Google スプレッドシートと Google スライドを最大限に活用して、常にプロジェクトを把握し、時間を効率的に管理する
作業リストを管理する
ToDo リストを使用してタスクを管理するGoogle ToDo リストでタスクとプロジェクト リストを管理します。ToDo リストを使用すれば、期限付きの日々のタスクを各自が管理するための一覧を簡単に作成できます。Gmail やカレンダーとシームレスに統合され、すべてのデバイスで同期されます。
ToDo リストを開く
- Gmail、Google カレンダー、Chat、Google ドライブのどれか一つを開くか、Google ドキュメント、スプレッドシート、スライドのいずれかでファイルを開きます。
- 重要: ToDo リスト アプリが見当たらない場合は、画面右下の矢印をクリックしてパネルを開いてください。
- 右側の ToDo リスト アイコン をクリックします。
ヒント: Gmail のスペースでは、グループのタスクを作成、割り当て、編集、完了、削除できます。
ToDo リストにメールをドラッグすると、リストにタスクとして表示されます。ここでタスクを編集したり、詳細を追加したり、定期的または一回限りの予定のリマインダーを設定したりすることができます。
- Gmail を開きます。
- 右側の ToDo リスト アイコン をクリックします。
- タスクとして保存するメールを見つけます。
- そのメールをサイドパネルにドラッグ&ドロップします。
- 日時を追加するには、[日時] をクリックします。
Google Chat では、スペースのメンバーがグループのタスクを作成、管理したり、スペースの他のメンバーにタスクを割り当てたりすることができます。タスクは、そのタスクが作成されたスペースで表示できます。自分に割り当てられたタスクは、Google ToDo リストの個人用タスクリストに表示されます。メンバーの誰かがタスクを作成または更新すると、スペースに通知が表示されます。
ヒント: 仕事用または学校用アカウントを使用していて、スペースに [タスク] タブが表示されない場合は、Google Workspace 管理者の方に連絡してこの機能を有効にしてもらってください。
- パソコンで Google Chat または Gmail を開きます。
- Gmail の場合: 左側の [Chat] をクリックします。
- タスクを作成するスペースを選択します。
- 上部の [タスク] タブ [スペースのタスクを追加] をクリックします。
ヒント: Gmail では、スペースを全画面表示にしないと、[タスク] タブが表示されないことがあります。 - タスクのタイトルを入力します。
- 省略可: 説明などの詳細を追加するには、[詳細を追加] をクリックして情報を入力します。
- 省略可: 日時を追加するには、[日時を追加] 日時を選択 [OK] をクリックします。
ヒント: タスクに日付と時刻を追加すると、設定した日時に通知が届きます。 - 省略可: スペースの特定のメンバーにタスクを割り当てるには、[割り当て] 目的のユーザー名をクリックします。スペースのメンバーではないユーザーにタスクを割り当てるには、まずそのユーザーをスペースに招待してください。
ヒント: タスクを割り当てられたユーザーがスペースから退出しても、そのタスクは、スペースおよび Google ToDo リストの個人用タスクリストには表示されたままになります。 - [追加] をクリックします。
タスクを作成すると、そのことを全ユーザーに知らせる通知がスペースに表示されます。
ToDo リストの期限を設定し、定期的なリマインダーを追加できます。期限を追加すると、カレンダーにもタスクが追加されます。
- Gmail、Google カレンダー、Chat、Google ドライブのどれか一つを開くか、Google ドキュメント、スプレッドシート、スライドのいずれかでファイルを開きます。
- 右側の ToDo リスト アイコン をクリックします。
- 既存のタスクをクリックするか、新しいタスクを作成します。
- 日時を追加するには、[日時] をクリックします。
- [日時] の横にある繰り返しアイコン をクリックします。
- [繰り返す間隔] で、[日]、[週]、[月]、[年] のいずれかを選択します。
- [終了日] で、この繰り返すタスクの終了日を設定するかどうかを選択します。
- 終了日を設定しない場合は、[なし] を選択します。
- 特定の終了日を設定する場合は、[終了日] を選択し、日付を選択します。
