一般的な商品バリエーションの種類は、色 [color]
、サイズ [size]
、柄 [pattern]
、素材 [material]
、年齢層 [age_group]
、性別 [gender]
、サイズタイプ [size_type]
、サイズ表記 [size_system]
の詳細な商品属性によって指定されます。
しかし、カスタムメイド品や、他の要素にバリエーションがある商品を販売している場合は、これらの属性を使って商品のバリエーションを詳しく説明できないことがあります。ここでは、Google が提供する詳細な商品属性に商品が合わない場合に、バリエーションを登録するおすすめの方法を紹介します。
ここで使われている用語については、詳細な商品属性とバリエーションに関する説明の記事をご覧ください。
サポートされていないバリエーションを持つ商品を登録する際のおすすめの方法
- 同一商品であるものの、複数に対応したサードパーティ製の互換商品については、それらの商品を何回も繰り返して登録しないでください。たとえば、さまざまな車種に対応したフロントガラスのワイパーや、さまざまなスマートフォンに対応したスマートフォン ケースなどがこれに該当します。代わりに、商品のすべての対応状況を商品説明に記載してください。
- 類似商品のさまざまなバリエーションを販売し、それぞれ設計が異なる商品と見なされる場合は、以下の対応を行ってください。
- バリエーションの内容を、商品名と商品説明に指定してください。
- 各商品に、対応する GTIN または固有商品 ID(個々の商品の独自性を表す ID)を登録してください。
例
自動車部品を扱うショップで、自動車メーカーや車種によって販売される部品が異なるとします。商品フィード仕様にはメーカーとモデルの属性がないため、商品グループ ID [item_group_id]
属性を使用してバリエーションを登録することはできません。その代わりに、商品データ内で個々の商品を 1 つずつ登録し、対応情報(自動車部品のターゲットとなるメーカーと車種など)を各商品の商品説明 [description]
属性に指定します。個々の商品は、独自の製造番号 [mpn]
とメーカーが割り当てたブランド [brand]
の組み合わせ、またはメーカーから入手した有効な GTIN [gtin]
によって特定されます。
詳しくは、サードパーティ製の互換品または再生品を登録する方法をご覧ください。
カスタムメイド商品の登録について
- 商品データとして、完成品または商品の構成要素のいずれかを送信します。
- 完成品を登録する場合は、すぐに販売できる商品とベストセラー商品を登録します。
- 商品の構成要素を登録する場合は、販売する構成要素の画像、説明、価格が確実に反映されるようにします。詳しくは、カスタム商品に関するおすすめの方法をご覧ください。
- 1 日のうちに在庫状況や価格が頻繁に変わる場合は、商品アイテムの自動更新の利用をご検討ください。
例
カスタムメイド アクセサリーのメーカーのウェブサイトで、ユーザーが台枠や石などのオプションを選択し、最終的な商品を作るとします。組み合わせが無数にあるため、商品データで商品グループ ID [item_group_id]
属性を使用して完成品のすべてをバリエーションとして設定せずに、売れ筋の組み合わせだけを Google で宣伝することにしました。ユーザーには、完成品の価格と画像を含む広告が表示されます。