • 取り込んだ列、静的な値、処理済みの値を自由に組み合わせて、ターゲット属性に入力します。複数の列または値から文字列を作成するには、連結(組み合わせ)機能を使用します。
    • 例: タイトルを my_first_feed.brand + " " +my_first_feed.title に設定します。
留意点: [次に設定] による連結ルールは、すべてのフィードの参照が失敗した場合にのみ失敗します。例:
  • タイトルを my_first_feed.brand + " " +my_first_feed.title に設定すると、両方のフィードの参照が解決できない場合に失敗します。
  • タイトルを my_first_feed.brand + " " +my_first_feed.title に設定すると、my_first_feed.brand のみが解決できない場合は失敗しません。この場合、タイトルは my_first_feed.title に設定されます。
[複数に設定] を使用する

[複数に設定] を使用して、データソースの値、処理属性の値、作成した値のいずれかで構成されたリストを、この属性に割り当てます。

これにより、繰り返しフィールドが作成されるので、値のリストを属性に追加できるようになります。また、複数の掲載先を掲載先 [included_destination] または非掲載先 [excluded_destination] 属性に割り当てたり、複数の国をショッピング広告非掲載国 [shopping_ads_excluded_country] 属性に割り当てたりすることが可能になります。掲載先 [included_destination]非掲載先 [excluded_destination] の場合、Shopping_adsDisplay_ads を割り当てられます。

[取得] を使用する
[詳細設定] を適用するには、矢印をクリックします。
  • 大文字と小文字を区別: ここに入力された単語や語句と、大文字と小文字の違いも含めて一致する値。
  • 最初に一致した値のみを保存: 抽出対象の属性から一致する値が 2 つ以上返された場合は、最初の値だけが抽出されます。たとえば、タイトルから「黄色」、「赤」、「青」を抽出するように設定し、タイトルが「黄色に青い縞模様のシャツ」の場合は、「黄色」のみが抽出されます。
  • 正規表現として検索: 検索パターン(「正規表現」)に一致するすべての値。テキスト フィールドには正規表現を入力する必要があります。たとえば、属性の値の冒頭から 6 文字目までを残し、それ以降を切り捨てる場合は次のようにします。find: '^(.{6}).*$' replace: '\1'.
  • 完全に一致する単語のみ: 入力した単語に完全に一致。たとえば、「赤紫」という単語内の「赤」が検出されないようにします。
[最新の値を使用] を使用する
価格と在庫状況のみに関連する属性の場合は [最新の値を使用] を使用して、2 つ以上のデータソースから最新の値を探し、属性に入力します。
例:
  • 次のうち最新の値を使用: my_first_feed.availability および my_supplemental_feed.availability
  • 次のうち最新の値を使用: my_first_feed.price および my_supplemental_feed.price
  • 次のうち最新の値を使用: my_first_feed.sale_price および my_supplemental_feed.sale_price
  • 次のうち最新の値を使用: my_first_feed.sale_price_effective_datemy_supplemental_feed.sale_price_effective_date

修正を加える

[修正] を使用すると、特定の属性のデータを変更するステップを追加できます。条件と修正演算子を使用してデータを最適化します。たとえば、タイトルの特定の語句を変更したり、商品データ仕様に合わせてデータを更新したりすることができます。

修正演算子を使用する

[先頭に追加] を使用する
[先頭に追加] を使用すると、単語、フレーズ、または他のデータソース属性を属性値の先頭に追加できます。この方法で、検索キーワードを改善したり、商品データを合理化したりできます。
例:
  • ブランドの情報が含まれていないタイトルにブランドの値を追加できます。

留意点: [先頭に追加] による変更はすべてのデータソースの参照が失敗した場合にのみ失敗します。例:

  • 先頭に追加: "color: " + f1.color は、f1.color が解決できない場合に失敗します。
  • 先頭に追加: "color: " + f1.color + " " +"material: " + f1.material は、f1.color が解決できない場合でも失敗しません。f1.colorf1.material の両方が解決できない場合にのみ失敗します。
[最後に追加] を使用する
[最後に追加] を使用すると、単語、フレーズ、または他のデータソース属性を属性値の末尾に追加できます。この方法で、検索キーワードを改善したり、商品データを合理化したりできます。
例:
  • 色の情報が含まれていないタイトルに色の値を追加できます。

留意点: [最後に追加] による変更はすべてのデータソースの参照が失敗した場合にのみ失敗します。例:

  • 最後に追加: "color: " + f1.color は、f1.color が解決できない場合に失敗します。
  • 最後に追加: "color: " + f1.color + " " +"material: " + f1.material は、f1.color が解決できない場合でも失敗しません。f1.colorf1.material の両方が解決できない場合にのみ失敗します。
[標準化] を使用する
[標準化] を使用すると、サポートされていない値を検索し、見つかったものをサポートされている値に置換できます。これにより、決められた値だけを使用できる属性を最適化します。
例:
  • 状態 [condition] 属性で使用できる値は「used」、「refurbished」、「new」だけなので、「vintage」という値をすべて「used」に変更します。
[詳細設定] を適用するには、矢印をクリックします。
  • 大文字と小文字を区別: ここに入力された単語や語句が、大文字と小文字の違いも含めて一致。
[繰り返しフィールドを追加] を使用する

