[競合他社] タブには、商品カテゴリレベルでの競合状況の把握に役立つカードが表示されます。このカードを利用して、ショッピング広告とオーガニック トラフィック全体での認知度を、競合他社の認知度と比較しながら詳細に分析することで、ビジネスに関して十分な情報に基づいて意思決定を行うことができます。
Merchant Center アナリティクスについては、以下の記事をご覧ください。
このページの内容
メリット
競合他社を知ることで、ショッピング広告とオーガニック トラフィック全体での競合状況をより詳細に把握できます。[競合他社] タブは、以下のような情報を把握するのに役立ちます。
- 自社と類似する販売者
- ショッピング広告と無料リスティング全体における消費者リーチ
- 特定のカテゴリや国での認知度が最も高い販売者との比較
- 競合他社や上位の販売者と比較したランキングの推移
これらのカードの情報を利用することで、商品を宣伝してビジネスをさらに成長させる最善の方法を特定できます。
仕組み
競合他社を評価するには、左側のナビゲーション パネルで [アナリティクス] ページに移動して、[商品] をクリックします。その後、上部の [競合他社] タブに移動して、自社のビジネスに関連するインサイトを表示します。
注: 競合他社に関するインサイトは、マルチクライアント アカウント(MCA)ではご利用いただけません。
このタブのカードには、お客様に類似する販売者と、Google で認知度が最も高い販売者がそれぞれ表示されます。各カードをクリックすると、競合指標の詳細、販売する商品の認知度の推移、競合他社との比較を確認できます。国、カテゴリ、トラフィック、期間などのフィルタを使用すると、結果をさらに絞り込むことができます。
競合他社は、次の 4 つの指標を使用して評価されます。
- 相対的な認知度: 他の販売者の商品の表示回数を、お客様の商品の表示回数と詳細に比較します。
- ページ重複率: 同じページでお客様と他の販売者が同時にインプレッションを獲得した割合を表します。
- 上位掲載率: 他の販売者の商品が、お客様の商品と同じページのより上部に掲載された頻度を示します。
- 広告/オーガニックの比率: 販売者の商品がショッピング広告から表示された回数と、オーガニック検索結果から表示された回数を比較します。
利用可能な機能
カテゴリ別の表示回数の経時的変化
傾向を、他のショップから提供されたカテゴリのベンチマーク消費者認知度と比較します。データをパーソナライズするには、レポート上部のフィルタを使用します。
このページのグラフでは、自社商品の認知度が、類似商品および商品カテゴリのベンチマークと比較されます。
トラフィック別の認知度
広告と無料リスティングからのトラフィックが認知度にどのように影響するか、および競合他社との比較を確認します。レポート上部のフィルタを使用して、データの並べ替えやパーソナライズを行います。
折れ線グラフは、自社商品、類似商品、商品のベンチマークの認知度内訳を示しています。自社の商品カテゴリと類似するビジネスの詳細を確認するには、[類似するビジネス] をクリックします。認知度が高い商品については、[認知度が高いビジネス] をクリックします。
認知度が同程度のショップ
消費者の認知度が同程度で、Google でお客様の商品の横に商品が表示されているショップを見つけます。レポートの上部にあるフィルタを使用すると、認知度、ページ重複率、掲載順位、広告/オーガニック比率に関する指標を詳細に分析して表示できます。
ページの上部にある折れ線グラフには、「相対的な可視性の傾向」が表示されます。これは、選択されたカテゴリにおける商品の表示回数に基づく、お客様と他のショップの認知度の差を示しています。グラフの右側にある他の販売者のチェックボックスをオンまたはオフにして、比較をカスタマイズできます。
認知度が最も高いショップ
Google で消費者の認知度が最も高い販売者を確認し、認知度の推移をカテゴリのベンチマークと比較します。認知度が同程度のカードと同様に、フィルタを適用してレポートを並べ替えたりカスタマイズしたりできます。
折れ線グラフには「可視性の傾向の比較」が表示されます。これは、お客様と他のショップの商品の表示回数に基づいて、Google でのお客様の商品の可視性の傾向を、そのカテゴリでの全体的な傾向と比較したものです。このグラフを使用して、可視性のパフォーマンスをカテゴリのベンチマークと比較して判断できます。