- [繰り返し] を選択し、繰り返す回数を選択します(指定した回数だけタスクを繰り返したら終了します)。
- [OK] をクリックします。
ToDo リストの基本操作の詳細:Google Workspace の ToDo リストを使ってみる
スプレッドシートを使いこなす
スプレッドシートにチェックボックスを追加する- パソコンの Google スプレッドシートで、スプレッドシートを開きます。
- チェックボックスを挿入するセルを選択します。
- 上部のメニューで [挿入] [チェックボックス] をクリックします。
- チェックボックスを削除するには、削除するチェックボックスを選択してから Delete キーを押します。
- パソコンの Google スプレッドシートで、スプレッドシートを開きます。
- グラフに含めるセルを選択します。
- [挿入] [グラフ] をクリックします。
スプレッドシートのタブの色を変更することで、見分けやすくなります。
- シートタブの下矢印アイコン をクリックします。
- [色を変更] をクリックして、色を選択します。
- (省略可)カスタムの色を選択するには、[カスタム] をクリックし、スライダーを使用するか、色の数値を入力して色を設定します。
アプリでスクリプトを記述したり、手動でデータを削除したりしなくても、重複する値をスプレッドシートから簡単に削除できます。
- Google スプレッドシートで、スプレッドシートを開きます。
- 削除したい重複データが含まれるデータ範囲を選択します。
- [データ] [重複を削除] をクリックします。
- 対象の列を指定し、データにヘッダーがあるかどうかを選択します。
- [重複を削除] をクリックします。
- ステータス ウィンドウで [OK] をクリックします。
Google スプレッドシートでマクロを使用すると、繰り返し実行するタスクを自動化して時間を節約できます。たとえば、新しく読み込んだデータを書式設定したり、複数のスプレッドシートの四半期データをもとに同じグラフを繰り返し作成したりする必要があるとします。手動で同じ手順を繰り返す場合は数時間かかる可能性がありますが、スプレッドシートのマクロを使えば、それらの操作を記録して簡単に再利用できます。コードを記述する必要はありません。
- パソコンで、sheets.google.com からスプレッドシートを開きます。
- 上部の [拡張機能] [マクロ] [マクロを記録] をクリックします。
- 画面下部で、マクロで使用するセル参照のタイプを選択します。
- 絶対参照を使用: 記録時に使用したセルでタスクを実行するマクロが作成されます。たとえば、セル A1 を太字にする操作を記録すると、クリックしたセルに関係なくセル A1 を太字にするマクロが作成されます。
- 相対参照を使用: 選択したセルとその周辺のセルでタスクを実行するマクロが作成されます。たとえば、セル A1 と B1 を太字にする操作を記録すると、作成されたマクロを使用してセル C1 と D1 を太字にすることができます。
- 記録するタスクを実行します。完了したら [保存] をクリックします。
- マクロに名前を付けてカスタム ショートカットを作成し、[保存] をクリックします。
- 注: Google スプレッドシートでマクロを作成すると、Apps Script が作成されます。作成された Apps Script を編集するには、上部の [ツール] [スクリプト エディタ] をクリックします。
マクロを実行するには、[拡張機能] [マクロ] 目的のマクロをクリックします。
他のユーザーがシートおよび範囲を変更できないようにする
- Google スプレッドシートでスプレッドシートを開きます。
- [データ] [シートと範囲を保護] をクリックします。右側にボックスが表示されます。
- [シート / 範囲を追加] をクリックするか、既存の保護をクリックして編集します。
- 範囲を保護するには、[範囲] をクリックします。シートを保護するには、[シート] をクリックします。
- [範囲]: 保護範囲を変更するか新たに入力するには、スプレッドシート アイコンをクリックして、スプレッドシート内の範囲をハイライト表示します。
- [シート]: 保護するシートを選択します。シート内の特定のセルを保護対象から除外する場合は、[特定のセルを除く] のボックスをオンにします。
- [権限を設定] または [権限を変更] をクリックします。
- 編集を制限する方法を選択します。