[繰り返しフィールドを追加] を使用すると、複数の値を割り当てられる属性(追加の商品画像リンク [additional_image_link]掲載先 [included_destination]非掲載先 [excluded_destination] など)にデータを追加できます。つまり、すでに最初の値が入力されている繰り返しフィールドに 2 つ目の値を追加できます。また、カスタム属性にも使用できます([複数に設定] を使用すると、既存の値がなくても属性に入力できます)。

例:

掲載先としてすでに Shopping_ads が設定されているデータソースに Display_ads の掲載先を追加します。

[URL を最適化] を使用する

[URL を最適化] を使用して、URL コンポーネントを編集または削除します。この演算子は URL の変更専用に作成されたものであり、パラメータを処理するためのさまざまな安全対策が組み込まれています。

  • すでに存在するパラメータを新たに追加すると、そのパラメータは自動的に置き換えられます。
  • 2 つ目のパラメータを追加すると、「?」ではなく「&」が自動的に追加されます。

例:

ads_redirect [広告用自動転送リンク] にカスタムのトラッキング パラメータを新たに追加します。

最初の ads_redirect [広告用自動転送リンク] の値: https://myonlinestore.com/products/item1.html

  1. パラメータ「utm_source」に値「google-products」を設定します。

  2. パラメータ「utm_medium」に値「shopping」を設定します。

最終的な ads_redirect [広告用自動転送リンク] の値: https://myonlinestore.com/products/item1.html?utm_source=google-products&utm_medium=shopping

[検索と置換] を使用する
[検索と置換] を使用すると、データソース内の語句やフレーズを検索して、新しい値で置き換えることができます。この方法で、検索キーワードを改善したり、商品データを合理化したりできます。たとえば、「パンプス」を「ハイヒール」に変更できます。[検索と置換] は、同時ではなく順番に行われます。
[詳細設定] を適用するには、矢印をクリックします。
  • 大文字と小文字を区別: ここに入力された単語や語句が、大文字と小文字の違いも含めて一致。
  • 最初の一致のみ置換: 指定した属性の最初の単語のみ一致する値。たとえば、商品説明が「シルバー フェザー付きシルバー イヤリング」の場合、最初の「シルバー」のみが置換されます。
  • 正規表現として検索: 検索パターン(「正規表現」)に一致するすべての値。テキスト フィールドには正規表現を入力する必要があります。たとえば、属性の値の冒頭から 6 文字目までを残し、それ以降を切り捨てる場合は次のようにします。find: '^(.{6}).*$' replace: '\1'
  • 完全に一致する単語のみ: 入力した単語に完全に一致。たとえば、「赤紫」という単語内の「赤」が検出されないようにします。
[計算する] を使用する
[計算する] を使用すると、数値の加算、減算、乗算、除算ができます。
例:
[分割して選択] を使用する

[分割して選択] オプションを使用すると、1 つまたは複数の要素をカンマ区切り、矢印区切り、またはその他のリスト形式で選択でき、そのテキストを使用して属性の値を入力できます。たとえば、商品が product_type の値 Apparel & Accessories > Clothing > Uniforms > White Coats [ファッション・アクセサリー > 衣料品 > ユニフォーム > 白衣] を使って分類されている場合、商品カテゴリ [product_type]カスタム属性に適用し、[分割して選択] を使用して White Coats [白衣] のみを保持できます。次にこの値を使用して、データソース内の他の属性(タイトル [title] など)に [先頭に追加] や [最後に追加] を適用できます。

分割: リストを分割するノードや記号の種類、たとえば、「>」、「,」、「;」などを指定します。

選択: 使用する要素やノードを選択します。「最初」や「最後」などの値、もしくは、「1-最後から 2 番目」や「2-5」などの値の範囲を選択できます。

結合: ノードを複数選択している場合は、任意の区切りを指定し、[結合] を使用して 1 つの値に組み合わせられます。

注: [選択] や [結合] と合わせて [分割] を使うこともできます。分割した値を結合しない場合は、繰り返し属性を作成できます。たとえば、a > b > c は「>」で分割されています。「2-3」を選択する場合、「+」を使って結合すると単一の値「b + c」が得られます。値を結合しない場合、「b」と「c」という 2 つの値を持つ繰り返し属性が得られます。

例:

商品カテゴリ [product_type] の文字列 Apparel & Accessories > Clothing > Uniforms > White Coats [ファッション・アクセサリー > 衣料品 > ユニフォーム > 白衣] を分割して最後のノードを選択し、カスタム属性を作成することで、そのノードをタイトル [title] 属性の最後に追加できます。

