ユーザー属性の詳細レポートは、ウェブサイトまたはアプリを使用しているユーザーの主な特性(ユーザーの言語、興味や関心、地域、年齢、性別など)を確認できる、デフォルトの詳細レポートです。
レポートには、ユーザー属性データの共有に同意したユーザーの集計データのみが含まれます。また、ユーザー数が少ない場合、エンドユーザーのプライバシーを保護するためにデータのしきい値が適用されることがあります。
レポートを見る
- Google アナリティクスにログインします。
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ユーザー属性データについて
ウェブサイトのユーザー属性データ
アプリのユーザー属性データ
ユーザー属性とインタレスト カテゴリに関するデータは、Android の広告 ID または iOS の広告主向け識別子(IDFA)から取得されます。
Android の広告 ID
アナリティクスは ID に基づいて識別子を生成します。この識別子には、ユーザーのアプリのアクティビティから取得した、ユーザー属性とインタレスト カテゴリに関連するデータが含まれます。
iOS の広告主向け識別子(IDFA)
アナリティクスは IDFA に基づいて識別子を生成します。この識別子には、ユーザーのアプリのアクティビティから取得した、ユーザー属性とインタレスト カテゴリに関連するデータが含まれます。
デバイス ID がない場合
デバイス広告 ID がない場合、アナリティクスはユーザー属性とインタレスト カテゴリに関するデータを取得できません。ユーザー属性とインタレスト カテゴリに関するデータは、必ずしもすべてのユーザーから収集できるわけではなく、トラフィックの全体像を反映しているとは限りません。
ユーザー属性データの一部が表示されないのはなぜですか?
Google シグナルが有効になっている、またはデバイス ID が存在しているにもかかわらず、ユーザー属性とインタレスト カテゴリに関するデータが表示されない場合は、Google アナリティクスでデータのしきい値が適用されている可能性があります。
データのしきい値について
データのしきい値は、ユーザー属性とインタレスト カテゴリに関するデータに基づいて、Google アナリティクスのプロパティの利用者がエンドユーザーの身元を推測できないようにすることで、ユーザーのプライバシーを保護するものです。これにより、プライバシーに関する規則を遵守し、ユーザーの信頼を維持できます。詳細
レポートのディメンション
レポートには次のディメンションが含まれています。編集者または管理者の権限を持つユーザーは、レポートでディメンションを追加または削除できます。
ディメンション | 概要 | データ入力の方法 |
---|---|---|
年齢 |
ユーザーの年齢層(範囲別)。範囲としては、「18~24 歳」、「25~34 歳」、「35~44 歳」、「45~54 歳」、「55~64 歳」、「65 歳以上」などがあります。 注: Google アナリティクスでは、「不明」ディメンション値を使って、ユーザーの年齢や性別を判断するための情報が不足していることが示されます。
|
このディメンションは、Google シグナルを有効にすると自動的に入力されます。ただし、データのしきい値が適用される場合があります。 |
都市 | ユーザー アクションが発生した都市。たとえば、ユーザーがニューヨーク市からウェブサイトにアクセスした場合、ディメンションには「New York」というテキストが入力されます。 |
このディメンションは自動的に入力されます。 Google アナリティクスでは、ユーザーの IP アドレスから位置情報が自動的に取得されます。 |
国 | ユーザー アクションが発生した国。たとえば、ユーザーが米国からウェブサイトにアクセスした場合、ディメンションには「United States」というテキストが入力されます。 |
このディメンションは自動的に入力されます。 Google アナリティクスでは、ユーザーの IP アドレスから位置情報が自動的に取得されます。 |
性別 |
ユーザーの性別(例: 「女性」)。 注: Google アナリティクスでは、「不明」ディメンション値を使って、ユーザーの年齢や性別を判断するための情報が不足していることが示されます。
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このディメンションは、Google シグナルを有効にすると自動的に入力されます。ただし、データのしきい値が適用される場合があります。 |
インタレスト カテゴリ |
ユーザーの興味や関心(アート、エンターテイメント、ゲーム、スポーツなど)。ユーザーは複数のインタレスト カテゴリでカウントできます。これは、Google 広告のアフィニティ セグメントと同じ概念です。 注: Google アナリティクスでは、「不明」ディメンション値を使って、ユーザーの年齢や性別を判断するための情報が不足していることが示されます。
|
このディメンションは、Google シグナルを有効にすると自動的に入力されます。ただし、データのしきい値が適用される場合があります。 |
言語 | ユーザーのブラウザまたはデバイスの言語の名前(「フランス語」、「英語」など)。 | このディメンションは自動的に入力されます。 |
地域 |
ユーザー アクションが発生した地域。たとえば、ユーザーがニューヨーク市からウェブサイトにアクセスした場合、ディメンションには「New York」というテキストが入力されます。ユーザーが英国からウェブサイトにアクセスした場合、ディメンションには「England」というテキストが入力されます。 |
このディメンションは自動的に入力されます。 Google アナリティクスでは、ユーザーの IP アドレスから位置情報が自動的に取得されます。 |
レポートの指標
レポートには次の指標が含まれています。編集者または管理者の権限を持つユーザーは、レポートで指標を追加または削除できます。
指標 | 概要 | データ入力の方法 |
---|---|---|
平均エンゲージメント時間 |
ウェブサイトがユーザーのブラウザで目的のコンテンツとして表示されている平均時間、またはアプリがユーザーのデバイスでフォアグラウンド表示されていた平均時間。 平均エンゲージメント時間 = ユーザー エンゲージメントの合計時間 ÷ アクティブ ユーザー数 |
この指標は自動的に入力されます。 |
キーイベント | ユーザーがキーイベントをトリガーした回数。 | イベントにキーイベントとしてマークを付けて、この指標にデータを入力します。 |
エンゲージメントのあったセッション数 | 10 秒以上継続するか、キーイベントが発生するか、ページビューまたはスクリーン ビューが 2 回以上発生したセッションの数。 | この指標は自動的に入力されます。 |
エンゲージメントのあったセッション数(1 アクティブ ユーザーあたり) |
アクティブ ユーザー 1 人あたりの平均エンゲージメント セッション数。 エンゲージメント セッション数とは、10 秒以上継続したセッション、キーイベントが発生したセッション、または 2 回以上のページビューもしくはスクリーン ビューが発生したセッションの数です。 |
この指標は自動的に入力されます。 |
エンゲージメント率 |
エンゲージメントのあったセッションの割合。 エンゲージメント セッション数とは、10 秒以上継続したセッション、キーイベントが発生したセッション、または 2 回以上のページビューもしくはスクリーン ビューが発生したセッションの数です。 エンゲージメント率 = エンゲージメント セッション数 ÷ 合計セッション数 |
この指標は自動的に入力されます。 |
イベント数 | ユーザーがイベントをトリガーした回数。 | この指標は自動的に入力されます。 |
新しいユーザー |
この指標を使用すると、初めてサイトを利用した、またはアプリを起動したユーザーの数を測定できます。 |
この指標は自動的に入力されます。 |
アクティブ ユーザー数 |
ウェブサイトまたはアプリにアクセスした個別のユーザーの数。エンゲージメント セッションが発生するか、アナリティクスで以下の情報が収集されると、アクティブ ユーザーとして認識されます。
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この指標は自動的に入力されます。 |