- 他のユーザーが編集しようとしたときに警告が表示されるようにするには: [この範囲を編集するときに警告を表示する] を選択します。ただし、本当に編集しても良いかどうかを確認するメッセージが表示されるだけで、他のユーザーによる編集をブロックするものではありません。
- 範囲やシートの編集を許可する相手を選択するには: [この範囲を編集できるユーザーを制限する] を選択します。以下のいずれかを選択してください。
- 自分のみ: 自分(自分がオーナーでない場合はオーナーも含む)が範囲やシートを編集できます。
- ドメインのみ: Google スプレッドシートを学校や職場で利用している場合、ドメイン内のユーザーだけが範囲やシートを編集できます。このオプションは、ドメイン内の全員がスプレッドシートを編集できる場合にのみ選択可能です。
- カスタム: 選択したユーザーだけが範囲やシートを編集できます。
- 別の範囲から権限をコピー: 別のセル範囲やシートに設定した権限を再利用します。
- [保存] または [完了] をクリックします。
保護されたセルを表示するには、[表示] [表示] [保護されている範囲] をクリックします。こうすると、そのセルには縞模様の背景が表示されます。
スプレッドシートを非表示にする
- Google スプレッドシートでスプレッドシートを開きます。
- 非表示にするシートをクリックします。
- シートタブで下矢印アイコン をクリックします。
- [シートを非表示] をクリックします。スプレッドシートに複数のシートが含まれていない場合は、このオプションは表示されません。
注: 編集権限を持つユーザーはシートを再表示できます。閲覧のみの権限が付与されているユーザーにはシートは表示されませんが、コピーを作成すればそのシートを再表示できます。
他のユーザーに表示される内容を変更せずにデータをフィルタする
パソコンでは、フィルタを適用して、フィルタされたデータを自分が閲覧しているスプレッドシートにのみ適用することができます。フィルタ表示の変更内容は自動的に保存されます。
- パソコンの Google スプレッドシートで、スプレッドシートを開きます。
- [データ] [フィルタビューを作成] をクリックします。
- データを並べ替えてフィルタします。
- フィルタ表示を保存するには、右上の [ビューを保存] をクリックします。
- [保存] をクリックします。
他のユーザーにもデータのフィルタが表示されるようにすることもできます。
効果的かつインタラクティブなプレゼンテーションを作成する
ドキュメント エディタのテンプレートを使ってプレゼンテーションを作成する文字書式をコピー
テキストの書式を他の場所に簡単にコピーできます。
- スプレッドシート、ドキュメント、スライドで、セルやテキストの書式を設定します。
- 書式設定したセルまたはテキストを選択し、左上のペイント ローラー アイコンをクリックします。
- 別のセルをクリックするか、テキストを選択します。セルまたは選択されたテキストに同じ書式設定が適用されます。
新しいプレゼンテーションにテーマをコピーする
スライドのテーマを、既存または新しいプレゼンテーションにコピーすることもできます。
注: 読み込み可能なテーマは、既存の Google スライドまたは PowerPoint プレゼンテーションのテーマのみです。プレゼンテーション全体の背景にお好きな画像を使用することもできます。
- パソコンで Google スライドのプレゼンテーションを開きます。
- 上部の [スライド] [テーマの変更] をクリックします。
- 右下の [テーマをインポートする] をクリックします。
- 使用するプレゼンテーションをダブルクリックします。
- 使用するテーマをクリックします。
- [テーマをインポート] をクリックします。
Google スライドのプレゼンテーションに大量のデータが含まれる場合は、情報をグラフに変換して、ユーザーが視覚的に理解できるようにします。それには、Google スプレッドシートでグラフを作成してプレゼンテーションに追加するだけです。グラフはスプレッドシートのデータにリンクされているので、データを変更すると、プレゼンテーションのグラフも自動的に更新されます。
グラフを挿入する
- パソコンの Google ドキュメントまたは Google スライド でドキュメントまたはプレゼンテーションを開きます。
- [挿入] [グラフ] [スプレッドシートから] をクリックします。
- 追加するグラフが含まれているスプレッドシート、[選択] の順にクリックします。