Step 1 カスタム属性を「last node product type」という名前で作成します。

Step 2 このカスタム属性を「my_first_feed.product_type」に設定します。

Step 3 [分割]: 「>」で分割します。これにより文字列が、Apparel & Accessories [ファッション・アクセサリー]、Clothing [衣料品]、Uniforms [ユニフォーム]、White Coats [白衣] の 4 つのノードに分割されます。

Step 4 [選択]: 「最後」を選択します。これにより文字列の最後のノード「White Coats [白衣]」が選択されます。

Step 5 下書きとして保存します。

Step 5 タイトル属性に対する新しいルールを作成します。たとえば、タイトルの最後に新しい属性を追加するには次のようにします。「my_first_feed.title」 + 「 」 + 「last node product type

注: この例では文字列からノードを 1 つだけ選択しているため [結合] は使いません。ノードを 2 つ使用する場合は、「,」で結合します(例: Uniforms, White coats)。

[クリア] を使用する

[クリア] オプションを使用すると、属性の値を削除できます。たとえば、データソース ファイルから「n/a」のようなテキストを削除したい場合などに使います。

例:

  • ブランド [brand] 属性の現在の値が「n/a」と等しい場合は、[クリア] を選択します。

    注: 特定の商品に対して [クリア] 演算子を実行すると、その商品についてはどのルールも機能しなくなります。商品データ仕様で属性が必須になっている場合、値を空白にすると商品が不承認となることがあります。

ルール変更のプレビューを表示する

[データソース] と [修正] 演算子を使用してルールを調整すると、画面右上に [下書きの値] のプレビューが表示されます。

特定の商品アイテムがどのように変更の影響を受けるかを確認するには、虫メガネをクリックしてカタログ内の商品アイテム ID を検索するか、矢印をクリックして順番に商品を表示します。

注: 虫メガネまたは矢印ボタンをクリックできない場合は、[データソース] ルールまたは [修正] ルールを折りたたんでみてください。

同じ属性に対して複数のルールを作成する場合は、各ルールが最終的な値にどのように影響を与えるかを確認できます。編集が完了すると、編集したルールの隣に中間値が表示されます。

留意点:
  • 単一のルールを使用して複数回変更を加えた場合は、変更を組み合わせた結果を中間値が表すことになります。
  • 表示している商品アイテムにルールが適用されない場合、中間値は表示されません。

ルールが適用された場合に [有効な値] と [下書きの値] がどのように表示されるかを確認するには、プレビュー ボックスにカーソルを合わせます。

条件を使用する

演算子の前に条件を追加して、選択した特定の条件を満たす商品アイテムのみにデータソース内のアイテムを絞り込むことができます。たとえば、特定のブランドのすべての商品アイテムに 1 つのタイトルを適用する場合に、「ブランド」「等しい」「Google」という条件を設定できます。属性をデータソースから選択すると、選択した値の中から既存の値が条件によって除外されます。たとえば、最後に追加する場合:

Step 1 最初のプルダウン メニューから、比較の対象とするデータソース属性または処理済みの属性を選択します。商品データソース属性とは、特定のデータソースの特定の属性です。データソースを選択すると、属性名を指定してから、元データソース値を選択できるようになります。処理済みの属性は、適用された属性ルールの変更を含む最終的な属性値です。

Step 2 2 番目のプルダウン メニューから条件の演算子を選択します(「次を含む」や「次と等しくない」など)。

Step 3 次に、ルール適用の対象とする条件の値を入力します。これは静的な値でも、データソースの処理済みの属性値でも構いません。

1 番目の条件に組み合わせる 2 番目の条件を入力するには、AND を選択します。2 番目の条件は、1 番目の条件に矛盾しない限りどんなものでもかまいません。両方の条件が有効な場合に演算が適用されます。たとえば、赤色かつ S サイズのシャツというルールを適用できます。

複数の条件に対し個別にルールを適用することもできます。その場合は OR を選択して 2 番目の条件を入力します。こうすることで、1 番目の条件または 2 番目の条件のいずれかを満たす対象にルールが適用されます。入力した条件のいずれかが有効な場合、演算が適用されます。たとえば、赤色または青色のシャツにルールを適用できます。

留意点

  • 価格を入力するときは、通貨なしで数字だけを入力します。
  • 「等しい」を使用する場合は、入力した値とデータソースの値が正確に一致しているか確認してください。たとえば、13.00 は 13 や $13.00 などとは一致しません。
  • 値では大文字と小文字が区別されます。

条件が満たされた場合にのみ、「次に設定」や「最新の値を使用」などの演算が適用されます。

属性ルールを保存する

ルールを保存してデータソースに適用するには、[変更を適用] ボタンをクリックします。変更が適用されたら、データソースを再処理する必要があります。新しいルールは、商品データの最新アップロードに表示され、ルールを変更するまでアップロードするたびに適用されます。

既存のルールを編集するには、[ルール] 列にあるルールを含むグレーのボックスをクリックします。ルールに変更を加えてから、[変更を適用] をクリックして変更内容を保存します。商品データをアップロードして、変更した内容を適用します。

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