- 追加するグラフをクリックします。
- グラフをスプレッドシートにリンクさせない場合は、[スプレッドシートにリンク] のチェックボックスをオフにします。
- [インポート] をクリックします。
プレゼンテーションから直接グラフを編集する
- パソコンの Google ドキュメントまたは Google スライド でドキュメントまたはプレゼンテーションを開きます。
- [挿入] [グラフ] [スプレッドシートから] をクリックします。
- 追加するグラフが含まれているスプレッドシート、[選択] の順にクリックします。
- 追加するグラフをクリックします。
- グラフをスプレッドシートにリンクさせない場合は、[スプレッドシートにリンク] のチェックボックスをオフにします。
- [インポート] をクリックします。
スプレッドシート内の元のグラフと一致するようにグラフを更新します
直前に急いで加えた変更をスライドまたはドキュメント内のグラフに確実に反映させることができます。
- パソコンの Google ドキュメントまたは Google スライドでドキュメントまたはプレゼンテーションを開きます。
- グラフ、表、スライドのいずれかの右上にある [更新] をクリックします。
フローチャートや図などの図形描画を作成する
- パソコンでドキュメントを開きます。
- 左上の [挿入] [描画] [新規] をクリックします。
- 編集ツールを使用して図形、線、またはテキストを挿入します。
ドキュメントやプレゼンテーションに図形描画を追加する
- パソコンでドキュメントを開きます。
- 左上の [挿入] [図形描画] [ドライブから] をクリックします。
- 挿入する図形描画をクリックします。
- [選択] をタップします。
その他の図を挿入する
重要: ラテン文字を使う言語であれば、どの言語でも図を挿入できます。
- パソコンの Google スライドでプレゼンテーションを開きます。
- 図を追加するスライドに移動します。
- 画面上部の [挿入] [図] をクリックします。
- スタイル、階層数、テンプレートを選択します。
- 図がスライドに追加されます。追加した図は自由に変更することができます。
発表者だけが見ることのできるスピーカー ノートをプレゼンテーションに追加できます。スピーカー ノートはプレゼンテーションが共有されているユーザーにも表示され、プレゼンテーション中は別ウィンドウに表示されます。
- Google スライドでプレゼンテーションを開きます。
- 右上のスライドショー の横にある下矢印 をクリックします。
- [プレゼンター表示] をクリックします。
- [スピーカー ノート] をクリックします。
スライドの下にテキストを追加できます。
Google スライドのプレゼンテーションでは、必要に応じて Q&A のライブ セッションを開始し、質問を画面に表示することが可能です。閲覧者はどのデバイスからでも質問できます。
Q&A を開始して視聴者から質問を受ける
- Google スライドのプレゼンテーションを開きます。
- 上部のスライドショー アイコン の横にある下矢印 をクリックします。
- [プレゼンター ビュー] をクリックします。
- 新しいウィンドウで、[ユーザーツール] をクリックします。
- 新しいセッションを開始するには、[新しいセッションを開始] をクリックします。
- 最近のセッションを再開するには、[最近のセッションを続行] をクリックします。
- Q&A を終了するには、Q&A ウィンドウのオン / オフスイッチをクリックします。
- ヒント: Q&A をオフにしなくても、Google スライドのプレゼンテーションを終了すると Q&A のビューも自動的に閉じます。
セッションを開始すると、プレゼンテーション中にプレゼンテーションの短縮 URL がスライドの上部に表示されます。視聴者はブラウザに URL を入力して質問を送信できます。質問は [プレゼンター表示] ウィンドウに表示されます。
視聴者に質問を表示する
プレゼンターは、プレゼンテーション中に閲覧者からの質問を表示できます。
- [ユーザーツール] で、表示する質問を見つけます。
- [表示] をクリックします。
- 質問を切り替えるには、別の質問で [表示] をクリックします。
- 質問を非表示にするには、[非表示] をクリックします。
次のステップ
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